2016年08月10日
開拓の日々 ~ハイシーズン奮闘記~
♪The Dells / Oh, What a Night
Oh, What a night~♪
終~わらな~ぁい♪ ヘ(๑´O`๑)ノ♬
こんにちは!!(●゜Д゜●)ノ
ここのところずっと開拓が”終わらない”くろねです(笑)
6~7月のハイシーズン、皆さま元気な渓流ライフを過ごされましたでしょうか?
私は同僚のTaruと共に、気が狂ったように未開拓の沢ばかり巡っておりました。w
すっかり釣行が溜まってしまい、何から書くべきか躊躇いを隠せませんが(自分で蒔いた種;)
ひとまず今回は動画を挿入したダイジェスト形式で綴ってみます。
※長文陳謝m(__)m
――――――――――――――――――――――――――――
まずは6月21日—―。
前日は秋田市内で会社の飲み会があった為、二日酔いの中以前一度だけ行ったことのある沢へ立ち寄る。
行ったことがあるといっても、釣りを始めたばかりの頃に兄に連れて行ってもらっただけ。
なので渓相も退渓点も何にも覚えちゃいない、実質開拓釣行だった。
―――現場到着。
最高の渓相—。
天候・水量問題無し!
ただちょっとだけ
胸やけと吐き気と頭痛と立ち眩みと足が重くて上がらない程度である。
問題無し!!(皆さん飲み過ぎには気をつけましょう;)
重い体に鞭を打ちながらも、開拓の緊張感・高揚感と共に歩を進めると
「ここは釣れます」と書いてありそうな程のポイントが見えた、、
―――――その時である。
左側からカモが大量の子ども達を引き連れて楽しそうに走って来た。
「いや・・・待って・・・・あ・・・・・あぁあああああ・・・」
―――案の定、
カモの親子たちは全盛期のけんじワールドさながらに大はしゃぎで1級ポイントを瞬く間に潰してくれた。
―――深いため息と共に仕方ないと釣り上がるも、
その後もその親子は我々を先導するかのように上流へ上流へと移動。
おかげでその先は行けども行けども大場所は壊滅的で小場所からポツポツ拾うだけの苦しい釣りとなった。
――――――――――――――――――――――――――――
続いて6月24日――。
先日の苦しい釣りに懲りずに、地図とにらめっこをして新たなエリアの開拓を決行。
草が複雑に生い茂り、途中迷子になりそうな状態で右往左往していると
「ズバァーン!!!」
とすぐ近くで銃声のような炸裂音。
「え・・・・」(;゜;∀;゜;;)
色々な意味でビビりながら様子を伺いつつ前進。
どうやらこの沢、普段人はあまり入っていないようだ。
サイズは伸びないもののヤマメ達の好反応がコンスタントに続いた。
―――堰堤まで登り詰めて納得。
この区間、、退渓点らしきものが見当たらない。;;;;;
前回も若干無理矢理の退渓ではあったが、今回はその比でない(苦笑)
「そりゃあ人も入ってないわけだw」
そんな事を思いながらも、”下まで降るのめんどくさい”という
不合理な理由で無茶な退渓を選択する我ら。
長い急斜面を、木々の根元だけを手掛かりに腕力で登り詰め、無理矢理突破。
かえって疲れたが、なんとか無事に帰路についた。
――――――――――――――――――――――――――――
7月1日――。
この日は久しぶりの単独釣行。
前にお世話になった沢だが、時間の許す限り上流まで詰めてみる事にした。
相変わらず渓相のバランスが素晴らしい沢である。
何より源流部までずっと林道が沿っている安心感が素晴らしい(笑)
大型の個体こそ姿を見せないものの(そもそも何故かこの沢で大型を見た事が無い;)、
さすがにそこはハイシーズン、活性は高く思う存分遊んでくれた。
そしてこの日は今期実践してみようと思った事のひとつ、
”ウェットウェーディング”にも挑戦してみた。
濡れるのを前提にして川に入るので、
入った直後ばかりは冷たさに震えるが
直ぐに慣れ、「もうどーでも良くなる」感じだった。
この日は若干肌寒かったが、日を選べば快適なスタイルには違いないだろう。
ただ、ひとつだけ留意すべき点は「靴」。
今履いてる物も水捌けは悪い方では無いのだが、
ソックス内部に水が入る事でシューズ内部の空間には全て水が入り込む事になり、
歩行の際は意外な程ずっしりと重くなる。
普通のソックスウェーダーではソックスが風船状になるため空間が無くなり気にならないが、
ウェットウェーディングを快適にする為には、極端な程水捌けの良い物を選ぶ必要が有ると感じた。
――――――――――――――――――――――――――――
7月5日――。
この日は2度程行ったことのある規模の大きな沢へ朝一番に入渓したものの
あまりにも反応が薄すぎた為(人気河川の宿命)戻りがてらの河川変更。
全く入った事のない河川。
全体的に水温は高く、流れの淀みも多くウグイでも出そうな雰囲気。
「まぁまぁ、とりあえず釣ってみるか」と再スタートを切る。
序盤、ガンガン瀬の脇にあった小さな巻き返しにルアーを放ってみると、、
思わぬ大物が!(;゜□゜;;))
なんとニジマス!!
全く予期せぬ事態に興奮と驚きを隠せなかったが、
この先釣り上がって行くにつれ最終的に納得した。
何を納得したかって?。。。
単刀直入に言うと、、
入る河川を間違えていたのだ(苦笑)
地図をしっかり見て決めたはずが、
実際は思っていた沢と違う沢に入っていた。
この河川の上流にはニジマスの放流されたエリアがある。
そりゃいるはずだわ(笑)
とんだうっかりちゃっかりな釣行となった。
――――――――――――――――――――――――――――
7月12日――。
この日は午後に私用があった為、近場の河川を選択。
ホームと言っていいの程の近場ではあるが、
中流域は激戦区という話をよく聞く為今の今までほとんど足を運ぶ事は無かった。
実際来てみると、なるほど。
規模こそ大きくはないが、”良い河川”である。
落ち込みからの開きの規模・深さが魚が付くには調度良く、
適度に懐も有る為激戦区ながら個体数も極端に少ないというわけでは無さそうだった。
そして嬉しいのが他の河川と比べても圧倒的に足元が安定している事。
ヌルが殆ど無いのはこの時期大変助かる。
まずは相方のtaruが良型のヤマメを釣り上げ、
その後間もなく私のルアーにも岩魚が跳びついて来てくれた。
taruの釣ったヤマメを見ても思ったが、この河川の魚体は全体的に白っぽく、
シルキーな色味だった。
「魚」!という生々しさよりも、絵画に近い美しさ。
一匹釣り上げる毎に、その美しさに見惚れた。
その後も数こそ多くは無いが、上流域までポツポツと釣果を上げる事ができた。
急斜面を高巻く堰堤越えに苦労したり、
その際に携帯を落としてtaruに拾ってもらったりと
相変わらずうっかりした行動も多かったが、
何よりも地元にこんな素晴らしい沢がある事が素直に嬉しかった。
【おまけ】
古代遺跡の様な堰堤を見つけはしゃぐ頭の弱い子↓(私)


――――――――――――――――――――――――――――
7月22日――。
この日は慣れ親しんだ沢の、いつも行っていた区間よりさらに上流の開拓に挑戦。
いきなりその場所には行けない為、まずは中流域から登り始める。
開始と同時にtaruがヤマメをヒット。
活性は悪くは無いようだ。
この沢の景色はいつ見ても癒される――。
渓に負けない魚体の鮮明さ――。
途中こんな可愛そうな腹ぺこ岩魚もいたが、
コンディションの良い良型も飽きない程度に顔を出してくれた。

――いよいよ問題の区間。
今までは高巻く事は不可能だと思っていた堰堤。
しかし、ここしばらくの開拓釣行でのハードな高巻を経験して来た我々の目には
同じ堰堤でも以前とは見え方がまるで違った。
「これは巻ける」
確信を持って高巻きを挑むと、
今までの諦めが嘘のようにあっさりと実現出来てしまった。
開拓の経験は無駄ではなかった。。
さぁ!いよいよ開拓だ!
気合いを入れ直して再開。
水は少なめだが、ポイントが連続して延々と連なっている。
開きの尻にルアーを放るとわらわらと魚影が集まる――。
ヒット!
案の定。
ここはもう林道も何も無い上流域。
放流魚が登れる魚道も無い。
ネイティブな岩魚達が次々と歓迎してくれた――。
この勢いで更なる岩魚パラダイスに――
―――と、思って進んでみると間もなく・・
切り立った崖に巨木が流れを堰き止め、どん深の通行止めになっていた。
泳げばいけない事もないが、この装備でそれはさすがに無理。
これ以上の遡上は今回は諦める事にした。
一時間にも満たない短い開拓ではあったが、開拓した区間の規模以上に
不可能を可能にできた嬉しさが何よりの収穫となった。
――――――――――――――――――――――――――――
・・・、と
こんな感じです。
えらい長文になってしまいすみませんでした!!(;´д`;;)
記事というよりもはや絵日記ですね(苦笑)
最後まで読んで下さった方、動画を見て下さった方、
ホントに有難うございます;;;;;
猛暑から秋の低活性と、皆さんもこれからますます厳しい闘いになるかと思いますが
良い魚と出逢う為、素晴らしい自然を満喫する為に
精一杯頑張っていきましょぉ~!!!(ノ`O゜●)ノ゛
P.S.
未熟者の我々が最近積極的に開拓を行えているのには実は理由があります。
実は今シーズン、素晴らしいスマホのアプリを見つけたんです。
実はこの「ジオグラフィカ」というアプリ、
圏外エリアでもかなり正確に近い現在地を確認できるのです。
おまけに表示されているのは国土地理院の地図!
等高線や地形・堰堤までわかり易く表示される為、
開拓釣行には心強い味方となってくれます。
もしかしたらとっくの昔にご存知の方も居られるやもしれませんが、
これは個人的におススメです!
ただ説明書きが無いので使い方を習得するまで少々勉強が必要な事と、
起動中の電池の減りが早い点に関しては要注意ですが^^;
~Fin~
2016年06月17日
「408」の癖がスゴイ話
♪Eagles - Desperado
御存じの通り、イーグルスは数多くの心に響くメロディを生み出してきた。
この曲はその中でも私が歩むべき道に迷いそうな時に昔から聴いてきた一曲。
ならず者——。
嘆きや憂いに寄り添う慈しみを感じさせる名曲。
グレン・フライの死から約半年。
年々好きなアーティストが一人、また一人と亡くなっていく。
かつての名手たちにも月日は平等に流れているから致し方無い事なのはわかってはいるが
なんとも寂しい限りだ。
———————————————————————————————
こんにちは!
最近ではすっかりアイコス芸人の仲間入りをしたくろねです(●゜ρ゜)y-゜゜
最初は独特の匂いや充電の手間に煩わしさを感じていましたが、
慣れてしまうとメリットの多さの方が勝ってきますね~。
”ヤニ”・”灰”からの解放は素晴らしいものがあります。
なんといっても喫煙時の嫁様の冷たい視線が気にならなくなったのが嬉しい(泣)
これも時代の流れですな。
さすがにくわえ煙草は出来ないので、釣りの最中は普通の煙草を吸いますけどね^^;
さてさて、今日は愛用し続けている”あの”リールの話をしようと思います。

Mitchell 408
以前その思い入れの強さや愛用に至った経緯については語らせて頂きましたが、
今回は機構面でもう少し掘り下げた話。
お使いの方は勿論ご存知の事ばかりとは思いますが、
オールドリールに興味はあってもいまいちどんな物なのかわからないという方へ
メンテナンスついでにご紹介していこうと思います。
まず裏面のカバーを開けると中はこんな感じ、

408特有の目の細かいスパイラルべベルギヤが確認できますね。
ミッチェルに限った話ではないですが、
この年代(1960年代)のリールは極めてシンプルな構造。
では早速分解してみましょう。

汚っ!(|||゜Α゜;;)
ここ最近めんどくさがってほったらかしでした。。ごめんなさい(笑)
クリーナーでキレイに洗うと、、

こんな感じです♪(*^^*)
構造がシンプルなだけあって、当然部品点数も少ないです。
ベアリング部を1つとして考えると、細かい物全部合わせても30数点。
さらにメンテナンスで分解する部分となると20程度と少ない為、
ものぐさな私でも頻繁にメンテナンスできます。
一般的にメンテナンスがし易いと言われるカージナル以上に単純な構造。
もしも現場でリールが壊れてしまった場合、
実際は時間が惜しくてサブのリールで対応してはいますが
部品さえあればその場で修理できる安心感が現代のリールとの違いですね。
あ、勿論世の中には現代の複雑なリールもあっさりと
分解メンテナンスされる方も沢山いらっしゃいます。
単純に、不器用な上忘れっぽい性格の私にはこれくらいの部品点数が限度なんです(笑)
ミッチェル408の特徴としてよく挙げられるのが、
・ハイスピード仕様のスパイラルべベルギヤ
・濃紺のボディと卵型シルエット
・巨大な足
・プラナマチックオシュレーションシステム
・アンチストッパ釣法(ランディング時のみストッパをかける)
――といったところですが、
今回はその中でもいまいちわかりづらい
『プラナマチックオシュレーションシステム』と
『アンチストッパ釣法の必要性』について
ざっくりですが説明をしてみようと思います。

”オシュレーションシステム”というのは、要するにスプールの上下動の機構の事。
ではそのプラナマチックとはなんぞや?ということですが、
言葉の意味は・・・
私に聞かれても困ります(ぇ
それはともかく、実際の動き方に関しては下の図にまとめてみました。

普通に波打つ周期で上下する通常のオシュレーション動作に対して、
プラナマチックでは上に行っては真ん中で留まり、下に行ってはまた真ん中で留まる。
この奇妙な動きのおかげで、スプールに巻かれた糸の形状は・・・

こんな具合に樽型になってしまいます。
いや、別に樽型になるからどーこーという話ではありませんが、
実はこの独特の動きがもたらしている効果の方がなんとも目からウロコなんです。
通常の摺動とは異なり、プラナマチックオシュレーションでは
一回の動作の度に中央付近で留まる影響で摺動の周期がスローになり
その結果密巻の状態になります。
密巻になるとそうでないものと比べ、
ライン放出時の摩擦によるロスが少ない為よく飛ぶらしいです。
しかし、ただ摺動をスローにしただけではライン同士が食い込み易くなってしまい、
キャスト時の思わぬトラブルの原因となってしまう。
※ラインの出が悪くていまいち飛ばなかったり、
変にラインがまとまって、ぼさぁっ!(゜Д゜゛)ノξ
と飛び出てしまうアレです。
そんなところまで考慮の上設計されているのがこのオシュレーションシステム。
中央付近の動きを抑えた分
上限(もしくは下限)へと向かう際には急速な動作となり、
部分的ではあるものの上下2段階の細やかな綾巻が構成される事で
ラインの食い込みを防いでいるんです。
そして実は、巻き上がりの樽のような形にもちゃんとメリットがあります。
丸いシルエットになることで、筒に巻くというよりは球状の物体を縛るような状態になり
よりテンションがかかった状態で巻き付けられる為ラインのズレが発生しづらいので
あのぼさぁっ!(゜Д゜゛)ノξが起こりづらいのです。
これがこのリールにおいて
「ストレスフリーに飛距離が出せる」
と言われている所以です。
現代のリールにはこの機構が採用されているものが無いので
実際の合理性はいか程なのかはなんとも言えませんが、
こんな優れた機構を半世紀も前に開発されていたという事自体驚きですね。
勤勉で研究熱心な日本人やドイツ人が作る物も精度の高さは勿論素晴らしいですが、
やはりフランスというお国柄なのか、発想のセンス自体がスゴイと思います。
———さて、次に「アンチストッパ釣法の必要性」について。
ミッチェルは正規の説明書にも
「ストッパはランディング時以外かけないで下さい」
というような内容が記されています。
一般的なリールを使っている方からすれば、そんなめんどくさい事する意味自体不明ですよね。(?ρ?)
カージナルだってそんな使い方をする人は見たことありません。
私自身最初の頃はそんな事気にせずにストッパをかけたまま”カリカリ”と音を出しながら使用していました。
しかしやはり必要だったのです。
ミッチェルのストッパ(ワンウェイ)の構造部はこんなんなっています。

このひよこのような可愛い部品のクチバシが
べベルギヤの裏に一体形成されたギザギザの部分に当たってストッパがかかる仕組み。
ストッパをかけるとこのロックポイントがずっとギヤ部に押し付けられている状態になり、
そのまま延々と使用していると気が付けばギヤのギザギザが丸くなってしまうんです。
最後はストッパが一切掛からない状態に・・・(|||゜∀゜)
身をもって体験しました・・はい(;π;)
素材自体が柔らかいので仕方の無い事なのでしょうが、ここはこのリールの一番の弱点な気がします。
中古の408を購入しても、結構な割合でこのギヤが摩耗している個体を見かけます。
とっくの昔に部品の生産も打ち切られているので、
この先も長く使いたいからこそ教科書通りの使用法を守らければと思いました。
でも実際に忙しない渓流の流れで、
ヒットしてから即座にストッパをかける事なんてできるのか?
A.——できるようになるんです(笑)
もちろん私もしばらくは慣れずに、
掛かった瞬間ハンドルが押し戻されて
ストッパをかける間もなく「びっくりバラシ」を多発しておりましたが、
今ではヒットの瞬間無意識のうちに左手薬指が勝手にストッパをかけてくれています。
人間、慣れるもんですね(^^;;)
不思議なもので、使い続ける事によって
年々自分の身体の一部のように馴染んでいくのを感じます。
今後も愛機408と共に沢山の思い出を刻んでいきたいと思います(=゚ω゚)ノ
ところで近況ですが、釣行はぼちぼちしております。
いつもの同僚との釣行、久々の兄との釣行等。
なかなか更新が捗らず申し訳有りませんが、
また面白いネタがありましたらどんどん更新していこうと思いますので宜しくお願いしますね♪(o^^o)
では今日はこの辺で(^ー^)ノ
御存じの通り、イーグルスは数多くの心に響くメロディを生み出してきた。
この曲はその中でも私が歩むべき道に迷いそうな時に昔から聴いてきた一曲。
ならず者——。
嘆きや憂いに寄り添う慈しみを感じさせる名曲。
グレン・フライの死から約半年。
年々好きなアーティストが一人、また一人と亡くなっていく。
かつての名手たちにも月日は平等に流れているから致し方無い事なのはわかってはいるが
なんとも寂しい限りだ。
———————————————————————————————
こんにちは!
最近ではすっかりアイコス芸人の仲間入りをしたくろねです(●゜ρ゜)y-゜゜
最初は独特の匂いや充電の手間に煩わしさを感じていましたが、
慣れてしまうとメリットの多さの方が勝ってきますね~。
”ヤニ”・”灰”からの解放は素晴らしいものがあります。
なんといっても喫煙時の嫁様の冷たい視線が気にならなくなったのが嬉しい(泣)
これも時代の流れですな。
さすがにくわえ煙草は出来ないので、釣りの最中は普通の煙草を吸いますけどね^^;
さてさて、今日は愛用し続けている”あの”リールの話をしようと思います。
Mitchell 408
以前その思い入れの強さや愛用に至った経緯については語らせて頂きましたが、
今回は機構面でもう少し掘り下げた話。
お使いの方は勿論ご存知の事ばかりとは思いますが、
オールドリールに興味はあってもいまいちどんな物なのかわからないという方へ
メンテナンスついでにご紹介していこうと思います。
まず裏面のカバーを開けると中はこんな感じ、
408特有の目の細かいスパイラルべベルギヤが確認できますね。
ミッチェルに限った話ではないですが、
この年代(1960年代)のリールは極めてシンプルな構造。
では早速分解してみましょう。
汚っ!(|||゜Α゜;;)
ここ最近めんどくさがってほったらかしでした。。ごめんなさい(笑)
クリーナーでキレイに洗うと、、
こんな感じです♪(*^^*)
構造がシンプルなだけあって、当然部品点数も少ないです。
ベアリング部を1つとして考えると、細かい物全部合わせても30数点。
さらにメンテナンスで分解する部分となると20程度と少ない為、
ものぐさな私でも頻繁にメンテナンスできます。
一般的にメンテナンスがし易いと言われるカージナル以上に単純な構造。
もしも現場でリールが壊れてしまった場合、
実際は時間が惜しくてサブのリールで対応してはいますが
部品さえあればその場で修理できる安心感が現代のリールとの違いですね。
あ、勿論世の中には現代の複雑なリールもあっさりと
分解メンテナンスされる方も沢山いらっしゃいます。
単純に、不器用な上忘れっぽい性格の私にはこれくらいの部品点数が限度なんです(笑)
ミッチェル408の特徴としてよく挙げられるのが、
・ハイスピード仕様のスパイラルべベルギヤ
・濃紺のボディと卵型シルエット
・巨大な足
・プラナマチックオシュレーションシステム
・アンチストッパ釣法(ランディング時のみストッパをかける)
――といったところですが、
今回はその中でもいまいちわかりづらい
『プラナマチックオシュレーションシステム』と
『アンチストッパ釣法の必要性』について
ざっくりですが説明をしてみようと思います。
”オシュレーションシステム”というのは、要するにスプールの上下動の機構の事。
ではそのプラナマチックとはなんぞや?ということですが、
言葉の意味は・・・
私に聞かれても困ります(ぇ
それはともかく、実際の動き方に関しては下の図にまとめてみました。
普通に波打つ周期で上下する通常のオシュレーション動作に対して、
プラナマチックでは上に行っては真ん中で留まり、下に行ってはまた真ん中で留まる。
この奇妙な動きのおかげで、スプールに巻かれた糸の形状は・・・

こんな具合に樽型になってしまいます。
いや、別に樽型になるからどーこーという話ではありませんが、
実はこの独特の動きがもたらしている効果の方がなんとも目からウロコなんです。
通常の摺動とは異なり、プラナマチックオシュレーションでは
一回の動作の度に中央付近で留まる影響で摺動の周期がスローになり
その結果密巻の状態になります。
密巻になるとそうでないものと比べ、
ライン放出時の摩擦によるロスが少ない為よく飛ぶらしいです。
しかし、ただ摺動をスローにしただけではライン同士が食い込み易くなってしまい、
キャスト時の思わぬトラブルの原因となってしまう。
※ラインの出が悪くていまいち飛ばなかったり、
変にラインがまとまって、ぼさぁっ!(゜Д゜゛)ノξ
と飛び出てしまうアレです。
そんなところまで考慮の上設計されているのがこのオシュレーションシステム。
中央付近の動きを抑えた分
上限(もしくは下限)へと向かう際には急速な動作となり、
部分的ではあるものの上下2段階の細やかな綾巻が構成される事で
ラインの食い込みを防いでいるんです。
そして実は、巻き上がりの樽のような形にもちゃんとメリットがあります。
丸いシルエットになることで、筒に巻くというよりは球状の物体を縛るような状態になり
よりテンションがかかった状態で巻き付けられる為ラインのズレが発生しづらいので
あのぼさぁっ!(゜Д゜゛)ノξが起こりづらいのです。
これがこのリールにおいて
「ストレスフリーに飛距離が出せる」
と言われている所以です。
現代のリールにはこの機構が採用されているものが無いので
実際の合理性はいか程なのかはなんとも言えませんが、
こんな優れた機構を半世紀も前に開発されていたという事自体驚きですね。
勤勉で研究熱心な日本人やドイツ人が作る物も精度の高さは勿論素晴らしいですが、
やはりフランスというお国柄なのか、発想のセンス自体がスゴイと思います。
———さて、次に「アンチストッパ釣法の必要性」について。
ミッチェルは正規の説明書にも
「ストッパはランディング時以外かけないで下さい」
というような内容が記されています。
一般的なリールを使っている方からすれば、そんなめんどくさい事する意味自体不明ですよね。(?ρ?)
カージナルだってそんな使い方をする人は見たことありません。
私自身最初の頃はそんな事気にせずにストッパをかけたまま”カリカリ”と音を出しながら使用していました。
しかしやはり必要だったのです。
ミッチェルのストッパ(ワンウェイ)の構造部はこんなんなっています。
このひよこのような可愛い部品のクチバシが
べベルギヤの裏に一体形成されたギザギザの部分に当たってストッパがかかる仕組み。
ストッパをかけるとこのロックポイントがずっとギヤ部に押し付けられている状態になり、
そのまま延々と使用していると気が付けばギヤのギザギザが丸くなってしまうんです。
最後はストッパが一切掛からない状態に・・・(|||゜∀゜)
身をもって体験しました・・はい(;π;)
素材自体が柔らかいので仕方の無い事なのでしょうが、ここはこのリールの一番の弱点な気がします。
中古の408を購入しても、結構な割合でこのギヤが摩耗している個体を見かけます。
とっくの昔に部品の生産も打ち切られているので、
この先も長く使いたいからこそ教科書通りの使用法を守らければと思いました。
でも実際に忙しない渓流の流れで、
ヒットしてから即座にストッパをかける事なんてできるのか?
A.——できるようになるんです(笑)
もちろん私もしばらくは慣れずに、
掛かった瞬間ハンドルが押し戻されて
ストッパをかける間もなく「びっくりバラシ」を多発しておりましたが、
今ではヒットの瞬間無意識のうちに左手薬指が勝手にストッパをかけてくれています。
人間、慣れるもんですね(^^;;)
不思議なもので、使い続ける事によって
年々自分の身体の一部のように馴染んでいくのを感じます。
今後も愛機408と共に沢山の思い出を刻んでいきたいと思います(=゚ω゚)ノ
ところで近況ですが、釣行はぼちぼちしております。
いつもの同僚との釣行、久々の兄との釣行等。
なかなか更新が捗らず申し訳有りませんが、
また面白いネタがありましたらどんどん更新していこうと思いますので宜しくお願いしますね♪(o^^o)
では今日はこの辺で(^ー^)ノ
〜Fin〜
2016年04月01日
wappaga2016/初釣行の祝儀
♪Stevie Wonder / Superstition
盲目の天才、スティービー・ワンダー。
幼少期よりその異才ぶりを発揮し、
テクニカルなハーモニカと子供とは思えぬ歌唱力によってデビューし世間を驚かせた60年代。
それ以来今日まで絶え間無くヒット曲を生み出してきたモンスターアーティストである。
あらゆるジャンルを自分の音楽に溶かし、メロウな曲からグルーヴの効いたファンクまで
どの曲も一度聴いたら誰もが口ずさんでしまいたくなる程にキャッチーな旋律。
神が与えた才能とは言うが、
視力の代償と捉えるには神よ、あまりに豪華なプレゼントではないだろうか。
かつての音楽シーンを彩って来たレジェンド達が次々と亡くなられている昨今、
どうかできるだけ長生きして、この先の時代に残る”本物の音楽”を
伝え続けていて欲しいと、私は切に願う。
――――――――――――――――――――――――――――――
こんちは!くろねです!!(●゜∀`)ノ
なんとか・・
なんとか解禁に新ミノーが間に合いました!!!(T∀T●)


Wappaga Minnow 2016ver.

あの変な”シャチの浮輪”も思いのほか恰好宜しくなってくれて一安心です(●´д`)⁼3
ちなみに鰓に黒いラインが入っている方が去年よりは軽めにしたシンキング4.5g。
入っていない方はフローティングのつもりで作ったのですが、
できてみたら「スローフローティング~サスペンドの間」という実に中途半端な仕上りになりました(苦笑)

こちらは前回同様、
ムフ・・大好きな鮎カラー・・ムフフ(゜¬゜゛)怖
そして今回は昨年ビビって挑戦できなかったパーマークにも挑戦してみましたよぉ!(*゜Α゜*)

カッコいいリアル系のパーマークと迷ったんですが、可愛さに軍配が上がりシンプルな楕円タイプにしました。
なにしろ初めてだったのでビビったあまり、
シンキングの方は最初のディッピングでだいぶ薄くなっちゃいました・・が、まぁ良しとします(´д´;

懐古志向の影響、往年のパーチカラーも塗ってみました。
釣りを始めた時から、ラパラのパーチの色合いが何故か無性に好きだったもので^^;
奥のやつは・・あれは岩魚のつもりです。(雑
リップ形状ですが、今回は昨年の「デカ丸」型を少しシェイプし円錐型に変更してみました。
果たしてどうなるものか・・・
それにしてもやっぱりアパートでの製作は中々に大変なもんですね(´π`;)
苦労はしましたが、なんとか間に合って良かった~。。
――――――――――――――――――――――――――
さぁ今日は解禁!
4月1日!

毎年年券の干支の絵のチョイスが気になってしようがない私。
やはり今年も変・・・普通の猿かと思いきや、、思いっきり威嚇しとるがな(笑)

もはや恒例となりつつある”爛漫”での御挨拶。
どうか今年も事故や災害に遭う事無く素敵な釣りができますように。。(-人-)


予想通り。。
雪が少なかったこの冬、
その上早期からの気温上昇により既に渓は春真っ盛り。
早くからの渇水が懸念されるが、先の事ばかり言ってもしようが無い。
まずは現状のコンディションの良さをただ有り難く噛みしめる事にしよう。

水色良し。水量良し。天気良し!!(●´ε`)b

泳ぎ良し!!(嬉)
リップの上部をシェイプした事で引き抵抗が減った分、若干浮き上がり易さがあるのは否めないが
そもそもリップサイズはデカいままなので許容範囲。
「点」だけでなく「線」の釣りでも良い塩梅にバランスを崩して誘ってくれる・・・と信じたい。(願望)
今日はあくまでも目的は新型ミノーのスイムテストと肩慣らし。
開始もゆっくりと9時過ぎだった事もありそれ程釣果の事は考えていなかった。
が・・・

有り難いことに銀毛しかけの良型ヤマメ(27cm)が新ミノーにヒット!!(゜∀゜*)
いやぁ・・有り難い。苦労して作った甲斐があったよ・・(*;-;)
「このミノーで釣れる事は確認出来たし今日はもう満足。
もうちょっとだけ遡上したら帰って飯でも食べよう。」
なんて・・
思っていたら・・・

まさかの40岩魚!!!
―――(゜□゜;;;)―――
なんという御祝儀!
思ってもみなかったサプライズ!!
~~~~っ!!!(♯⊃⊂)
有難う!!!今年もよろしく頼むぜ!!!
まるで「嘘」のような素敵なエイプリルフールとなりました(*´ω`*)
あ・・
嘘と言っても決してこの記事自体が嘘だt・・・
信じるか信じないかはあなた次第です( ゜∀゜)ぇ

盲目の天才、スティービー・ワンダー。
幼少期よりその異才ぶりを発揮し、
テクニカルなハーモニカと子供とは思えぬ歌唱力によってデビューし世間を驚かせた60年代。
それ以来今日まで絶え間無くヒット曲を生み出してきたモンスターアーティストである。
あらゆるジャンルを自分の音楽に溶かし、メロウな曲からグルーヴの効いたファンクまで
どの曲も一度聴いたら誰もが口ずさんでしまいたくなる程にキャッチーな旋律。
神が与えた才能とは言うが、
視力の代償と捉えるには神よ、あまりに豪華なプレゼントではないだろうか。
かつての音楽シーンを彩って来たレジェンド達が次々と亡くなられている昨今、
どうかできるだけ長生きして、この先の時代に残る”本物の音楽”を
伝え続けていて欲しいと、私は切に願う。
――――――――――――――――――――――――――――――
こんちは!くろねです!!(●゜∀`)ノ
なんとか・・
なんとか解禁に新ミノーが間に合いました!!!(T∀T●)
Wappaga Minnow 2016ver.
あの変な”シャチの浮輪”も思いのほか恰好宜しくなってくれて一安心です(●´д`)⁼3
ちなみに鰓に黒いラインが入っている方が去年よりは軽めにしたシンキング4.5g。
入っていない方はフローティングのつもりで作ったのですが、
できてみたら「スローフローティング~サスペンドの間」という実に中途半端な仕上りになりました(苦笑)
こちらは前回同様、
ムフ・・大好きな鮎カラー・・ムフフ(゜¬゜゛)怖
そして今回は昨年ビビって挑戦できなかったパーマークにも挑戦してみましたよぉ!(*゜Α゜*)
カッコいいリアル系のパーマークと迷ったんですが、可愛さに軍配が上がりシンプルな楕円タイプにしました。
なにしろ初めてだったのでビビったあまり、
シンキングの方は最初のディッピングでだいぶ薄くなっちゃいました・・が、まぁ良しとします(´д´;
懐古志向の影響、往年のパーチカラーも塗ってみました。
釣りを始めた時から、ラパラのパーチの色合いが何故か無性に好きだったもので^^;
奥のやつは・・あれは岩魚のつもりです。(雑
リップ形状ですが、今回は昨年の「デカ丸」型を少しシェイプし円錐型に変更してみました。
果たしてどうなるものか・・・
それにしてもやっぱりアパートでの製作は中々に大変なもんですね(´π`;)
苦労はしましたが、なんとか間に合って良かった~。。
――――――――――――――――――――――――――
さぁ今日は解禁!
4月1日!
毎年年券の干支の絵のチョイスが気になってしようがない私。
やはり今年も変・・・普通の猿かと思いきや、、思いっきり威嚇しとるがな(笑)
もはや恒例となりつつある”爛漫”での御挨拶。
どうか今年も事故や災害に遭う事無く素敵な釣りができますように。。(-人-)
予想通り。。
雪が少なかったこの冬、
その上早期からの気温上昇により既に渓は春真っ盛り。
早くからの渇水が懸念されるが、先の事ばかり言ってもしようが無い。
まずは現状のコンディションの良さをただ有り難く噛みしめる事にしよう。
水色良し。水量良し。天気良し!!(●´ε`)b
泳ぎ良し!!(嬉)
リップの上部をシェイプした事で引き抵抗が減った分、若干浮き上がり易さがあるのは否めないが
そもそもリップサイズはデカいままなので許容範囲。
「点」だけでなく「線」の釣りでも良い塩梅にバランスを崩して誘ってくれる・・・と信じたい。(願望)
今日はあくまでも目的は新型ミノーのスイムテストと肩慣らし。
開始もゆっくりと9時過ぎだった事もありそれ程釣果の事は考えていなかった。
が・・・
有り難いことに銀毛しかけの良型ヤマメ(27cm)が新ミノーにヒット!!(゜∀゜*)
いやぁ・・有り難い。苦労して作った甲斐があったよ・・(*;-;)
「このミノーで釣れる事は確認出来たし今日はもう満足。
もうちょっとだけ遡上したら帰って飯でも食べよう。」
なんて・・
思っていたら・・・
まさかの40岩魚!!!
―――(゜□゜;;;)―――
なんという御祝儀!
思ってもみなかったサプライズ!!
~~~~っ!!!(♯⊃⊂)
有難う!!!今年もよろしく頼むぜ!!!
まるで「嘘」のような素敵なエイプリルフールとなりました(*´ω`*)
あ・・
嘘と言っても決してこの記事自体が嘘だt・・・
信じるか信じないかはあなた次第です( ゜∀゜)ぇ
~Fin~
2016年02月24日
今期の装備
♪柳ジョージ&レイニーウッド/雨に泣いている~Weeping in the rain~
故・柳ジョージ氏。
”ハスキー”なんていうか細いニュアンスよりも、”呻る獣”と言われた方がしっくりくる。
そんな男心揺さぶられる皺枯れた声。
ただ聴いているだけで潮風とバーボンの香りが漂ってくるような濃厚で塩辛いサウンド。
この曲以外にも「酔って候」「本牧綺談」「プリズナー」等々・・好きな曲を挙げたらキリが無い。
この人の音楽の特徴は正統派のリズム&ブルーズの上に乗せた演歌の様な日本特有の唄い回し。
普通に考えたらナンセンスなその組み合わせを、
肩肘張らず自然体でこれ程までにカッコよく表現出来たのは彼くらいしか私は知らない。
それもきっと、アメリカ文化への憧憬と日本人としての誇りを丸ごと抱えた
”YOKOHAMA”という土地ならではの産物なのだろう。
メディアではよく「和製クラプトン」等と安直な表現をされていた様だが、
やっている音楽の表現方法はまるで別物だと思う。
彼こそ私にとっての「粋」で「酔狂」な大人の男の象徴。
そんな男にずっとなりたかった。
・・いや、今もその憧れは変わらない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
こんにちは!(●゜д゜)ノ
ちまちまとミノー製作を進めているくろねです(^^)
皆さんのハイクォリティなハンドメイド作品に刺激を受け、
最近は見た目にもう少し個性を出そうと色んなデザイン検討してます。
今製作中なのはこんなん・・・

・・・・なんかシャチの浮輪みたいになってしまった(笑)(゜□゜|||)
まぁ試しにこのまま進めてみます^^;
さて、3年前にベストを脱ぎ捨てザックスタイルへの転身を発表した私。
もちろん現在もそのスタイルのまま変わらずに釣行に励んでいます。
しかしながら使ってゆくうちに不便な点等もあり、モノ自体は地味にちょこちょこ変わりました。
現在の装備はこちらです。


ざっくり言うと当初の”ヘッドウォーターシリーズ”が丸ごと”ドライクリークシリーズ”になっただけなんですけどねw

当初使っていたのがヘッドウォーターシリーズの中でも1/2タイプのデイパックとチェストパックだったのですが、
『軽快性を重視して選んだ1/2サイズ(11ℓ)の容量が、結局のところ”足りてない”と気付いた事』。
『チェストパックが前方に出っ張りすぎて、何だかんだ言ってもへつりの際に邪魔だった事』。
これに関しては後ろに付け替えできる機能もあるにはあるんですが、
いざ現場に立つとそんな面倒な動作は結局物ぐさな私には出来ませんでした。
あとは『防水性が無い為、ディープウェーディング時や雨天時に中の物が水浸しになってしまう事』
こんなところです。
んなもん最初っから考えたらわかるだろって事ばかりですが
それは私のソースイートイメージ・・甘い考えでした(笑)
数年前にどちらも型落ちになってしまった為に入手はしづらかったですが、
現行販売品にはランディングネットをぶら下げるDカンも付いておらず、
チェストパックの取り付け様式も変わってしまっていたのでそこは拘って探しました。
昨年からこの装備になったのですが、容量は申し分無く、
チェストパックの厚みもスッキリして快適。
堅固な防水性のおかげで多少無茶な使用状況でも安心して挑めるので非常に助かってます。^^
あ、それと魚籠も変わりました!

丸2年はアングラーズハウスのガーニークリールを使用したのですが、
毎度釣行後にしっかり干しているつもりでも結局湿気が抜けず、
いつの間にかリネンに大量の黒カビが生えてしまいました。
自然素材の宿命ですね(;_;)
そして思い切ってハイター漬けにしたところ、
真っ白になった代わりにリネンがボロボロに・・・;;
そんな落ち込んでいる私を見かねてか、嫁様が誕生日にと買ってくれたんです(嬉泣)
ありがとう嫁様!(T人T)
素材がターポリンなのでガーニークリールのように気化熱冷却は期待できませんが、
そもそもその気化熱冷却も夏場は殆ど信頼性が無い様な状態だったので同じ事。

結構マチもあるので、保冷材を入れたバッグに魚を水ごと入れて、
こまめに水を入れ替える事で鮮度の低下は幾分防げるかと思います。
自然素材では無い為使用後はゴシゴシ洗えて衛生的!
今シーズンの活躍が楽しみです♪^^
県内の皆さんはご存知の通り、我が秋田県は解禁日が4月1日に変更になっちゃいましたね。
まぁ以前の3月21日~と言っても結局河川は雪の中なので状況にそう変化は無いでしょうが、
せめて禁漁も10日遅らせて欲しかったですね~・・(-д-;)
単純に10日短くなったのは痛いです。。年券の金額は変わらんのに。。。グチグチ
まぁ文句垂れてもこればかりはどうしようもありませんね!
4月の解禁を心待ちに、今はひたすら我慢の子!!
ミノー製作に精を出しますよぉ~!!!(ノ`∀´)ノ
故・柳ジョージ氏。
”ハスキー”なんていうか細いニュアンスよりも、”呻る獣”と言われた方がしっくりくる。
そんな男心揺さぶられる皺枯れた声。
ただ聴いているだけで潮風とバーボンの香りが漂ってくるような濃厚で塩辛いサウンド。
この曲以外にも「酔って候」「本牧綺談」「プリズナー」等々・・好きな曲を挙げたらキリが無い。
この人の音楽の特徴は正統派のリズム&ブルーズの上に乗せた演歌の様な日本特有の唄い回し。
普通に考えたらナンセンスなその組み合わせを、
肩肘張らず自然体でこれ程までにカッコよく表現出来たのは彼くらいしか私は知らない。
それもきっと、アメリカ文化への憧憬と日本人としての誇りを丸ごと抱えた
”YOKOHAMA”という土地ならではの産物なのだろう。
メディアではよく「和製クラプトン」等と安直な表現をされていた様だが、
やっている音楽の表現方法はまるで別物だと思う。
彼こそ私にとっての「粋」で「酔狂」な大人の男の象徴。
そんな男にずっとなりたかった。
・・いや、今もその憧れは変わらない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
こんにちは!(●゜д゜)ノ
ちまちまとミノー製作を進めているくろねです(^^)
皆さんのハイクォリティなハンドメイド作品に刺激を受け、
最近は見た目にもう少し個性を出そうと色んなデザイン検討してます。
今製作中なのはこんなん・・・
・・・・なんかシャチの浮輪みたいになってしまった(笑)(゜□゜|||)
まぁ試しにこのまま進めてみます^^;
さて、3年前にベストを脱ぎ捨てザックスタイルへの転身を発表した私。
もちろん現在もそのスタイルのまま変わらずに釣行に励んでいます。
しかしながら使ってゆくうちに不便な点等もあり、モノ自体は地味にちょこちょこ変わりました。
現在の装備はこちらです。
SIMMS
Drycreek Daypack
&
Drycreek Chestpack
Drycreek Daypack
&
Drycreek Chestpack
ざっくり言うと当初の”ヘッドウォーターシリーズ”が丸ごと”ドライクリークシリーズ”になっただけなんですけどねw
当初使っていたのがヘッドウォーターシリーズの中でも1/2タイプのデイパックとチェストパックだったのですが、
『軽快性を重視して選んだ1/2サイズ(11ℓ)の容量が、結局のところ”足りてない”と気付いた事』。
『チェストパックが前方に出っ張りすぎて、何だかんだ言ってもへつりの際に邪魔だった事』。
これに関しては後ろに付け替えできる機能もあるにはあるんですが、
いざ現場に立つとそんな面倒な動作は結局物ぐさな私には出来ませんでした。
あとは『防水性が無い為、ディープウェーディング時や雨天時に中の物が水浸しになってしまう事』
こんなところです。
んなもん最初っから考えたらわかるだろって事ばかりですが
それは私のソースイートイメージ・・甘い考えでした(笑)
数年前にどちらも型落ちになってしまった為に入手はしづらかったですが、
現行販売品にはランディングネットをぶら下げるDカンも付いておらず、
チェストパックの取り付け様式も変わってしまっていたのでそこは拘って探しました。
昨年からこの装備になったのですが、容量は申し分無く、
チェストパックの厚みもスッキリして快適。
堅固な防水性のおかげで多少無茶な使用状況でも安心して挑めるので非常に助かってます。^^
あ、それと魚籠も変わりました!
STREAM TRAIL
Creel DX
Creel DX
丸2年はアングラーズハウスのガーニークリールを使用したのですが、
毎度釣行後にしっかり干しているつもりでも結局湿気が抜けず、
いつの間にかリネンに大量の黒カビが生えてしまいました。
自然素材の宿命ですね(;_;)
そして思い切ってハイター漬けにしたところ、
真っ白になった代わりにリネンがボロボロに・・・;;
そんな落ち込んでいる私を見かねてか、嫁様が誕生日にと買ってくれたんです(嬉泣)
ありがとう嫁様!(T人T)
素材がターポリンなのでガーニークリールのように気化熱冷却は期待できませんが、
そもそもその気化熱冷却も夏場は殆ど信頼性が無い様な状態だったので同じ事。
結構マチもあるので、保冷材を入れたバッグに魚を水ごと入れて、
こまめに水を入れ替える事で鮮度の低下は幾分防げるかと思います。
自然素材では無い為使用後はゴシゴシ洗えて衛生的!
今シーズンの活躍が楽しみです♪^^
県内の皆さんはご存知の通り、我が秋田県は解禁日が4月1日に変更になっちゃいましたね。
まぁ以前の3月21日~と言っても結局河川は雪の中なので状況にそう変化は無いでしょうが、
せめて禁漁も10日遅らせて欲しかったですね~・・(-д-;)
単純に10日短くなったのは痛いです。。年券の金額は変わらんのに。。。グチグチ
まぁ文句垂れてもこればかりはどうしようもありませんね!
4月の解禁を心待ちに、今はひたすら我慢の子!!
ミノー製作に精を出しますよぉ~!!!(ノ`∀´)ノ
~Fin~
2016年02月09日
ドライブース自作
♪RED BONE / Come and Get Your Love
70年代異色のモノホンの”インディアン”バンド、レッドボーン。
いつもこの曲が流れると不思議とほっくり心が温まる。
シンプルでソウルフル、それでいてキャッチ―でハートフルなナンバー。
どこか○和証券のCMの雰囲気に通ずるものがあって個人的に大好きです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
こんにちは!(^δ^*)
本日は休日。
嫁様は仕事なので、まったりと部屋でコーヒー飲みながら
ミノー製作に勤しんでおるくろねです。
昨シーズン色々な形状を模索はしていましたが研究は一旦中断して、
まずは解禁までに実践で使えるストックを”わっぱが”の形状で量産することにしました。
昨年作ったものは思いのほかヘビー級の重量感だったので、
今回はもうちょい軽めのバランスの良いシンキングと、
渇水時期に使いやすいフローティングバージョンも欲しいな~と。
しかしやっぱりミノー作るにあたってアパートは何かと不便・・というか気を遣う場面が多いですね~^^;;
ドブ漬けしたミノー干してるだけでも臭ぇ臭ぇ
と嫁様から大クレーム。
まぁ当然ちゃ当然ですよねw
なるべく怒られない時間や日にちを狙って、ちまちまコソコソと進めています(笑)
そんな中、最近ドライブース(乾燥箱)を自作しました。^^
て・・・「ドライブース」なんてかっこつけて呼びましたが、
要はただのミノー干し場です(゜д゜;;
換気ファンがついているなんてわけでもなんでもない、
ただのミノー干場ですw
今までは靴の空き箱にただ針金を通しただけのもの使ってたんです。
特に不便を感じていたわけでもないんですが、
使っているうちにあまりに小汚くなってしまって・・・
要は見た目の話です。
私の場合ドライブースは常に目につくところに置いてあるので、
共同で暮らす狭い部屋にあるもんだから結構気になります。
ならばいっそ作っちまおう!
インテリア雑貨みたいなイメージで作っちまおう!
お金も無いしなんとか低予算で作っちまおう!!
ということで出来たのがこちら、

材料はホームセンターで数百円の箱と板っきれを買い、あとはオール百均です(笑)
物掛け用のフックを取っ手にしたんですが、これがまた意外と開けやすい。

開けるとこんな感じになってます。

蓋の裏側にはブラックボード(ホワイトボードの黒版)を磁石で設置して、
ディッピングの回数を記していきます。覚えてらんないので^^;;

それ用のペンは左側にホルダを付けてこんな具合に。

肝心の釣り場は「?」みたいなフックネジでチェーンを張って、
下部は汚くなってきたら取替えれるようにボール紙をカットして敷いてます。

あとは使い勝手の良いように消耗品のクリップを入れておく場所を右側に、
作業中断中のミノーなんかを一時ぶら下げておくスペースを裏側に配置。


素朴なカントリー雑貨っぽくて、低コストな割には
案外満足のいく仕上がりになりました(●^□゜)v
これなら”見た目”に関しては嫁様に文句言われる心配は無さそうで良かったです。
まぁ「臭い問題」はなんら解決しませんけども(笑)
しっかしこの冬は雪が少なくて有り難いですね~。
除雪やスキー場でお勤めの方には災難なのであまり大きな声でも喜べませんが、
やっぱり一般生活者にとっては有り難い以外何者でもないです。
雪なんてもうどっかいっちまえ~♪
・・・あれ、
あ・・
あ~!マズい‼;;;;;;;;;;
雪が少ないということは予想されるのは早期からの大渇水(゜□゜;;;
うかつだった・・(--;)
どうか川が干からびませんように!!
こればっかりは祈るしか無いですね^^;
さ~て、ほんじゃこのへんで製作の続きに取り掛かります!
それではまた!^^ノ
70年代異色のモノホンの”インディアン”バンド、レッドボーン。
いつもこの曲が流れると不思議とほっくり心が温まる。
シンプルでソウルフル、それでいてキャッチ―でハートフルなナンバー。
どこか○和証券のCMの雰囲気に通ずるものがあって個人的に大好きです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
こんにちは!(^δ^*)
本日は休日。
嫁様は仕事なので、まったりと部屋でコーヒー飲みながら
ミノー製作に勤しんでおるくろねです。
昨シーズン色々な形状を模索はしていましたが研究は一旦中断して、
まずは解禁までに実践で使えるストックを”わっぱが”の形状で量産することにしました。
昨年作ったものは思いのほかヘビー級の重量感だったので、
今回はもうちょい軽めのバランスの良いシンキングと、
渇水時期に使いやすいフローティングバージョンも欲しいな~と。
しかしやっぱりミノー作るにあたってアパートは何かと不便・・というか気を遣う場面が多いですね~^^;;
ドブ漬けしたミノー干してるだけでも臭ぇ臭ぇ
と嫁様から大クレーム。
まぁ当然ちゃ当然ですよねw
なるべく怒られない時間や日にちを狙って、ちまちまコソコソと進めています(笑)
そんな中、最近ドライブース(乾燥箱)を自作しました。^^
て・・・「ドライブース」なんてかっこつけて呼びましたが、
要はただのミノー干し場です(゜д゜;;
換気ファンがついているなんてわけでもなんでもない、
ただのミノー干場ですw
今までは靴の空き箱にただ針金を通しただけのもの使ってたんです。
特に不便を感じていたわけでもないんですが、
使っているうちにあまりに小汚くなってしまって・・・
要は見た目の話です。
私の場合ドライブースは常に目につくところに置いてあるので、
共同で暮らす狭い部屋にあるもんだから結構気になります。
ならばいっそ作っちまおう!
インテリア雑貨みたいなイメージで作っちまおう!
お金も無いしなんとか低予算で作っちまおう!!
ということで出来たのがこちら、
材料はホームセンターで数百円の箱と板っきれを買い、あとはオール百均です(笑)
物掛け用のフックを取っ手にしたんですが、これがまた意外と開けやすい。
開けるとこんな感じになってます。
蓋の裏側にはブラックボード(ホワイトボードの黒版)を磁石で設置して、
ディッピングの回数を記していきます。覚えてらんないので^^;;
それ用のペンは左側にホルダを付けてこんな具合に。
肝心の釣り場は「?」みたいなフックネジでチェーンを張って、
下部は汚くなってきたら取替えれるようにボール紙をカットして敷いてます。
あとは使い勝手の良いように消耗品のクリップを入れておく場所を右側に、
作業中断中のミノーなんかを一時ぶら下げておくスペースを裏側に配置。
素朴なカントリー雑貨っぽくて、低コストな割には
案外満足のいく仕上がりになりました(●^□゜)v
これなら”見た目”に関しては嫁様に文句言われる心配は無さそうで良かったです。
まぁ「臭い問題」はなんら解決しませんけども(笑)
しっかしこの冬は雪が少なくて有り難いですね~。
除雪やスキー場でお勤めの方には災難なのであまり大きな声でも喜べませんが、
やっぱり一般生活者にとっては有り難い以外何者でもないです。
雪なんてもうどっかいっちまえ~♪
・・・あれ、
あ・・
あ~!マズい‼;;;;;;;;;;
雪が少ないということは予想されるのは早期からの大渇水(゜□゜;;;
うかつだった・・(--;)
どうか川が干からびませんように!!
こればっかりは祈るしか無いですね^^;
さ~て、ほんじゃこのへんで製作の続きに取り掛かります!
それではまた!^^ノ
~Fin~
2015年05月07日
増産、加速。
♪Richard Marx / Right Here Waiting
80年代バラードの雄、リチャード・マークス。
なんという透き通った唄声。
”胸に染み渡る声”とはきっとこういう事なのだろう。
喧騒に打ちひしがれ、心が枯れ果ててしまいそうな時・・
私は何度もこの声に救われた。
――――――――――――――――――――――――――――――――
こんにちは!(●´Д゜●)
みなさんGWはいかが過ごされましたか?
私はお出かけと引越しの準備で残念ながら山には向かえませんでした;;;
しかしながら、とりあえずは”わっぱがミノー”の増産はなんとか順調に出来ました。^^
今月から実家を離れる為今までの様には製作が出来ないので取急ぎ、
それこそ”わっぱが仕事”ですが(笑)
今回はタバコアルミではなくアルミテープで下地を作りました。
タバコアルミに比べるとアルミテープは扱い易くて良いですね♪

使いたいカラーを中心にいろんな色に塗ってみました♪
本当はパーマーク入りのカラーも作りたいところですが、まだまだ上手に出来そうにないので時間の都合上諦めました( ;´Д`)
そんな中でも思いっきり遊び心を盛り込んだのが一番右側の子。

楢岡焼カラーです(;;゜∀゜●)
楢岡焼というのは地元・・・というか隣町の伝統工芸品なのですが、
この独特な色使いが好きでなんとなく昔からお気に入りでした。
それが近年釣りという趣味を始めてから、
この楢岡焼というものをより一段と好きになってしまいました。
何故なら・・・

夜の帳が幕を開け始めた早朝。
眠い目を擦りながら、
期待と高揚感に満ちた眼差しでひた走るその先に見える光景―――
少なくとも私には、
あの時の、
淡く藍色に滲む空の色・静かに佇む山の姿とシンクロして見えるんです。

なかなか思った通りの色とまではいきませんでしたが、近い物までは持っていけたかな・・^^;;
また塗る機会があればもっとクォリティを高めたいと思います;;;
ひとまずこれで一応十数個はストックが出来たので、
とりあえず暫くは安心してキャストに集中できそうです♪^^
GW中は冒頭に申し上げた通り釣りには行けませんでしたが、
その前に2回程釣行できたのでここからはその時の報告をします。
まずは先月末の釣行。
―――――――――――――――――――――――――――――
この日はほぼ一年ぶりの同僚との二人釣り。
私のわがままにより開拓釣行という名目で、
有名河川ながら行った事の無い支流を探検することにした。
道に迷いながらなんとか現地に到着――
予想はしていたものの、やはりまだまだ雪代は収まっていないようだった。
轟々と走る荒々しい流れを前に唖然としつつも、
初めて見る渓相の豊かさに大物の育つ環境である確信を感じていた。
「今回はここはあきらめよう」
今後雪代が収まるシーズンへの期待は持てたので、あっさりと気持ちよく河川変更を決断した。
それから、地図を見て検討し同水系の他の支流に向かうことにした――

下流も水量は落ち着いている。


規模はそこまで大きくは無いが程よく懐も点在しており、まずまずの渓相に一安心。
何よりもこの天気の良さ!
温かな陽光に頬を撫でるそよ風。
ただ歩いているだけでなんと気持ちのいいこと。
うっとりとした気分で釣り始めると、まずは同僚に綺麗なヤマメがヒット!
その後も小型ながらも良い反応が続いた。



スピナーにも反応良好。

やっぱり絵になるなぁセルタは・・w
全体的に食いは浅目ながらポイントごとにしっかりと顔は出してくれる。
狙った場所から面白いように・・とまではいかないが、
それでも私の稚拙なアプローチにもきちんと応えてくれた。


自作ミノーの腹をかち割るほど良いファイトをしてくれた本日の最良型。
サイズこそ8寸程度だが、おそらくこの河川ではなかなかの強者ランクと思われる。
同僚・・いや、良き友との楽しい釣行。
そして久々の好反応に癒された一日となった。
―――――――――――――――――――――――――――――
続いて今月初め。
こちらも一年ぶりとなる兄との釣行。
・・・しかしながら、のっけから狙っていた沢を隣県の釣人に先取りされてしまうという失態;;;;
あぁ・・もうなんという・・・ (-д-;;;)
しかしこればかりは文句を言っても仕方ない。
泣く泣く諦め別の河川へと大移動し、先日コンディションが上がり始めていた沢に入渓―――

だが・・・
釣れない!(;;゜д;゜;;)
去年も兄に釣らせることが出来なかったこともあり、今年こそはと意気込んではいたが・・・
惨敗。。。
敗因はこの日照り続きによるハイプレッシャーという線が濃厚の様だ。
気温も上がり雪代もおちついて居るのにも関わらず、
一瞬顔を出してはもう一切合財だんまりを決め込むというシビアさ;;
これだからこの釣りは難しい(-з-;)
今年もすまない、兄貴。
次こそ俺の作ったピンクバックで釣り上げてくれ!
―――――――――――――――――――――――――――――
というわけで近況はこんなところです^^;
今は”わっぱがミノー”とは違う型のロールアクションメインの試作も進めております。
が、なかなか試しに行けないのが辛いところです(苦笑)
また次回釣行後にアップしますので、宜しくお願いします!
それでは皆さん、
良い釣りを!!!♪^^ノ
~Fin~
80年代バラードの雄、リチャード・マークス。
なんという透き通った唄声。
”胸に染み渡る声”とはきっとこういう事なのだろう。
喧騒に打ちひしがれ、心が枯れ果ててしまいそうな時・・
私は何度もこの声に救われた。
――――――――――――――――――――――――――――――――
こんにちは!(●´Д゜●)
みなさんGWはいかが過ごされましたか?
私はお出かけと引越しの準備で残念ながら山には向かえませんでした;;;
しかしながら、とりあえずは”わっぱがミノー”の増産はなんとか順調に出来ました。^^
今月から実家を離れる為今までの様には製作が出来ないので取急ぎ、
それこそ”わっぱが仕事”ですが(笑)
今回はタバコアルミではなくアルミテープで下地を作りました。
タバコアルミに比べるとアルミテープは扱い易くて良いですね♪
使いたいカラーを中心にいろんな色に塗ってみました♪
本当はパーマーク入りのカラーも作りたいところですが、まだまだ上手に出来そうにないので時間の都合上諦めました( ;´Д`)
そんな中でも思いっきり遊び心を盛り込んだのが一番右側の子。
楢岡焼カラーです(;;゜∀゜●)
楢岡焼というのは地元・・・というか隣町の伝統工芸品なのですが、
この独特な色使いが好きでなんとなく昔からお気に入りでした。
それが近年釣りという趣味を始めてから、
この楢岡焼というものをより一段と好きになってしまいました。
何故なら・・・
夜の帳が幕を開け始めた早朝。
眠い目を擦りながら、
期待と高揚感に満ちた眼差しでひた走るその先に見える光景―――
少なくとも私には、
あの時の、
淡く藍色に滲む空の色・静かに佇む山の姿とシンクロして見えるんです。
なかなか思った通りの色とまではいきませんでしたが、近い物までは持っていけたかな・・^^;;
また塗る機会があればもっとクォリティを高めたいと思います;;;
ひとまずこれで一応十数個はストックが出来たので、
とりあえず暫くは安心してキャストに集中できそうです♪^^
GW中は冒頭に申し上げた通り釣りには行けませんでしたが、
その前に2回程釣行できたのでここからはその時の報告をします。
まずは先月末の釣行。
―――――――――――――――――――――――――――――
この日はほぼ一年ぶりの同僚との二人釣り。
私のわがままにより開拓釣行という名目で、
有名河川ながら行った事の無い支流を探検することにした。
道に迷いながらなんとか現地に到着――
予想はしていたものの、やはりまだまだ雪代は収まっていないようだった。
轟々と走る荒々しい流れを前に唖然としつつも、
初めて見る渓相の豊かさに大物の育つ環境である確信を感じていた。
「今回はここはあきらめよう」
今後雪代が収まるシーズンへの期待は持てたので、あっさりと気持ちよく河川変更を決断した。
それから、地図を見て検討し同水系の他の支流に向かうことにした――
下流も水量は落ち着いている。
規模はそこまで大きくは無いが程よく懐も点在しており、まずまずの渓相に一安心。
何よりもこの天気の良さ!
温かな陽光に頬を撫でるそよ風。
ただ歩いているだけでなんと気持ちのいいこと。
うっとりとした気分で釣り始めると、まずは同僚に綺麗なヤマメがヒット!
その後も小型ながらも良い反応が続いた。
スピナーにも反応良好。
やっぱり絵になるなぁセルタは・・w
全体的に食いは浅目ながらポイントごとにしっかりと顔は出してくれる。
狙った場所から面白いように・・とまではいかないが、
それでも私の稚拙なアプローチにもきちんと応えてくれた。
自作ミノーの腹をかち割るほど良いファイトをしてくれた本日の最良型。
サイズこそ8寸程度だが、おそらくこの河川ではなかなかの強者ランクと思われる。
同僚・・いや、良き友との楽しい釣行。
そして久々の好反応に癒された一日となった。
―――――――――――――――――――――――――――――
続いて今月初め。
こちらも一年ぶりとなる兄との釣行。
・・・しかしながら、のっけから狙っていた沢を隣県の釣人に先取りされてしまうという失態;;;;
あぁ・・もうなんという・・・ (-д-;;;)
しかしこればかりは文句を言っても仕方ない。
泣く泣く諦め別の河川へと大移動し、先日コンディションが上がり始めていた沢に入渓―――
だが・・・
釣れない!(;;゜д;゜;;)
去年も兄に釣らせることが出来なかったこともあり、今年こそはと意気込んではいたが・・・
惨敗。。。
敗因はこの日照り続きによるハイプレッシャーという線が濃厚の様だ。
気温も上がり雪代もおちついて居るのにも関わらず、
一瞬顔を出してはもう一切合財だんまりを決め込むというシビアさ;;
これだからこの釣りは難しい(-з-;)
今年もすまない、兄貴。
次こそ俺の作ったピンクバックで釣り上げてくれ!
―――――――――――――――――――――――――――――
というわけで近況はこんなところです^^;
今は”わっぱがミノー”とは違う型のロールアクションメインの試作も進めております。
が、なかなか試しに行けないのが辛いところです(苦笑)
また次回釣行後にアップしますので、宜しくお願いします!
それでは皆さん、
良い釣りを!!!♪^^ノ
~Fin~
2015年04月24日
ハンドメイドの魅力
♪The Police / Roxanne
6~70年代の洋楽ばかりを聴いていた頃、正直80年代の音楽を毛嫌いしていた。
生々しく体温が滲み出るような音を飽食していた私の耳には、
80年代特有の空間系をふんだんに使ったドラムの音や、
整いすぎた丸いサウンドが好みでなかったのだ。
しかしながら、それは要は食わず嫌いだっただけの事。
今のバンドのドラマーと付き合い出してから、
80年代の音楽には80年代の音楽にしかない魅力がある事を教えてもらった。
そんな中で特に気になったのが、若き日のSTING率いる「POLICE」。
レゲエのもつ塩辛さをパンクサウンドに巧みに取り入れ、
無機質な”間”の中にある哀愁を効果的に前面に押し出したサウンド。
偏見無しに、単純に心の芯から、”カッコいい”と思った。
―――――――――――――――――――――――――――――
こんばんは!^^
先日お話したアユカラーが出来上がりました。

命名!
「わっぱが」というのは秋田の方言で
解釈の仕方が多数存在する、ある意味不可解な言葉の一つですが、
この場合「程度の低い仕事」もしくは「全然ダメだめ~」的な意味合いでOKです。
何しろ諸先輩方のレベルにはまだまだ程遠いので、自虐的な意味合いとも言えます(笑)

下手なりにネームも挿入^^;

不器用な私に細かい細工は出来ないので、エラ部分はシンプルに、
ただ何も無いのは寂しいのでKuroneの”K”だけ入れてみました。

こだわったのはこの馬鹿でかいリップです(笑)
実は釣りにおいての私の基本スタイルは、
アップキャストで流れの脇や緩みに落としての”点”の釣り。
必要以上のリーリングは行わず、
あえて糸フケを出しながらのトゥイッチ・シェイキングでルアーをバタつかせるメソッドを多用します。
言ってしまえばそう、
極めて岩魚向きの釣法なんです(笑)
その釣法に最も必要なスペックをこのミノーに求めた結果、
「いかにルアーを移動させずに暴れさせられるか」
というテーマを最重要視し、
”水噛みの良さ”だけに的を絞ったセッティングにしました。
決して万能タイプとは言えません。
が、自分で作るルアーだからこそ自分の理想のアクションを求めたいですからね^^
基本チャート系ではなく、ナチュラル系のカラーを好んで使う私ですが、
カラーについての自論はまた機会があればお話していこうと思います。
話が長くなっちゃうので(苦笑)
まだ重量を測る機器を購入出来ていないため、正確な重さはわかりませんが
おそらく4~5gはあるかと思います;;
ちなみに塗装に関しては、
以前simonさんが記事にてレクチャーして下さった「水性塗装」でチャレンジしました!
何しろものぐさな私。
シンナーでの塗料洗浄や換気システムなど面倒な事は出来る限り避けたかったもので・・^^;;
いざやってみて実感。
水性塗料良いですね!!
手ボケな私には何度もやり直しできるというのが非常に助けになります(;∀;)
こんな私でもなんとか一応ソレらしい(?)色を塗ることが出来て感激でした!
simonさん有難う御座いました!!(≧∀≦)

こちらはチャート系・派手系カラーを好む兄のリクエストがあったので、
出来はともかくプレゼント用にこしらえたピンクバック。

一番下の腹オレの落ち鮎風カラーは同僚のリクエストです。
―――――――――――――――――――――――――――――
と、まぁそんなこんなでスイムテストも兼ねて実釣にも行って来ました。

天気が良くて何よりです^^*

兄に渡すピンクバックが一番派手な泳ぎで、
止水のスローリトリーブでもぶりぶりと激しいウォブンロール。
浮き上がりにくさも合格です^^
兄が「アップで引いてもちゃんと泳ぎきるルアーが欲しい」と言っていたので、
これならいい仕事してくれそうです♪
スイムテストも一段落し、「さぁ釣るぞ!」と意気込んで渓を闊歩すると。
面白いように魚が出てくる出てくる!
自作のルアーにどんどん集まってくる!!
集まってくる!!!!
・・・・・が
全然掛けられません(;∀;)チーン
追わせても追わせてもなお、フックアップに至らず・・・;;;
こればっかりは私の技量不足より他ありません(恥
精進します!(ノ`O´♯)ノウォ!

しばらくコレくらいの可愛らしいヤマメ達と遊び、
手持ち無沙汰な私は、、、、、

しっかりと釣果を上げ帰路に着きました!!!(違
なかなかそう思うようにはいかんもんですよね・・;;当然です(--;;)
家に帰ってプレゼント用のルアーをラッピング。

ソレっぽくなりました(笑)
今回リクエストを受けて製作して感じたことがひとつ。
自分以外の誰かが使う為のルアーを作っていると、
そのルアーで魚を釣り上げた、その人の嬉しそうな表情を
自然と想像しながら作業している自分に気づきました。
無論そんなもの自己満足には違いないんでしょうが、
・・でも実はそれって自分にとってスゴク幸福な時間なんじゃないか、、
純粋に「有難い」と感じました。
映g・・ぃや、
ルアーを作るって、本当に素晴らしいものですね(;・㎜・;;;)(笑)
もっといいルアーを作りたい!
そしてもっと素晴らしい釣行がしたい!!
最高の時間の為に、日々努力ですね♪
これからも頑張ります!(≧Д≦)ノ
それではまた^^ノ
~Fin~
6~70年代の洋楽ばかりを聴いていた頃、正直80年代の音楽を毛嫌いしていた。
生々しく体温が滲み出るような音を飽食していた私の耳には、
80年代特有の空間系をふんだんに使ったドラムの音や、
整いすぎた丸いサウンドが好みでなかったのだ。
しかしながら、それは要は食わず嫌いだっただけの事。
今のバンドのドラマーと付き合い出してから、
80年代の音楽には80年代の音楽にしかない魅力がある事を教えてもらった。
そんな中で特に気になったのが、若き日のSTING率いる「POLICE」。
レゲエのもつ塩辛さをパンクサウンドに巧みに取り入れ、
無機質な”間”の中にある哀愁を効果的に前面に押し出したサウンド。
偏見無しに、単純に心の芯から、”カッコいい”と思った。
―――――――――――――――――――――――――――――
こんばんは!^^
先日お話したアユカラーが出来上がりました。
命名!
Wappaga Minnow
(わっぱが ミノー)
(わっぱが ミノー)
(´㎜`●)(笑)
「わっぱが」というのは秋田の方言で
解釈の仕方が多数存在する、ある意味不可解な言葉の一つですが、
この場合「程度の低い仕事」もしくは「全然ダメだめ~」的な意味合いでOKです。
何しろ諸先輩方のレベルにはまだまだ程遠いので、自虐的な意味合いとも言えます(笑)
下手なりにネームも挿入^^;
不器用な私に細かい細工は出来ないので、エラ部分はシンプルに、
ただ何も無いのは寂しいのでKuroneの”K”だけ入れてみました。
こだわったのはこの馬鹿でかいリップです(笑)
実は釣りにおいての私の基本スタイルは、
アップキャストで流れの脇や緩みに落としての”点”の釣り。
必要以上のリーリングは行わず、
あえて糸フケを出しながらのトゥイッチ・シェイキングでルアーをバタつかせるメソッドを多用します。
言ってしまえばそう、
極めて岩魚向きの釣法なんです(笑)
その釣法に最も必要なスペックをこのミノーに求めた結果、
「いかにルアーを移動させずに暴れさせられるか」
というテーマを最重要視し、
”水噛みの良さ”だけに的を絞ったセッティングにしました。
決して万能タイプとは言えません。
が、自分で作るルアーだからこそ自分の理想のアクションを求めたいですからね^^
基本チャート系ではなく、ナチュラル系のカラーを好んで使う私ですが、
カラーについての自論はまた機会があればお話していこうと思います。
話が長くなっちゃうので(苦笑)
まだ重量を測る機器を購入出来ていないため、正確な重さはわかりませんが
おそらく4~5gはあるかと思います;;
ちなみに塗装に関しては、
以前simonさんが記事にてレクチャーして下さった「水性塗装」でチャレンジしました!
何しろものぐさな私。
シンナーでの塗料洗浄や換気システムなど面倒な事は出来る限り避けたかったもので・・^^;;
いざやってみて実感。
水性塗料良いですね!!
手ボケな私には何度もやり直しできるというのが非常に助けになります(;∀;)
こんな私でもなんとか一応ソレらしい(?)色を塗ることが出来て感激でした!
simonさん有難う御座いました!!(≧∀≦)
こちらはチャート系・派手系カラーを好む兄のリクエストがあったので、
出来はともかくプレゼント用にこしらえたピンクバック。
一番下の腹オレの落ち鮎風カラーは同僚のリクエストです。
―――――――――――――――――――――――――――――
と、まぁそんなこんなでスイムテストも兼ねて実釣にも行って来ました。
天気が良くて何よりです^^*
兄に渡すピンクバックが一番派手な泳ぎで、
止水のスローリトリーブでもぶりぶりと激しいウォブンロール。
浮き上がりにくさも合格です^^
兄が「アップで引いてもちゃんと泳ぎきるルアーが欲しい」と言っていたので、
これならいい仕事してくれそうです♪
スイムテストも一段落し、「さぁ釣るぞ!」と意気込んで渓を闊歩すると。
面白いように魚が出てくる出てくる!
自作のルアーにどんどん集まってくる!!
集まってくる!!!!
・・・・・が
全然掛けられません(;∀;)チーン
追わせても追わせてもなお、フックアップに至らず・・・;;;
こればっかりは私の技量不足より他ありません(恥
精進します!(ノ`O´♯)ノウォ!
しばらくコレくらいの可愛らしいヤマメ達と遊び、
手持ち無沙汰な私は、、、、、
しっかりと釣果を上げ帰路に着きました!!!(違
なかなかそう思うようにはいかんもんですよね・・;;当然です(--;;)
家に帰ってプレゼント用のルアーをラッピング。
ソレっぽくなりました(笑)
今回リクエストを受けて製作して感じたことがひとつ。
自分以外の誰かが使う為のルアーを作っていると、
そのルアーで魚を釣り上げた、その人の嬉しそうな表情を
自然と想像しながら作業している自分に気づきました。
無論そんなもの自己満足には違いないんでしょうが、
・・でも実はそれって自分にとってスゴク幸福な時間なんじゃないか、、
純粋に「有難い」と感じました。
映g・・ぃや、
ルアーを作るって、本当に素晴らしいものですね(;・㎜・;;;)(笑)
もっといいルアーを作りたい!
そしてもっと素晴らしい釣行がしたい!!
最高の時間の為に、日々努力ですね♪
これからも頑張ります!(≧Д≦)ノ
それではまた^^ノ
~Fin~
2015年03月28日
ハンドメの進捗
♪Marvin Gaye / What's Going On
私は体調によって聴きたい音楽が変わることが度々ある。
基本的に私はいつでもSOUL系を好んで聴きはするが、疲れてるときに情熱的なサザンソウルはちと重い。
その点、ノーザンソウル(モータウン系)の洗練された楽曲は体調に関係なく心地よく聴けるような気がする。
モータウンレーベルを代表するソウルシンガーの筆頭であるマーヴィン・ゲイという男。
コテコテのリズム&ブルーズでその圧倒的歌唱力でチャートを独占した初期。
タミー・テレルと共に、小鳥がさえずるようなキャッチーなデュエットを聴かせた中期。
タミーの死後、精神を病みながらも苦悩の中で社会的問題に真っ向から訴えかけた後期。
彼の人生はブルースそのものであり、その人生から生み出された響きはまさにソウルそのものだった。
洗練の中に熱い高ぶりを、類稀なる表現力で綴り続けた彼の楽曲はいつ聴いても胸のうちに染み渡る。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
と、いうわけでそんなマーヴィン・ゲイの曲を聴きながら今夜もハンドメイドに勤むくろねです。(●゜m゜)
いや~、
予想はしておりましたがやはり予想通り、
ハンドメイドは相当な根気が必要な作業ですね!!!;;
ビルダーの皆さんを改めて尊敬し直しました(-_-;;;
不器用な私はカッターだとどうしてもザックリ必要以上に刃を入れてしまう恐れがあるので成形はペーパーのみ。
番手は荒いものから始めはしますが、やはり時間はかかります。

こうしてコシコシと何十分もバルサを擦っていると、そりゃ愛着も湧いてきます^^;

シンカーの位置に関しては試作品を何度か風呂場でバランスを見ながら、
確信は持てないながら一応考慮しつつ決定しましたが、
そもそものシェイプに関しては完全にフィーリングです(笑)
細目のペーパーで表面を整えながらセルロースで数回ドブ浸けと乾燥を繰り返し・・・

アルミを張ってさらにドブ浸けし乾燥・・・

とりあえず形だけは土台が出来上がりました!(>∀<。)ノ
いやはや、実はアルミ貼るのも相当難儀致しました;;
カーナビのフィルムアンテナも上手に貼れた試しの無い私。
何度も曲がっては直し、挙句シワだらけ。
上手くいったかと思い油断しているとうっかり爪を当ててしまいまたやり直し;
本当、繊細な作業ですね~(><)
それでもなんとかブランクの状態まで漕ぎ着けて嬉しかったです^^
ただ、この状態ではまだ不安要素を沢山かかえたままである事には違いありません・・
それというのも、
先日ルアー作りをしている先輩の作品の一部を見せてもらったんですが
それはそれは素晴らしい仕上がりで、商品として売っていてもおかしくない見た目だったんです。
しかしながら先輩は、「こいつら見た目は良いんだけど泳ぎがなぁ・・;」と一言。
いやまさかそんなはずはと、そのルアーを借りて風呂場で試してみると・・・
ま・・・まるで泳がないじゃないですか;;;;;
本当だった・・(汗
【形がどーこー、シンカーがどーこー、さぁうまく塗装できるんだろうか}
・・なんて事ばかりに頭が集中してしまっていた私に衝撃が走りました。;;
そう!ちゃんと泳いでくれなきゃ意味が無いんだった(;;;;゜Д゜)
もちろん器用な先輩はきちんと問題点をクリアして作り直すのでしょうが、
形ができてきただけで浮かれていた私には気を引き締め直すいい勉強になりました。
先輩の作品なので掲載は遠慮しておきますが、
本当に見た目には素晴らしいミノーなんです!
シェイプや塗装も綺麗なのは勿論、沈下姿勢も悪いようには見えない。
リップだって位置や角度なんか市販されているバルサミノーとそう違いは無い。。
それでもどこかに原因があるんだろうなぁ~;;
ん~。。難しい;;;;;
実用の為のルアーとしては泳ぐ事が大前提。
「泳ぐ」ためのバランスの妙、考察の重要性を改めて考えさせられました。
ビルダーのみなさんは「泳ぐ」ミノーにする為に特に心がけている事などございますか?
もちろん「そんな事山ほど試行錯誤して自分の感覚で覚えろよ」というのが正論かとは思いますが、
もし何かヒントのようなものでも頂けると有難いです(;∀;)
~Fin~
私は体調によって聴きたい音楽が変わることが度々ある。
基本的に私はいつでもSOUL系を好んで聴きはするが、疲れてるときに情熱的なサザンソウルはちと重い。
その点、ノーザンソウル(モータウン系)の洗練された楽曲は体調に関係なく心地よく聴けるような気がする。
モータウンレーベルを代表するソウルシンガーの筆頭であるマーヴィン・ゲイという男。
コテコテのリズム&ブルーズでその圧倒的歌唱力でチャートを独占した初期。
タミー・テレルと共に、小鳥がさえずるようなキャッチーなデュエットを聴かせた中期。
タミーの死後、精神を病みながらも苦悩の中で社会的問題に真っ向から訴えかけた後期。
彼の人生はブルースそのものであり、その人生から生み出された響きはまさにソウルそのものだった。
洗練の中に熱い高ぶりを、類稀なる表現力で綴り続けた彼の楽曲はいつ聴いても胸のうちに染み渡る。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
と、いうわけでそんなマーヴィン・ゲイの曲を聴きながら今夜もハンドメイドに勤むくろねです。(●゜m゜)
いや~、
予想はしておりましたがやはり予想通り、
ハンドメイドは相当な根気が必要な作業ですね!!!;;
ビルダーの皆さんを改めて尊敬し直しました(-_-;;;
不器用な私はカッターだとどうしてもザックリ必要以上に刃を入れてしまう恐れがあるので成形はペーパーのみ。
番手は荒いものから始めはしますが、やはり時間はかかります。
こうしてコシコシと何十分もバルサを擦っていると、そりゃ愛着も湧いてきます^^;
シンカーの位置に関しては試作品を何度か風呂場でバランスを見ながら、
確信は持てないながら一応考慮しつつ決定しましたが、
そもそものシェイプに関しては完全にフィーリングです(笑)
細目のペーパーで表面を整えながらセルロースで数回ドブ浸けと乾燥を繰り返し・・・
アルミを張ってさらにドブ浸けし乾燥・・・
とりあえず形だけは土台が出来上がりました!(>∀<。)ノ
いやはや、実はアルミ貼るのも相当難儀致しました;;
カーナビのフィルムアンテナも上手に貼れた試しの無い私。
何度も曲がっては直し、挙句シワだらけ。
上手くいったかと思い油断しているとうっかり爪を当ててしまいまたやり直し;
本当、繊細な作業ですね~(><)
それでもなんとかブランクの状態まで漕ぎ着けて嬉しかったです^^
ただ、この状態ではまだ不安要素を沢山かかえたままである事には違いありません・・
それというのも、
先日ルアー作りをしている先輩の作品の一部を見せてもらったんですが
それはそれは素晴らしい仕上がりで、商品として売っていてもおかしくない見た目だったんです。
しかしながら先輩は、「こいつら見た目は良いんだけど泳ぎがなぁ・・;」と一言。
いやまさかそんなはずはと、そのルアーを借りて風呂場で試してみると・・・
ま・・・まるで泳がないじゃないですか;;;;;
本当だった・・(汗
【形がどーこー、シンカーがどーこー、さぁうまく塗装できるんだろうか}
・・なんて事ばかりに頭が集中してしまっていた私に衝撃が走りました。;;
そう!ちゃんと泳いでくれなきゃ意味が無いんだった(;;;;゜Д゜)
もちろん器用な先輩はきちんと問題点をクリアして作り直すのでしょうが、
形ができてきただけで浮かれていた私には気を引き締め直すいい勉強になりました。
先輩の作品なので掲載は遠慮しておきますが、
本当に見た目には素晴らしいミノーなんです!
シェイプや塗装も綺麗なのは勿論、沈下姿勢も悪いようには見えない。
リップだって位置や角度なんか市販されているバルサミノーとそう違いは無い。。
それでもどこかに原因があるんだろうなぁ~;;
ん~。。難しい;;;;;
実用の為のルアーとしては泳ぐ事が大前提。
「泳ぐ」ためのバランスの妙、考察の重要性を改めて考えさせられました。
ビルダーのみなさんは「泳ぐ」ミノーにする為に特に心がけている事などございますか?
もちろん「そんな事山ほど試行錯誤して自分の感覚で覚えろよ」というのが正論かとは思いますが、
もし何かヒントのようなものでも頂けると有難いです(;∀;)
~Fin~
2015年03月04日
刃物の話
♪Kurone / GRECO PULSE ~bass insturment~
こないだの流れで、むか~し昔に独りでベースだけ重ねて作った曲も上げてみました。
この頃は音楽仲間もおらず、バンド組んでライブするなんて夢のまた夢でした。
懐かしい・・w
(ニコ動の貼付けなので開けない方はスルーしてくださいw)
こんばんは!(●゜∀゜)ノ
解禁もいよいよ今月ですね!
みなさんソワソワしながら”準備”という名目で散財に明け暮れてる今日この頃でしょうか?
・・そういう私は散財どころか金欠でろくに準備すら出来てませんがね!(T∀T)アハハ
今日はなんとなく、刃物の話でもしてみようかと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
私は主に2つの刃物を携えて渓を歩く。
まずひとつは鉈。
実際に携帯している人が少ない事実からもわかるように、
渓流域で鉈を使う機会なんてのは実はそうそう無い。
”藪漕ぎに最適”
と言ううたい文句もよく聞くところだが、
目の前に無数に覆い茂った雑木を一本一本切り捨てて進むなんてことをしていたら日が暮れてしまう。
山歩きに慣れた人なら当たり前の事ではあるが、
通れないほどの藪等にわざわざ挑まなくても進路を選べば良いだけの事。
私自身も藪漕ぎにこの鉈を使った記憶は無い。
どうしても「藪漕ぎに刃物を」というのであれば、”うなぎ鉈”や””ブッシュナイフ”の方が最適に思う。
”熊への護身”
確かに熊は恐ろしい。
この私も万が一の為にと、マタギの持つようないわゆる”ナガサ”という剣鉈に憧れた日もあった。
いや、事実今現在も憧れてはいる。
「ナガサ」
それは山で生き延びるためにどんな用途にも柔軟に対応できる本物の実用性を持った刃物。
その無骨な魅力は、山にとりつかれた私には計り知れないものがあった。
しかしながら、狩猟のプロと言われるマタギでさえ狩猟の為に刃物を使うのはよほどの緊急時。
無論マタギのような達人であれば熊に襲われようと手段を尽くして返り討ちにできるだろうが、
私のような素人がそんなものを持ったからといって熊と接近戦ができるのか?
まず間違いなく、答えは9割9分”No” だろう。
勢いで買ったところでそれはきっと無用の長物。
むしろあの重厚な刀身を腰にぶら下げて歩くのは私の様な者にはかえって危険。
それに何よりマタギの方々に失礼な気がして手を出せなかった。
・・・と
いうのは名目上の言い訳で (ぇ
単純に高価で手が出せなかった(ノ∀`;;)(苦笑)
つらつらと否定的な話をしてはみたが、なんだかんだでそう・・
しっかりと、ぃやちゃっかりと私は鉈を腰にぶら下げている。
邪魔な枝を部分的に払ったり、時にはルアーを回収したり。
結局のところ鉈があると困ったときに何かと便利なのだ。
それに熊と遭遇したとこを考えると丸腰では恐ろしくて恐ろしくて、集中もできないw
普通の鉈でも、無いよりはずっとマシである。
私の現在愛用している鉈はこちら。


コレが実に良い!
なんと約3000円。安い!
威張れるような名のあるものではないが、使ってなんぼの鉈である。
高価すぎて使用を躊躇するようでは話にならないのだ。
価格は安いが、白鋼三層割込で研げばそこそこ切れ味も良い。
そしてなんといってもこの鉈の特徴は、”軽さ”と”グリップ形状”。
この鉈、通常の角鉈に比べると恐ろしく軽い。
その為腰に下げて長距離を遡行しても大して負担に感じないのだ。
そしてピストルタイプのこのグリップ形状。
いつかどなたかにハンドソーと間違われたが、それもそのはず。
鋸刃ならともかく、鉈にこの形状はそうそう存在しない。
この形状のお陰ですっぽ抜ける心配は全く無く、全力でフルスイングが可能。
重量が軽いと破壊力の面で見劣りしてしまうのが必然だが、
思い切り打ち込める事でうまくデメリットが相殺されている。
奇抜な発想ともいえるが、絶妙なバランスで使い勝手がすこぶる良い為、一昨年から愛用している。
そして二つ目の刃物。
釣った魚の下処理をする為のナイフ。

言わずと知れたオピネル社のフォールディングナイフである。
但しこちらはその中でもフィレ・ナイフと呼ばれるもの。
元々は8番の通常タイプを使用していたが、先端の貫通力が弱い上、
細かい作業にはやや不利があった為間も無く買い替えた。

この鋭利な切っ先。
大型の魚はさすがに無理があるが、まさに魚の調理に最適の形状に思う。
まるで筆記体の「f」のような美しいフォルムはグリップ性も良く、尖った先端を自在に扱える合理性も備えている。

これも、キャッチ&イート派を宣言している私には欠かせない刃物だと感じている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
とまぁ、安物なりに私の愛用品を紹介してみました。(●´㎜゜)
私は刃物マニアでもコレクターでもありませんが、
実用に利の大きい道具という意味では日々模索を繰り返しています。
趣味だからこそ真面目に向き合いたい!
真剣に遊びたい!!
自分の考えうる精一杯を全てぶつけて楽しみたいですもんね^^
皆さんはどんな刃物をお使いですか?
こないだの流れで、むか~し昔に独りでベースだけ重ねて作った曲も上げてみました。
この頃は音楽仲間もおらず、バンド組んでライブするなんて夢のまた夢でした。
懐かしい・・w
(ニコ動の貼付けなので開けない方はスルーしてくださいw)
こんばんは!(●゜∀゜)ノ
解禁もいよいよ今月ですね!
みなさんソワソワしながら”準備”という名目で散財に明け暮れてる今日この頃でしょうか?
・・そういう私は散財どころか金欠でろくに準備すら出来てませんがね!(T∀T)アハハ
今日はなんとなく、刃物の話でもしてみようかと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
私は主に2つの刃物を携えて渓を歩く。
まずひとつは鉈。
実際に携帯している人が少ない事実からもわかるように、
渓流域で鉈を使う機会なんてのは実はそうそう無い。
”藪漕ぎに最適”
と言ううたい文句もよく聞くところだが、
目の前に無数に覆い茂った雑木を一本一本切り捨てて進むなんてことをしていたら日が暮れてしまう。
山歩きに慣れた人なら当たり前の事ではあるが、
通れないほどの藪等にわざわざ挑まなくても進路を選べば良いだけの事。
私自身も藪漕ぎにこの鉈を使った記憶は無い。
どうしても「藪漕ぎに刃物を」というのであれば、”うなぎ鉈”や””ブッシュナイフ”の方が最適に思う。
”熊への護身”
確かに熊は恐ろしい。
この私も万が一の為にと、マタギの持つようないわゆる”ナガサ”という剣鉈に憧れた日もあった。
いや、事実今現在も憧れてはいる。
「ナガサ」
それは山で生き延びるためにどんな用途にも柔軟に対応できる本物の実用性を持った刃物。
その無骨な魅力は、山にとりつかれた私には計り知れないものがあった。
しかしながら、狩猟のプロと言われるマタギでさえ狩猟の為に刃物を使うのはよほどの緊急時。
無論マタギのような達人であれば熊に襲われようと手段を尽くして返り討ちにできるだろうが、
私のような素人がそんなものを持ったからといって熊と接近戦ができるのか?
まず間違いなく、答えは9割9分”No” だろう。
勢いで買ったところでそれはきっと無用の長物。
むしろあの重厚な刀身を腰にぶら下げて歩くのは私の様な者にはかえって危険。
それに何よりマタギの方々に失礼な気がして手を出せなかった。
・・・と
いうのは名目上の言い訳で (ぇ
単純に高価で手が出せなかった(ノ∀`;;)(苦笑)
つらつらと否定的な話をしてはみたが、なんだかんだでそう・・
しっかりと、ぃやちゃっかりと私は鉈を腰にぶら下げている。
邪魔な枝を部分的に払ったり、時にはルアーを回収したり。
結局のところ鉈があると困ったときに何かと便利なのだ。
それに熊と遭遇したとこを考えると丸腰では恐ろしくて恐ろしくて、集中もできないw
普通の鉈でも、無いよりはずっとマシである。
私の現在愛用している鉈はこちら。
池内刃物 山鉈(ナタ) ブッシュ 210ミリ
コレが実に良い!
なんと約3000円。安い!
威張れるような名のあるものではないが、使ってなんぼの鉈である。
高価すぎて使用を躊躇するようでは話にならないのだ。
価格は安いが、白鋼三層割込で研げばそこそこ切れ味も良い。
そしてなんといってもこの鉈の特徴は、”軽さ”と”グリップ形状”。
この鉈、通常の角鉈に比べると恐ろしく軽い。
その為腰に下げて長距離を遡行しても大して負担に感じないのだ。
そしてピストルタイプのこのグリップ形状。
いつかどなたかにハンドソーと間違われたが、それもそのはず。
鋸刃ならともかく、鉈にこの形状はそうそう存在しない。
この形状のお陰ですっぽ抜ける心配は全く無く、全力でフルスイングが可能。
重量が軽いと破壊力の面で見劣りしてしまうのが必然だが、
思い切り打ち込める事でうまくデメリットが相殺されている。
奇抜な発想ともいえるが、絶妙なバランスで使い勝手がすこぶる良い為、一昨年から愛用している。
そして二つ目の刃物。
釣った魚の下処理をする為のナイフ。
言わずと知れたオピネル社のフォールディングナイフである。
但しこちらはその中でもフィレ・ナイフと呼ばれるもの。
元々は8番の通常タイプを使用していたが、先端の貫通力が弱い上、
細かい作業にはやや不利があった為間も無く買い替えた。
この鋭利な切っ先。
大型の魚はさすがに無理があるが、まさに魚の調理に最適の形状に思う。
まるで筆記体の「f」のような美しいフォルムはグリップ性も良く、尖った先端を自在に扱える合理性も備えている。
これも、キャッチ&イート派を宣言している私には欠かせない刃物だと感じている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
とまぁ、安物なりに私の愛用品を紹介してみました。(●´㎜゜)
私は刃物マニアでもコレクターでもありませんが、
実用に利の大きい道具という意味では日々模索を繰り返しています。
趣味だからこそ真面目に向き合いたい!
真剣に遊びたい!!
自分の考えうる精一杯を全てぶつけて楽しみたいですもんね^^
皆さんはどんな刃物をお使いですか?
~Fin~
2015年02月13日
ラバーソールの導入
♪ThreeLuster / Prisoner
こんにちは!(ノ_ひ)ノ
出来上がった竿をただぶんぶん振っては解禁を待ちわびているくろねです(笑)
恥ずかしながら、いきなり自分のバンドの曲紹介から入ってしまいましたw
ようやっと一曲録音し終わったので歓びのあまり勢いでつい上げてしまいました;;
愉快な我がバンド【ThreeLuster】。
ジャンルはよくわかりません(゜р゜●)
ロック・ブルーズ・ジャズ・ファンク・ソウル等。
好きな音楽を好きなように溶かしながら、酒を片手にゲラゲラ笑っているといつの間にかどんどん曲が出来上がります。
曲は多数出来てはいるのですが、いかんせん録音が全然できていないので現在ライブ活動は自粛している状態です。
今後も引き続き録音活動に精進致します。 ・・釣りの合間にね(ぇ
と、そんな話はさておき。
最近新しいウェーディングシューズを購入しました。

以前からフェルトの減りのペースの早さ・雪の付着・吸水による重量増加に悩まされ、
ビブラム及びラバー素材のソールに興味はあったんです。
しかしながら聞こえてくる声はどこもかしこも結局は”フェルトのグリップには到底敵わない”との声ばかり。
フェルトのグリップ性の良さは昔から周知の事実なのは理解はしつつも、それでもどこか諦めきれずにいました。
だってただでさえ安い買い物では無いウェーディングシューズ。
その上減る度に張替えの費用がかかる事を考えると消耗品と割り切るにはなかなかの出費ですものね。
そこでついに購入を決心。
以前紹介させていただいたオレンジ色のシューズに続き、
後継である今回のMINIMALISTのWDシューズ(フェルトソール版)も昨年使用していた為、
同タイプであるこの製品に関しても使い勝手・フィッティングの良さは心配無用。
製品の詳細はこちら↓
(メーカーHP。開発の苦労やこだわり等)

このNon-skid Rubberという新開発のソール。
今まで各社で採用されていたラバーソールとは発想そのものが大きく異なり、
スタッド等に頼らずに素材の柔らかさと多数の波型スリットにより接地面をより大きくとることでグリップを稼ぐというもの。
なんと参考にした素材の靴は学校の上履きのような安価なデッキシューズだってんだから驚きですw
屈曲性・柔軟性に富み、足裏の感覚を重要視している為、へつりや入退渓のキツイ斜面にも適した設計は
まさに私の思う日本の渓流向けのウェーディング・ラバーソールです。
ウェア類に関して言うと、最新鋭の素材やコンセプトはどうしても外国から流れてくるものが多い昨今。
保守的になりがちな日本の企業がこれ程までに挑戦的かつ柔軟な発想で開発に取り組んでいるという事実が嬉しいですね~^^
もちろん昨年使用していたフェルトのシューズも併用はしますが、
今シーズンはこのRシューズをメインに各地の渓を軽やかに跳び回りたいと思います(●^-^●)
同行される方、今年の私の遡行はきっとものっそぃ速いので頑張って着いて来てくださいね~♪(笑)
・・て、そんな勢いで調子こいてド派手にかっぱりとってたら
恵まれない私に愛の手を差し伸べて下さいね~(滝汗;;;;;
それではまた!^^シ
~Fin~
こんにちは!(ノ_ひ)ノ
出来上がった竿をただぶんぶん振っては解禁を待ちわびているくろねです(笑)
恥ずかしながら、いきなり自分のバンドの曲紹介から入ってしまいましたw
ようやっと一曲録音し終わったので歓びのあまり勢いでつい上げてしまいました;;
愉快な我がバンド【ThreeLuster】。
ジャンルはよくわかりません(゜р゜●)
ロック・ブルーズ・ジャズ・ファンク・ソウル等。
好きな音楽を好きなように溶かしながら、酒を片手にゲラゲラ笑っているといつの間にかどんどん曲が出来上がります。
曲は多数出来てはいるのですが、いかんせん録音が全然できていないので現在ライブ活動は自粛している状態です。
今後も引き続き録音活動に精進致します。 ・・釣りの合間にね(ぇ
と、そんな話はさておき。
最近新しいウェーディングシューズを購入しました。
Foxfire airista
MINIMARIST Rシューズ
MINIMARIST Rシューズ
以前からフェルトの減りのペースの早さ・雪の付着・吸水による重量増加に悩まされ、
ビブラム及びラバー素材のソールに興味はあったんです。
しかしながら聞こえてくる声はどこもかしこも結局は”フェルトのグリップには到底敵わない”との声ばかり。
フェルトのグリップ性の良さは昔から周知の事実なのは理解はしつつも、それでもどこか諦めきれずにいました。
だってただでさえ安い買い物では無いウェーディングシューズ。
その上減る度に張替えの費用がかかる事を考えると消耗品と割り切るにはなかなかの出費ですものね。
そこでついに購入を決心。
以前紹介させていただいたオレンジ色のシューズに続き、
後継である今回のMINIMALISTのWDシューズ(フェルトソール版)も昨年使用していた為、
同タイプであるこの製品に関しても使い勝手・フィッティングの良さは心配無用。
製品の詳細はこちら↓
(メーカーHP。開発の苦労やこだわり等)
このNon-skid Rubberという新開発のソール。
今まで各社で採用されていたラバーソールとは発想そのものが大きく異なり、
スタッド等に頼らずに素材の柔らかさと多数の波型スリットにより接地面をより大きくとることでグリップを稼ぐというもの。
なんと参考にした素材の靴は学校の上履きのような安価なデッキシューズだってんだから驚きですw
屈曲性・柔軟性に富み、足裏の感覚を重要視している為、へつりや入退渓のキツイ斜面にも適した設計は
まさに私の思う日本の渓流向けのウェーディング・ラバーソールです。
ウェア類に関して言うと、最新鋭の素材やコンセプトはどうしても外国から流れてくるものが多い昨今。
保守的になりがちな日本の企業がこれ程までに挑戦的かつ柔軟な発想で開発に取り組んでいるという事実が嬉しいですね~^^
もちろん昨年使用していたフェルトのシューズも併用はしますが、
今シーズンはこのRシューズをメインに各地の渓を軽やかに跳び回りたいと思います(●^-^●)
同行される方、今年の私の遡行はきっとものっそぃ速いので頑張って着いて来てくださいね~♪(笑)
・・て、そんな勢いで調子こいてド派手にかっぱりとってたら
恵まれない私に愛の手を差し伸べて下さいね~(滝汗;;;;;
それではまた!^^シ
~Fin~
2015年02月03日
オリジナルロッド製作
♪在日ファンク/爆弾こわい
古き物ばかりを追いかけてしまう私が最近珍しく今時のアーティストに目が止まった。
【在日ファンク】という浜野謙太という男を中心とした和製ファンクバンドだった。
・・「爆弾こわい」
タイトルが物語る通り、基本的に面白い歌詞やパフォーマンスで押すタイプのバンドではあるものの、
コミックバンドにしては演奏のクオリティが高すぎるのだ。
彼はファンクの父、あの”ゲロッパ”で有名なジェームス・ブラウンのスタイルを、笑ってしまう程忠実に現代に蘇らせている。
ステップから歌唱法まで、恐ろしく高いレベルの”モノマネ”。
なんという才能だろう。
在日ファンクの名に恥じないどファンクぶり。
品も飾り気も無い歌詞は一見ふざけているようにも思えるが、元来「ファンク」とはこうあるべき音楽なのかもしれない。
メインボーカルとしては決して二枚目ではないが素直に思う、「なんてカッコいいんだ」と。
――――――――――――――――――――――――――――
お久しぶりです!!
大変ご無沙汰してしまいました。m(__)m
仕事に音楽活動やら何やらバタバタしてしまい、すっかりお留守にしちまっとりました。
しかしながら冬も佳境になり、ようやく解禁の日が見えてきたこの頃。
そろそろ釣り人としての活動を再開しなければと重い腰をあげたわけですw
タイトルにも掲げましたが、実は久しぶりに自作ロッドを組むことにしました。
あ、念の為に申し上げますが、昨年使用していたグラスウェイに何か不満があるわけではありません。
魚とのやりとりを本気で楽しむには寧ろ私の中では最高の品質の製品だと感じております。
唯一改善したい点を挙げるなら、”柔らかさ故のアクションの制限”
グラスならではの特性を生かしたこの竿の良さは重々理解はしているものの、
「もう少し早い流れの中でルアーを俊敏にコントロールしたい」
「もう少し強いバットなら大物を制御し易いのに・・・」
そう感じる場面が何度かありました。
とはいえそれは単に私の欲張りで、単純にわがままと言う事は自覚しております。
オールドスタイルに代表されるグラスのしなやかでトルクフルな釣り味と情緒溢れる見た目、
そして近年のカーボンロッドのようなの張りの強さによるアップでのルアーコントロールのし易さ。
どちらも兼ね備えたような理想のロッドは存在しないのだろうか・・・
いや・・さすがに両者の長所を完全に両立させる事は出来なくとも、
”近い物であれば自分でも作ることは可能なのではないか?”
そんなところから今回のロッド製作は始まりました。
自作カーボンロッドは以前製作した事があったのですが(※トップ画面の竿)、今回は完全にグラス志向です。
――――――――――――――――――――――――――――
まずは以前このブログでも触れた釣りの師匠である先輩に譲っていただいた古いグラス竿のブランクを手に構想を開始。
そのブランクの素材はグラスロッドの生産初期に主流だったフェノールグラス(いわゆるタバコグラス)。
オールド品らしい趣のあるメタルフェルールが魅力的だが、そのまま丸々一本使うには硬すぎる上に、重い為断念。
そこで思いついたのが、このフェノールグラスのバットの硬さとメタルフェルールだけを生かして、
そのフェルールの先に別のグラス素材を合体させる方法だった。
一口にグラスといっても年代の変遷によっていくつかの種類に分けられる。
フェノールグラス・ポリエステルグラス・エポキシグラス等。
その中で選択肢に上がったのが比較的軽量でしなやかさが持ち味のポリエステルグラス。
フェノールグラスでバットパワーを補い、ベリーからティップにかけてはポリエステルグラスのしなやかさを生かし、
グラスの釣り味だけではなく、キャストやトゥイッチにストレスの無い
エクストラファストテーパーのロッドというのを大まかなコンセプトとした。
早速中古屋でグラス竿を漁り、なんとか使えそうなポリエステルグラス素材の竿を発見し、安堵。
グリップ・ガイド・スレッド・接着剤などを注文し、先輩に機材を拝借して製作開始。

そして、グリップの形状、リールとのバランス、エポキシの硬化不良のシビアさと格闘しながら
なんとかかんとか完成!!!ヾ(T∀T)ノ

ロッドの名前は以前製作したロッドのものをそのまま引き継ぎましたw
愛機のMithell408とのマッチングを考え、ブラウンベースのカラーに紺・赤・白のスレッドで統一。

オールドの趣ある雰囲気を出せる様、飾り糸は豪華目に。
また、今回どうしても付けたかったフックキーパーも漏れなく装着。
やっぱりあると便利なんですコレ。

グリップエンドには前回の竿と同様アメリカ硬貨のコンチョをアクセントに。

そして、今回はガイドにも拘りました。
総数は7点ガイド。
バットからベリーにかけての7・6・5番は今流行の高足小口径のチタンK-Rガイド。

”おいコラ、オールドはどこいった”とか言わないで(笑)
ガイドは機能面で非常に影響の強い部分ですからね~。^^;
そりゃ見た目としてはかつてのフェンウィックのようなワイヤーガイドが理想ですが、
実際の私の釣りスタイルにはそぐわないので断念せざるをえませんでした。
このK-Rガイドというもの。
バットガイドの口径を小さくすることでラインの初期放出の乱れを素早く整流し、
おまけに軽量になる為竿のアクションを損ねないのです。
そしてベリー周辺の4・3・2番には糸絡みを起こしにくいチタンLBDガイドを配しました。
またこのガイドはラインがロッドに近距離で添わせられる為、
ただでさえ鈍いグラスの感度を多少なり改善させてくれます。

最後にティップにはLBDガイドの意図と同様に、糸絡みを起こしづらい形状のものを選択しました。
ちなみにこちらは最新素材のトルザイトリングという軽量で耐久性のあるものを使用しています。

とまぁ、こんな具合にどうにか形になりました。
今期からはこいつが私の新しい”相棒”となります。
所詮素人の工作ですから仕上げの甘い部分は多々ありますが、
それでもやっぱり、自分の組んだロッドで釣れた魚は何倍も嬉しいものですからね^^
今からもう解禁が楽しみです!
皆さんも私同様、待ち焦がれていらっしゃるでしょうがもう少しの辛抱!!
解禁したらまた思いっきり楽しみましょうね♪
それではまた!^^ノ
~Fin~
古き物ばかりを追いかけてしまう私が最近珍しく今時のアーティストに目が止まった。
【在日ファンク】という浜野謙太という男を中心とした和製ファンクバンドだった。
・・「爆弾こわい」
タイトルが物語る通り、基本的に面白い歌詞やパフォーマンスで押すタイプのバンドではあるものの、
コミックバンドにしては演奏のクオリティが高すぎるのだ。
彼はファンクの父、あの”ゲロッパ”で有名なジェームス・ブラウンのスタイルを、笑ってしまう程忠実に現代に蘇らせている。
ステップから歌唱法まで、恐ろしく高いレベルの”モノマネ”。
なんという才能だろう。
在日ファンクの名に恥じないどファンクぶり。
品も飾り気も無い歌詞は一見ふざけているようにも思えるが、元来「ファンク」とはこうあるべき音楽なのかもしれない。
メインボーカルとしては決して二枚目ではないが素直に思う、「なんてカッコいいんだ」と。
――――――――――――――――――――――――――――
お久しぶりです!!
大変ご無沙汰してしまいました。m(__)m
仕事に音楽活動やら何やらバタバタしてしまい、すっかりお留守にしちまっとりました。
しかしながら冬も佳境になり、ようやく解禁の日が見えてきたこの頃。
そろそろ釣り人としての活動を再開しなければと重い腰をあげたわけですw
タイトルにも掲げましたが、実は久しぶりに自作ロッドを組むことにしました。
あ、念の為に申し上げますが、昨年使用していたグラスウェイに何か不満があるわけではありません。
魚とのやりとりを本気で楽しむには寧ろ私の中では最高の品質の製品だと感じております。
唯一改善したい点を挙げるなら、”柔らかさ故のアクションの制限”
グラスならではの特性を生かしたこの竿の良さは重々理解はしているものの、
「もう少し早い流れの中でルアーを俊敏にコントロールしたい」
「もう少し強いバットなら大物を制御し易いのに・・・」
そう感じる場面が何度かありました。
とはいえそれは単に私の欲張りで、単純にわがままと言う事は自覚しております。
オールドスタイルに代表されるグラスのしなやかでトルクフルな釣り味と情緒溢れる見た目、
そして近年のカーボンロッドのようなの張りの強さによるアップでのルアーコントロールのし易さ。
どちらも兼ね備えたような理想のロッドは存在しないのだろうか・・・
いや・・さすがに両者の長所を完全に両立させる事は出来なくとも、
”近い物であれば自分でも作ることは可能なのではないか?”
そんなところから今回のロッド製作は始まりました。
自作カーボンロッドは以前製作した事があったのですが(※トップ画面の竿)、今回は完全にグラス志向です。
――――――――――――――――――――――――――――
まずは以前このブログでも触れた釣りの師匠である先輩に譲っていただいた古いグラス竿のブランクを手に構想を開始。
そのブランクの素材はグラスロッドの生産初期に主流だったフェノールグラス(いわゆるタバコグラス)。
オールド品らしい趣のあるメタルフェルールが魅力的だが、そのまま丸々一本使うには硬すぎる上に、重い為断念。
そこで思いついたのが、このフェノールグラスのバットの硬さとメタルフェルールだけを生かして、
そのフェルールの先に別のグラス素材を合体させる方法だった。
一口にグラスといっても年代の変遷によっていくつかの種類に分けられる。
フェノールグラス・ポリエステルグラス・エポキシグラス等。
その中で選択肢に上がったのが比較的軽量でしなやかさが持ち味のポリエステルグラス。
フェノールグラスでバットパワーを補い、ベリーからティップにかけてはポリエステルグラスのしなやかさを生かし、
グラスの釣り味だけではなく、キャストやトゥイッチにストレスの無い
エクストラファストテーパーのロッドというのを大まかなコンセプトとした。
早速中古屋でグラス竿を漁り、なんとか使えそうなポリエステルグラス素材の竿を発見し、安堵。
グリップ・ガイド・スレッド・接着剤などを注文し、先輩に機材を拝借して製作開始。
そして、グリップの形状、リールとのバランス、エポキシの硬化不良のシビアさと格闘しながら
なんとかかんとか完成!!!ヾ(T∀T)ノ
Troutin Boogie
Glass 50L
Glass 50L
ロッドの名前は以前製作したロッドのものをそのまま引き継ぎましたw
愛機のMithell408とのマッチングを考え、ブラウンベースのカラーに紺・赤・白のスレッドで統一。
オールドの趣ある雰囲気を出せる様、飾り糸は豪華目に。
また、今回どうしても付けたかったフックキーパーも漏れなく装着。
やっぱりあると便利なんですコレ。
グリップエンドには前回の竿と同様アメリカ硬貨のコンチョをアクセントに。
そして、今回はガイドにも拘りました。
総数は7点ガイド。
バットからベリーにかけての7・6・5番は今流行の高足小口径のチタンK-Rガイド。
”おいコラ、オールドはどこいった”とか言わないで(笑)
ガイドは機能面で非常に影響の強い部分ですからね~。^^;
そりゃ見た目としてはかつてのフェンウィックのようなワイヤーガイドが理想ですが、
実際の私の釣りスタイルにはそぐわないので断念せざるをえませんでした。
このK-Rガイドというもの。
バットガイドの口径を小さくすることでラインの初期放出の乱れを素早く整流し、
おまけに軽量になる為竿のアクションを損ねないのです。
そしてベリー周辺の4・3・2番には糸絡みを起こしにくいチタンLBDガイドを配しました。
またこのガイドはラインがロッドに近距離で添わせられる為、
ただでさえ鈍いグラスの感度を多少なり改善させてくれます。
最後にティップにはLBDガイドの意図と同様に、糸絡みを起こしづらい形状のものを選択しました。
ちなみにこちらは最新素材のトルザイトリングという軽量で耐久性のあるものを使用しています。
とまぁ、こんな具合にどうにか形になりました。
今期からはこいつが私の新しい”相棒”となります。
所詮素人の工作ですから仕上げの甘い部分は多々ありますが、
それでもやっぱり、自分の組んだロッドで釣れた魚は何倍も嬉しいものですからね^^
今からもう解禁が楽しみです!
皆さんも私同様、待ち焦がれていらっしゃるでしょうがもう少しの辛抱!!
解禁したらまた思いっきり楽しみましょうね♪
それではまた!^^ノ
~Fin~
2014年04月04日
リールいじり
ども♪
クランクインはしたものの、まだまだリハビリ期間が終わらないくろねです。(。・д・)ノ
今日は久々にリールの話でもしようかと思います。
以前ご紹介した通り、私の愛用しているリールはこの

Mitchell 408 です^^
私にとって可愛くってしょうがないこのリール。
しかし以前も書いた様に、釣行でのトラブルも多い。
具体的に、よくあるトラブルは2つ。
まずひとつは、
「アンチリバース釣法による弊害、突然のバイトにビックリばらし!」
つまりは突然のバイトの際!特に気を抜いたときに!!(抜くなよ・・)
「ランディング以外ストッパーを掛けない」というこのリール特有の釣法を実践している為に、
油断している時に予期せぬ大物が掛かると、急激に左手が押し戻されてしまい
あわくって焦るあまりフックアップしきれずにバラしてしまうというもの。
これでバラした大物の数々・・・悔やんでも悔やみきれない;;;
しかしながら私の中でこのスタイルは、このリールと付き合う上での必要最低限の条件。(と、勝手に思っている)
なのでこればかりは可能な限り油断せずに集中力を維持できるように修練を積むしかあるまい。。(未熟未熟うぅぅ!)
そして、何より本当に悩まされたのがもうひとつのトラブル。

コレである(苦笑)
わかる人にはこの画像だけで充分過ぎる程伝わると思うが、
要するにスプールのでっぱったリリースボタンにラインが絡み付いてしまい、
巻いているつもりが全然巻けてない事態に陥ってしまう事がよくあるのだ・・。
張りのあるナイロンラインを使えばそんなには起こらないのだが、柔らかいPEを使用しているからこその弊害と言える。
今ここぞ!の場面でコレが起きてしまうとせっかくの熱いタイミングもパー・・・。
それまでのアプローチが水泡と帰してしまう。
話によるとカージナルでも同じようなトラブルがあると聞くが、その頻度は比べ物にならないと思う。
カージナルの場合だと、ファンの多さもあって改良部品なんかも各メーカーから続々と出ているが、
(例えばアベイルのスプールなんてそれこそこのトラブルの対策もされてる)
勿論ミッチェルはそんなものぁ無い。
とはいえ、巻き始めの糸フケさえ出さなければこのトラブルはほぼ無い。
その為、「悪いのは自分」「フェザリングの未熟さ故」と思い、昨年までは努力で補おうと諦めていた。
しかしながら、
シチュエーションによっては意図的にスラックを出して狙ったレーンに送り込んでから巻き始めたい場合だってある。
なんとかなるものならしてみたい。
ということで、この厄介なボタンをダメもとで削ってみました!!

これが思いの外の上出来!!!
ボタン内部の構造までは把握できていなかったので、
「もしメインシャフトをくわえ込む様な袋状の構造だったら貫通して穴開いちまうかも・・」
と不安なままの敢行だったのですが、
幸いそうはならず限界まで低く・丸く削り取りました。
これであんなトラブルとはもうおさらば、安心してマシンガンキャストができるというものです(笑)
先日の釣行で様子を見てみましたが、一度も例のトラブルは起こりませんでした。
もし同じようなトラブルに困っている方がいらっしゃいましたら、参考にして頂ければ幸いです。
(といっても数少ないミッチェルユーザーに限りますがw)
あ、そうそう!
それと。
最近面白いおもちゃを手に入れました!!

Woodream アルボル 50S Flat
超ぺったんこの完全ヒラウチ専用設計の5gシンキングミノー、ウッド製。
ヒラウチミノーは数あれど、ここまで極端なセッティングはなかなか見たことありません。
通常のミノーよりも体高が1.5倍程ある、まるで7gスプーンのような見た目。
その体高のお陰でウエイトを通常よりも下方にセッティング出来ているからなのか、
上方でウッドの体積を稼げるので浮力が異常に強いからなのか、
どんなにバランスを崩して着水しても瞬時に状態を建て直し、着低までしっかりと立ったまま届く。(バスルームテスト済)
まるで起き上がりこぼしかパンチングバッグのような立ち直りの早さ!(私も見習いたい・・・w)
この強い戻りの力はヒラウチ時のキレの良さに繋がるハズ・・。
横からの面積が大きいためフラッシングが強すぎて小場所では厳しい予感がしますが、
今シーズン、こいつにも積極的に仕事して貰おうと思います!
みなさんはもうガンガンフィールドに立ってますか?
私も皆さんに負けないように、徐々にですがスロットルを開いていきますよぉぉおおお!!!
それではまた!^^ノ
~Fin~
クランクインはしたものの、まだまだリハビリ期間が終わらないくろねです。(。・д・)ノ
今日は久々にリールの話でもしようかと思います。
以前ご紹介した通り、私の愛用しているリールはこの
Mitchell 408 です^^
私にとって可愛くってしょうがないこのリール。
しかし以前も書いた様に、釣行でのトラブルも多い。
具体的に、よくあるトラブルは2つ。
まずひとつは、
「アンチリバース釣法による弊害、突然のバイトにビックリばらし!」
つまりは突然のバイトの際!特に気を抜いたときに!!(抜くなよ・・)
「ランディング以外ストッパーを掛けない」というこのリール特有の釣法を実践している為に、
油断している時に予期せぬ大物が掛かると、急激に左手が押し戻されてしまい
あわくって焦るあまりフックアップしきれずにバラしてしまうというもの。
これでバラした大物の数々・・・悔やんでも悔やみきれない;;;
しかしながら私の中でこのスタイルは、このリールと付き合う上での必要最低限の条件。(と、勝手に思っている)
なのでこればかりは可能な限り油断せずに集中力を維持できるように修練を積むしかあるまい。。(未熟未熟うぅぅ!)
そして、何より本当に悩まされたのがもうひとつのトラブル。
コレである(苦笑)
わかる人にはこの画像だけで充分過ぎる程伝わると思うが、
要するにスプールのでっぱったリリースボタンにラインが絡み付いてしまい、
巻いているつもりが全然巻けてない事態に陥ってしまう事がよくあるのだ・・。
張りのあるナイロンラインを使えばそんなには起こらないのだが、柔らかいPEを使用しているからこその弊害と言える。
今ここぞ!の場面でコレが起きてしまうとせっかくの熱いタイミングもパー・・・。
それまでのアプローチが水泡と帰してしまう。
話によるとカージナルでも同じようなトラブルがあると聞くが、その頻度は比べ物にならないと思う。
カージナルの場合だと、ファンの多さもあって改良部品なんかも各メーカーから続々と出ているが、
(例えばアベイルのスプールなんてそれこそこのトラブルの対策もされてる)
勿論ミッチェルはそんなものぁ無い。
とはいえ、巻き始めの糸フケさえ出さなければこのトラブルはほぼ無い。
その為、「悪いのは自分」「フェザリングの未熟さ故」と思い、昨年までは努力で補おうと諦めていた。
しかしながら、
シチュエーションによっては意図的にスラックを出して狙ったレーンに送り込んでから巻き始めたい場合だってある。
なんとかなるものならしてみたい。
ということで、この厄介なボタンをダメもとで削ってみました!!
これが思いの外の上出来!!!
ボタン内部の構造までは把握できていなかったので、
「もしメインシャフトをくわえ込む様な袋状の構造だったら貫通して穴開いちまうかも・・」
と不安なままの敢行だったのですが、
幸いそうはならず限界まで低く・丸く削り取りました。
これであんなトラブルとはもうおさらば、安心してマシンガンキャストができるというものです(笑)
先日の釣行で様子を見てみましたが、一度も例のトラブルは起こりませんでした。
もし同じようなトラブルに困っている方がいらっしゃいましたら、参考にして頂ければ幸いです。
(といっても数少ないミッチェルユーザーに限りますがw)
あ、そうそう!
それと。
最近面白いおもちゃを手に入れました!!
Woodream アルボル 50S Flat
超ぺったんこの完全ヒラウチ専用設計の5gシンキングミノー、ウッド製。
ヒラウチミノーは数あれど、ここまで極端なセッティングはなかなか見たことありません。
通常のミノーよりも体高が1.5倍程ある、まるで7gスプーンのような見た目。
その体高のお陰でウエイトを通常よりも下方にセッティング出来ているからなのか、
上方でウッドの体積を稼げるので浮力が異常に強いからなのか、
どんなにバランスを崩して着水しても瞬時に状態を建て直し、着低までしっかりと立ったまま届く。(バスルームテスト済)
まるで起き上がりこぼしかパンチングバッグのような立ち直りの早さ!(私も見習いたい・・・w)
この強い戻りの力はヒラウチ時のキレの良さに繋がるハズ・・。
横からの面積が大きいためフラッシングが強すぎて小場所では厳しい予感がしますが、
今シーズン、こいつにも積極的に仕事して貰おうと思います!
みなさんはもうガンガンフィールドに立ってますか?
私も皆さんに負けないように、徐々にですがスロットルを開いていきますよぉぉおおお!!!
それではまた!^^ノ
~Fin~
2013年03月16日
前線部隊の空母
♪Joe Cocker / With a little help from my friends
ジョー・コッカー。私が「声」で鳥肌が立った(良い意味で)数少ない白人歌手の一人。
こんな声の男に生まれたかった。。
今夜は私が地味に欠かせないと思っている小物を紹介してみようと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私はどちらかというとルアーチェンジが多い方だ。
ひとつのポイントでひとつのルアーを撃ち、「なんだいないや」と思えるくらい腕に自信があれば良いのだろうが、単純な話、諦めが悪いのだ。(笑)
だから反応が得られない場合は頻繁にルアーをローテーションする。
しかしそこは一度ルアーという異物を通したポイント。魚は我々をのんびり待ってはくれない。
「さ~てお次は・・」なんてまったりワレットを出し入れしている間に、すっかり警戒心が芽生えてしまう事だってあるだろう。
だからこそ、異なるメソッドや可能性を探る為にも、ルアーチェンジはなるべく間を置かずに素早く行いたいものだ。
そのような意図の為に一般的によく使われるのがウレタンフォームやムートンのフライ用のパッチだと思う。
しかし、私はそのどちらのタイプも使ってみたのだが、当然とはいえやはりそれらは「フライ」に的を絞ったツールであり
ルアーの一時保管場所として使用するにはあまりにもデメリットが多かった。
ウレタンフォームタイプの場合、針の抜き差しのしやすさは抜群なのだがその分固定は甘く、
ルアーをぶらさげたままちょっと移動しようもんなら"川面にぽちゃん!"のリスクが激しく大きい。(実際にそれが原因で数個ロストした)
対してムートンの物は、ぶら下げた際のホールド感は素晴らしいのだが、
バーブ(返し)がしつこく絡まってしまって結果的に素早くルアーを取り外す事ができず、何のためのパッチなのかわからなくなってしまうという状況だった。
"その両方のデメリットを解消できる商品は無いのか・・・"
条件①:針刺し部はルアーを取り出しやすいウレタンフォーム
条件②:スムーズに開閉でき、尚且つ勝手に開いたりしない蓋の付いたボックスタイプで、ルアーを2~3個収納出来るスペースがあるもの
しかしいくら探せども私の理想を叶えてくれる物は見つからなかった。
そこで決心。
無いなら作っちまおう。(゚∀゚)
という事で出来上がったのがこちら、

材料は100均にある単なる名刺入れ。
実はこの計画、昨シーズン初め思いつき、去年はシムスのベストに同様の物をベルクロ方式で取付けていた。
しかしベストではなくバッグに変わった今、取り付け方法を変えなければならず新たに製作する事となったわけだ。
今回は安全ピン仕様。

大きめのピンを、可動溝を付けた二重の基盤で挟み、エポキシ接着剤にて固定。
これなら多少の力がかかっても強度的には安心。
変な文字が色々書いてあるのが気にはなるが、そこは何せ100均(笑)
裏面だし、細かいことは良しとしよう(雑)
実際に取り付けるとこんな具合。


ドロップダウンで開放したボックス部分の上部だけにウレタンフォームを取り付け、
ルアーが接触するボックス内部にはクッション性のある合皮シートを敷き詰めている。
この方式ならワンタッチで開閉出来、スムーズにルアーが取出せる。
おまけに有難い事に元々下部についている袋状のアールが不用意なルアーの遊びを軽減し、
ルアーチェンジで開放した際も不意に落としてしまう等ということもほとんど無い。
実際に去年はほぼこのボックスをベストに装着して釣りを続けたが、コレが予想以上に使い勝手が良かった。
私も含め大抵の方もきっとそうだと思うが、ワレットに様々なルアーを詰めてはいても、
フィールドで頻繁にローテーションするパターンは大体決まっている場合が多いのが実状だろう。
メインルアー、アクションの異なるルアー、レンジを変えられるルアー。
実際のところその3本があれば、結構釣りを組み立てることは出来るもの。
様々な戦術的ルアーが満載されたワレットが「本部基地」だとするならば、
このボックスは最前線で戦う優秀なルアー達の為の「空母」となる。
この空母が私にとっては非常に有難い、なくてはならない存在なのだ。
私が自作したこのボックスはあくまでも個人的な需要を具現化した物に過ぎない為、
そんなんいらんだろと思われる方も勿論多いと思う。
しかしもしもどこかに私と同じような悩みを持っている方が居られるならば、参考にして頂けると幸いだ。
簡単で、何よりお財布に優しいので(笑)
ジョー・コッカー。私が「声」で鳥肌が立った(良い意味で)数少ない白人歌手の一人。
こんな声の男に生まれたかった。。
今夜は私が地味に欠かせないと思っている小物を紹介してみようと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私はどちらかというとルアーチェンジが多い方だ。
ひとつのポイントでひとつのルアーを撃ち、「なんだいないや」と思えるくらい腕に自信があれば良いのだろうが、単純な話、諦めが悪いのだ。(笑)
だから反応が得られない場合は頻繁にルアーをローテーションする。
しかしそこは一度ルアーという異物を通したポイント。魚は我々をのんびり待ってはくれない。
「さ~てお次は・・」なんてまったりワレットを出し入れしている間に、すっかり警戒心が芽生えてしまう事だってあるだろう。
だからこそ、異なるメソッドや可能性を探る為にも、ルアーチェンジはなるべく間を置かずに素早く行いたいものだ。
そのような意図の為に一般的によく使われるのがウレタンフォームやムートンのフライ用のパッチだと思う。
しかし、私はそのどちらのタイプも使ってみたのだが、当然とはいえやはりそれらは「フライ」に的を絞ったツールであり
ルアーの一時保管場所として使用するにはあまりにもデメリットが多かった。
ウレタンフォームタイプの場合、針の抜き差しのしやすさは抜群なのだがその分固定は甘く、
ルアーをぶらさげたままちょっと移動しようもんなら"川面にぽちゃん!"のリスクが激しく大きい。(実際にそれが原因で数個ロストした)
対してムートンの物は、ぶら下げた際のホールド感は素晴らしいのだが、
バーブ(返し)がしつこく絡まってしまって結果的に素早くルアーを取り外す事ができず、何のためのパッチなのかわからなくなってしまうという状況だった。
"その両方のデメリットを解消できる商品は無いのか・・・"
条件①:針刺し部はルアーを取り出しやすいウレタンフォーム
条件②:スムーズに開閉でき、尚且つ勝手に開いたりしない蓋の付いたボックスタイプで、ルアーを2~3個収納出来るスペースがあるもの
しかしいくら探せども私の理想を叶えてくれる物は見つからなかった。
そこで決心。
無いなら作っちまおう。(゚∀゚)
という事で出来上がったのがこちら、
材料は100均にある単なる名刺入れ。
実はこの計画、昨シーズン初め思いつき、去年はシムスのベストに同様の物をベルクロ方式で取付けていた。
しかしベストではなくバッグに変わった今、取り付け方法を変えなければならず新たに製作する事となったわけだ。
今回は安全ピン仕様。
大きめのピンを、可動溝を付けた二重の基盤で挟み、エポキシ接着剤にて固定。
これなら多少の力がかかっても強度的には安心。
変な文字が色々書いてあるのが気にはなるが、そこは何せ100均(笑)
裏面だし、細かいことは良しとしよう(雑)
実際に取り付けるとこんな具合。
ドロップダウンで開放したボックス部分の上部だけにウレタンフォームを取り付け、
ルアーが接触するボックス内部にはクッション性のある合皮シートを敷き詰めている。
この方式ならワンタッチで開閉出来、スムーズにルアーが取出せる。
おまけに有難い事に元々下部についている袋状のアールが不用意なルアーの遊びを軽減し、
ルアーチェンジで開放した際も不意に落としてしまう等ということもほとんど無い。
実際に去年はほぼこのボックスをベストに装着して釣りを続けたが、コレが予想以上に使い勝手が良かった。
私も含め大抵の方もきっとそうだと思うが、ワレットに様々なルアーを詰めてはいても、
フィールドで頻繁にローテーションするパターンは大体決まっている場合が多いのが実状だろう。
メインルアー、アクションの異なるルアー、レンジを変えられるルアー。
実際のところその3本があれば、結構釣りを組み立てることは出来るもの。
様々な戦術的ルアーが満載されたワレットが「本部基地」だとするならば、
このボックスは最前線で戦う優秀なルアー達の為の「空母」となる。
この空母が私にとっては非常に有難い、なくてはならない存在なのだ。
私が自作したこのボックスはあくまでも個人的な需要を具現化した物に過ぎない為、
そんなんいらんだろと思われる方も勿論多いと思う。
しかしもしもどこかに私と同じような悩みを持っている方が居られるならば、参考にして頂けると幸いだ。
簡単で、何よりお財布に優しいので(笑)
~Fin~
2013年03月12日
欲ばり男の腰回り

私の荷物は多い。
釣行を共にしたアングラーの方々と比べても、やはり私が身につけている荷物は人と比べて多いように思う。
ただでさえかさばる「魚籠」をぶら下げている私。
その上新しく仕入れたのはバックパックにチェストパック・・・おそらく今年はさながら鎧武者の様なゴテゴテとした立ち姿となる事だろう。
それに対して雑誌を開けば(キャンパーの方は別として)大抵のアングラーの方々は最低限の装備に身を包み、軽快に渓を駆け回っている姿ばかり。
「必要最低限の荷物」
それは釣りだけに留まらず、山に入る人間の基本中の基本だという事は周知の事実だ。
軽装備である事の利点は体力の消耗を抑えるばかりか、それに伴い精神的余裕から集中力が高まり、当然の事ながら釣果にまで影響する。
こんな私でさえ、渓流釣りに"軽快なフットワークは欠かせない条件"と真剣に考えている。
しかし荷物は減らせない。いや、減らさない(笑)
わかっちゃいるけど止められない♪ なんて、植木等になりたいわけでは無いのだが。
いわゆる貧乏性なのだろう。自分の中で"必要"と思っている物を省くのはなんとなくどこか落ち着かないのだ。
そんな矛盾を常に抱えている滑稽な私。
しかしこんな私だからこそ、身に付ける装備の重心の位置や、釣りに伴う円滑な動作に関しては人一倍の熟考を繰り返している自負だけはある。
・大きな装備を身に付け、無造作に転がる岩々をどうすれば軽快に駆けて行けるか。(足取りの軽さ)
・へつり、高巻き、藪こぎの際に邪魔にならない手段は確保できているか。(安全の確保)
・キャスティング、アクション、ランディング時の身体の動線をいかに遮らないように配置するか。(集中力の維持)
矛盾をまるごと抱えたまま克服するというのはなかなかに難儀なものだ。
それでも部屋の中で何度も装備を付けてはシミュレーションを繰り返し、なんとか納得のゆく装備にまとめあげた。
しかし・・・唯一どうしても誤魔化しきれないものがあった。
それは案の定、大きな魚籠(苦笑)
バックパックにチェストパックという重装備な上半身だというのに、おまけに腰にまでこのデカ物などどうしたって邪魔以外の何者でもない。
私が使用しているのはいわゆる餌師用の樹脂製クリールと呼ばれる飯盒のような形状のもの。
魚の入れやすさ、保冷性のほか、万が一の場合一時的な浮き輪代わりになったりと利点は予想以上に大きかったのだが、ベストスタイルの去年でさえ時々「腰重いな・・」と感じていたものだから、今季はさすがにどうにかしなくてはとあちこち調べていた。
そしてついに見つけたのがこちら、
Angler's House
ガーニークリール(M)
これは既に生産中止されている商品ではあるが、オークションでなんとか入手する事ができた。
この製品の仕組みとしては、保冷剤を入れて直接魚を冷やす樹脂製クリールとは違い、魚を入れた後この魚籠自体を水に浸し、主素材であるリネンに染み込んだ水分が蒸発する気化熱を利用して内部の温度を一定に保つという原始的なもの。
使い勝手や保冷効果に関してはどうしたって樹脂製の物には勝てないのだが、今回私が何より優先したのは重量と体積。
この手の魚籠は大概がショルダーバッグのように肩からかけるものしか無いのだが、これに関してはベルトループが標準装着されており、まさに私の需要と合致する唯一の商品。
見た目、素材、造りの割になかなかの価格ではあったが、これ以外無いのだからしようがないのだ。
"そんなに困るなら魚籠なんて持たなきゃいいのに?"
いやいや、それはその。今んところ意思は変わってないので、ええ(笑)
これで無事魚籠のかさばり問題も一件落着。
あとは渓に立つばかり。
(ちなみに魚籠の横に付けてるのは鉈。柄はそれっぽいが決してハンドソーではない(笑)
この変な柄のおかげで、どんなに全力で振り回しても手からすっぽ抜けることは無いので割と重宝している。)
まもなく年券が届き、9日後にはようやくこの秋田も解禁となる。
半年間待ち焦がれた解禁。。。(感涙)
とはいえ現実的な話、私も一己の会社人。
職種の関係上今月は休めそうにないので、おそらく渓に挨拶できるのは来月となる事だろう。
念の為、、ホントに念の為に、おそらく使わないまま押入れにしまう事になるような気もするが、一応こんなんも用意してみた(笑)
あぁ・・・早く魚に会いたいよぉう( 」´0`)」(哀願)
2013年02月24日
ベストを脱ぐという選択
♪Jamiroquai / Sunny
いいなぁ・・こんな曲をこんな風に唄えたらどんなに気持ち良いだろう。。
数多のアーティストがカバーしたBobby Hebbの名曲「Sunny」。
ジェームス・ブラウンバージョンの熱すぎる高揚感も捨てがたいけれど、ジャミロクアイのなんと楽しそうなこと。
Groovin!!音が生きてるわ。
それはさておき、
皆さんこんばんは!(`・ω・´)ノ
秋田解禁までひと月を切ったところで、最近新たに仕入れた装備について書こうと思います。
その装備というのがコレ


SIMMS
Headwater 1/2 Daypack
&
Headwater Chestpack
Headwater 1/2 Daypack
&
Headwater Chestpack
渓流とはいえより源流に近い上流域での釣りをする機会が多いこの私。
ルアーワレットの取り出しやすさという利点から、昨シーズンまではSIMMSのバーチカルベストを使用していました。
(何かとSIMMSが多いですが、これは別段ブランド嗜好というわけではなく単純に機能性の豊富さが理由です(笑))
しかし今年からカメラを持つという事に加え、万が一の為にリールのスペアも携行したいし、
川通しで詰める時なんかはちょっとした食料やコーヒー器具も携行できれば・・・
等という欲が以前から有り、キャパシティの面でベストでは少々物足りなく感じていました。
そんな中昨シーズン、釣りを教えてくれた師匠でもある先輩がベストでは無くSIMMSのTechpack(デイパック&チェストパックのセット)という装備を使用していたのを横目に見ながら、
いいないいなと~は思いつつ昨年は個人的財政の都合もあり手を出せずに耐えていました。
そしていよいよ欲求が臨界点を越え、
満を持して決意し同じものを探してみたのですが・・・・
いくら探せども生産中止・在庫無しのオンパレード( ;;;´△`)
まったく、、己のタイミングの悪さに反吐が出ます(笑)
それでも長い間諦めずに、小さな釣具屋のHPなんかを漁り続けて、ようやく購入に至りました。
ちなみに私のこの組み合わせは、正式にはTechpackそのものではありません。
Techpackを探し続けてようやく見つかったのがなんとデイパック部分のみ、チェストパックはありませんとのことで(苦笑)
なのでこのチェストパックはまた別の単体商品なんです。
いざ実物を前にしてみると、思っていたよりデイパックの収納キャパが小さい、チェストパックがかなり出っ張る。
うん…改めてベストという収納具のバランスの良さを実感しました(ぇ
あ!いやいや、
率直に言い放っちまいましたがそうは言ってはみてももちろんこのバッグに利点が多い事には違いはありませんよ。
単純にベストに慣れていたのでまだ感覚がわからないってだけの事で(´∀`)
思っていたより小さかったとはいえベストには収納出来なかった様々な物を搭載するには充分な容量(11ℓ)はあるし、
重心が高い位置になるよう設計されている為軽快性は高く、
実際装着してみるとチェストの出っ張りもそれ程気になるわけでもない。
おまけにシビアなへつりや藪こぎ時にはなんとチェストを後ろに付け替えられるというフレキシブルな機能もある。
今年はこのスタイルで、源流を更にアグレッシヴに楽しみたい・・・膨らむ期待で今からワクワクしております^^
”ベストからバッグスタイルへ”
より山岳釣行に特化したスタイルへの転身。
何が正解なんて無い。
楽しみ方は人それぞれですが、こんな選択肢も有りではないでしょうか^^
※重装備になる事により、こないだ意気揚々とポリシーの様に宣言した"魚籠"がさすがに邪魔になるなぁ・・なんて思ったり思わなかったりしているのは内緒です(爆)
2013年01月31日
主要疑似餌
道具の話ばっかりですいません(笑)
オフシーズンはネタが・・w
今回は現時点で主力としている私の愛用ルアーを紹介してみようと思います。
まずは名品としてポピュラーであり、S&Fリップとウッドボディで飛距離と動きの艶めかしさが秀逸な
タックルハウス社のツインクルシリーズ。

その中でも私が使用するのはミュート50とディープ60。
シリーズの中ではファストシンキングの位置づけとなるツインクルミュート50は、私にとってサーチ&パイロットルアーであり、
渓流域で最も打つ回数の多い頼れる存在。
ファストシンキングと言っても時代全盛のヘビーインジェクションのそれとは違い、ウエイトは3.2g程度。
しかしながら4g強のインジェクションに負けず劣らずの飛距離に加え、
独自に開発されたリップのコンセプト通り低速から高速まで安定したスイムバランス。
トゥイッチへの反応も良く、ダートの幅を自在に効かせられるので様々なシチュエーションで活躍してくれる。
ディープの60に関しては、ディープと言えども私の場合使用目的は深場攻略にあらず。
特筆すべきはその動きの滑らかさ。
スローリトリーブでしっかりとアクションし、ヌルヌルとしたその艶かしい動きで活性の低い個体に魅惑的にアピールする。
何を流しても反応が得られない低活性時にじっくりと魚に見せて誘いたい時に使う。
次に、ツインクルシリーズと同じくらいの信頼度を置いているのが
アングロ社のHOBOシリーズ。

使用ルアーはバルサHOBO、HOBOミノー50S、HOBO50MDS。
バルサHOBOはとにかくアクションが派手!
このシリーズ全てに採用されている大きなリップがガッチリ水を捉えるので移動距離が少なく、
バルサボディによる軽快さも持ち合わせているのでピンスポットでのアクション数の多さは群を抜いていると思う。
そのデカいリップがもたらす影響でトゥイッチ時のヒラ打ちはワイドな動きを伴い、
遠い魚までもおびき寄せる。(逆に警戒させてしまう事もある)
ダート系ミノーで反応が得難い時や、強いアピールが欲しい時に使用している。
HOBOミノー50Sは硬質発泡ウレタンの4.8g。
バルサでは入らない層を狙う際に使用。
(シルファーをメインロッドにしていた頃は一番の主力だったが、柔らかい竿に変えた為アクションのレスポンスは多少落ちた感が否めない)
HOBO50MDSはさらに下層へのアプローチ。
ここまでシンキングばかりだが、高活性時や変則的なアプローチの際に華のある存在と言えばやはりフローティングに軍配が上がる。
軽量故のレスポンスの高さは、いくら時代が進めどもシンキングでは手の届かない領域があると私は考えている。

私が頻繁に使用するフローティングミノーは
ミッチェルのアルカディアとザウルスのブラウニー50。
既にとうの昔に廃盤となっているミッチェルアルカディアは、リップの脆さや初期調整の粗悪さによって著しく評判を落としていたルアーだが、シルエットやカラーリングの絶妙なバランスが気に入り、自分で基盤リップを付け替え、バランスを調整し直して使っている。
その為特に不具合は無く、よく潜り・よく躍る。
使用感・アクションに関しては寧ろ私にとってかけがえの無いフローティングミノーとして位置づけられている。
ブラウニーの良さに関しては今更説明の必要は無いだろう。
この他にも状況に応じて変則ミノーやジグ系・スプーン・スピナー・バイブも使用していますが、主にはこんなところです。
もしかしたら気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが・・
私の使用するミノーにリアルアイのものはほとんどありません!
ペイントアイフェチなんです(笑)
アクションがどーのヒラ打ちがどーの言ってはいますが、結局ルアー選びの基準は見た目からw( ´艸`)
だって・・・可愛いんだもの(笑)
単純な道具というよりもどこか愛嬌のある顔立ちにでうしても惹かれてしまうんですよね~。
いつかもし・・もし自分でルアーを作れる日が来たならば、そん時はこんな愛くるしい奴らに仕上げられたらなぁ~なんて、
妄想ばかりが膨らむ今日この頃です。
それではまた!
オフシーズンはネタが・・w
今回は現時点で主力としている私の愛用ルアーを紹介してみようと思います。
まずは名品としてポピュラーであり、S&Fリップとウッドボディで飛距離と動きの艶めかしさが秀逸な
タックルハウス社のツインクルシリーズ。
その中でも私が使用するのはミュート50とディープ60。
シリーズの中ではファストシンキングの位置づけとなるツインクルミュート50は、私にとってサーチ&パイロットルアーであり、
渓流域で最も打つ回数の多い頼れる存在。
ファストシンキングと言っても時代全盛のヘビーインジェクションのそれとは違い、ウエイトは3.2g程度。
しかしながら4g強のインジェクションに負けず劣らずの飛距離に加え、
独自に開発されたリップのコンセプト通り低速から高速まで安定したスイムバランス。
トゥイッチへの反応も良く、ダートの幅を自在に効かせられるので様々なシチュエーションで活躍してくれる。
ディープの60に関しては、ディープと言えども私の場合使用目的は深場攻略にあらず。
特筆すべきはその動きの滑らかさ。
スローリトリーブでしっかりとアクションし、ヌルヌルとしたその艶かしい動きで活性の低い個体に魅惑的にアピールする。
何を流しても反応が得られない低活性時にじっくりと魚に見せて誘いたい時に使う。
次に、ツインクルシリーズと同じくらいの信頼度を置いているのが
アングロ社のHOBOシリーズ。
使用ルアーはバルサHOBO、HOBOミノー50S、HOBO50MDS。
バルサHOBOはとにかくアクションが派手!
このシリーズ全てに採用されている大きなリップがガッチリ水を捉えるので移動距離が少なく、
バルサボディによる軽快さも持ち合わせているのでピンスポットでのアクション数の多さは群を抜いていると思う。
そのデカいリップがもたらす影響でトゥイッチ時のヒラ打ちはワイドな動きを伴い、
遠い魚までもおびき寄せる。(逆に警戒させてしまう事もある)
ダート系ミノーで反応が得難い時や、強いアピールが欲しい時に使用している。
HOBOミノー50Sは硬質発泡ウレタンの4.8g。
バルサでは入らない層を狙う際に使用。
(シルファーをメインロッドにしていた頃は一番の主力だったが、柔らかい竿に変えた為アクションのレスポンスは多少落ちた感が否めない)
HOBO50MDSはさらに下層へのアプローチ。
ここまでシンキングばかりだが、高活性時や変則的なアプローチの際に華のある存在と言えばやはりフローティングに軍配が上がる。
軽量故のレスポンスの高さは、いくら時代が進めどもシンキングでは手の届かない領域があると私は考えている。
私が頻繁に使用するフローティングミノーは
ミッチェルのアルカディアとザウルスのブラウニー50。
既にとうの昔に廃盤となっているミッチェルアルカディアは、リップの脆さや初期調整の粗悪さによって著しく評判を落としていたルアーだが、シルエットやカラーリングの絶妙なバランスが気に入り、自分で基盤リップを付け替え、バランスを調整し直して使っている。
その為特に不具合は無く、よく潜り・よく躍る。
使用感・アクションに関しては寧ろ私にとってかけがえの無いフローティングミノーとして位置づけられている。
ブラウニーの良さに関しては今更説明の必要は無いだろう。
この他にも状況に応じて変則ミノーやジグ系・スプーン・スピナー・バイブも使用していますが、主にはこんなところです。
もしかしたら気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが・・
私の使用するミノーにリアルアイのものはほとんどありません!
ペイントアイフェチなんです(笑)
アクションがどーのヒラ打ちがどーの言ってはいますが、結局ルアー選びの基準は見た目からw( ´艸`)
だって・・・可愛いんだもの(笑)
単純な道具というよりもどこか愛嬌のある顔立ちにでうしても惹かれてしまうんですよね~。
いつかもし・・もし自分でルアーを作れる日が来たならば、そん時はこんな愛くるしい奴らに仕上げられたらなぁ~なんて、
妄想ばかりが膨らむ今日この頃です。
それではまた!
2013年01月20日
カメラの話
今回は使用カメラの紹介をしていきます。
今私が使っているカメラはこちら

実は私、去年まではカメラは所持しておらず、ケータイで数こそ写真は撮っていたものの
使い勝手や多様性の乏しさに不満を抱き、シーズン終わってから購入に至りました。
携帯にしてもそうでしたが、基本的に渓流での使用を主軸として考えているのでこちらも
防水・防塵・対衝撃
のタフなモデルを選びました^^
しかし他社からも似たようなタイプの機種が様々出ている現在。
どれにしようか私も迷いましたが、他社の機種に無い個性的な機能を備えているのがこのWG‐Ⅱ。
まず、マクロモードが異様に強いという事!
1cm距離どころか、さらに寄れる「顕微鏡モード」なるものを備えています。
レンズ周りにライトも6つ備えてるので明るさもバッチリb
こいつで渓魚の魚体を・・・ふふふふふ(奇人)
次に注目なのが、

PL(可変偏光)フィルターを装着して水面のギラつきを抑えながら水中を鮮明に映し出せたり、
ND(減光)フィルターを装着して滝や水の流れを絹のように滑らかに切り取る事ができたり・・。
これはかなり遊べそうです。
(※ちなみに、グアムの写真と、今年の総集編の記事の一番下に貼った秋の渓の写真はこのカメラで撮影したものです。)
オリンパスでも同じ事が出来て更に高性能なモデルもでていますが・・・・高いんですもの(´∀`;;)
アクの強いデザインはだいぶ好みの分かれるところではありますが、
比較的安価でタフネス・遊びのバリエーション・画質の鮮やかさではかなり良い線いってる機種だと思います。
買い替えを検討されてる方、自信持っておすすめしますよ(笑)
今年はこれでバシバシ渓を切り取ってUpしていきたいと思いますんで宜しくお願いします^^
ではまた!
今私が使っているカメラはこちら

PENTAX Optio WG-Ⅱ
実は私、去年まではカメラは所持しておらず、ケータイで数こそ写真は撮っていたものの
使い勝手や多様性の乏しさに不満を抱き、シーズン終わってから購入に至りました。
携帯にしてもそうでしたが、基本的に渓流での使用を主軸として考えているのでこちらも
防水・防塵・対衝撃
のタフなモデルを選びました^^
しかし他社からも似たようなタイプの機種が様々出ている現在。
どれにしようか私も迷いましたが、他社の機種に無い個性的な機能を備えているのがこのWG‐Ⅱ。
まず、マクロモードが異様に強いという事!
1cm距離どころか、さらに寄れる「顕微鏡モード」なるものを備えています。
レンズ周りにライトも6つ備えてるので明るさもバッチリb
こいつで渓魚の魚体を・・・ふふふふふ(奇人)
次に注目なのが、
レンズ前部に一眼用フィルターを取り付けられるところ!!!

PL(可変偏光)フィルターを装着して水面のギラつきを抑えながら水中を鮮明に映し出せたり、
ND(減光)フィルターを装着して滝や水の流れを絹のように滑らかに切り取る事ができたり・・。
これはかなり遊べそうです。
(※ちなみに、グアムの写真と、今年の総集編の記事の一番下に貼った秋の渓の写真はこのカメラで撮影したものです。)
オリンパスでも同じ事が出来て更に高性能なモデルもでていますが・・・・高いんですもの(´∀`;;)
アクの強いデザインはだいぶ好みの分かれるところではありますが、
比較的安価でタフネス・遊びのバリエーション・画質の鮮やかさではかなり良い線いってる機種だと思います。
買い替えを検討されてる方、自信持っておすすめしますよ(笑)
今年はこれでバシバシ渓を切り取ってUpしていきたいと思いますんで宜しくお願いします^^
ではまた!
2012年12月28日
靴の話
ども♪
今日からお休みのくろねです。
ヒグマのような後輩にボードに誘われていましたが、
昨日の忘年会で熱燗をやっつけ過ぎて体が動かないのでお断りしました。
せっかくの快晴だったのに勿体無かったかな~。
昼前にようやく起き上がり、ウェーディングシューズを修理に出していた事を思い出したので秋田の釣具屋さんに向かう事に。

やっぱり雪道怖ぇえええ:(((;゙゚'ω゚'):))
免許とって何年経とうが、たとえ車屋だろうが、怖いものは怖いんです!ヽ(`Д´;;)ノ
ふらふらズルズル挙動不審な運転をしつつ、なんとか無事ピカピカに治った靴を回収し、
ルアー2つばかり購入して帰ってまいりました!
ちなみに修理の内容はお決まりのフェルトソール交換。
”自分でやれよっ”て方もおられるかもしれませんが、失敗したくなかったもので(汗笑
・・しっかし市内は道悪いですね~;;;
低速だっていうのにぶるんぶるんがったんがったん車体ぶれまくりですもの。
漏らしそうになりましたよまったく(何

Foxfire LTWウェーディングシューズ
これが私の愛用靴です。
購入時、本当はサイドジップのやつが欲しかったんですがさすがに+8000円は手が出ませんでした(笑)
派手なオレンジは好みの分かれるところとは思いますが、比較的安価な割に機能性はだいぶいいんですコレ(私的にね)。
メーカーサイトの売り文句では、沢靴らしい細身のフォルムで軽く柔らかく丈夫でへつる・登るの現流域に持って来いのコンセプトだそうな。
こまい事ぁわかりませんが、実際細いので岩の間につま先ねじ込みやすく、屈曲性もあり軽いので足取りも軽快ですね。
そしてなにより気に入ってるのがフィッティングの良さ!
足入れ口んところにネオプレーン素材が使われ、紐のアイレットがやたら多いので足の形を問わず締め具合が自在です。
あ、、別に私はFoxfireの回し者ではありませんよ(笑)
基本私、剛性や足の保護の事は後回し。
険しい流域での軽快なフットワークと足の裏への違和感の無い接地感を最重要視しています。
(ちなみにこれを買う前はマズメのキャンパス地のを使っていました。)
この靴の難点はやっぱりフェルトの減りが早い事ですかね。
とはいえこればっかりはピンフェルトじゃないのでどれもそんなもんなのかもしれませんが。
・・・でも、たった1シーズンですよ?w
そりゃぁそこそこ強引な使い方もしてましたけど・・さすがに、ねぇ~?(´д`)

という事でピンフェルトのソールに交換して貰いましたv
当初の予定より修理の値段がお高くなってしまいましたが・・・それは考えない事にしておきましょう(爆)
これで来シーズンも心おきなく楽しめそうです^^
あ~ぁ、早く解禁せんかな~。。
今日からお休みのくろねです。
ヒグマのような後輩にボードに誘われていましたが、
昨日の忘年会で熱燗をやっつけ過ぎて体が動かないのでお断りしました。
せっかくの快晴だったのに勿体無かったかな~。
昼前にようやく起き上がり、ウェーディングシューズを修理に出していた事を思い出したので秋田の釣具屋さんに向かう事に。

やっぱり雪道怖ぇえええ:(((;゙゚'ω゚'):))
免許とって何年経とうが、たとえ車屋だろうが、怖いものは怖いんです!ヽ(`Д´;;)ノ
ふらふらズルズル挙動不審な運転をしつつ、なんとか無事ピカピカに治った靴を回収し、
ルアー2つばかり購入して帰ってまいりました!
ちなみに修理の内容はお決まりのフェルトソール交換。
”自分でやれよっ”て方もおられるかもしれませんが、失敗したくなかったもので(汗笑
・・しっかし市内は道悪いですね~;;;
低速だっていうのにぶるんぶるんがったんがったん車体ぶれまくりですもの。
漏らしそうになりましたよまったく(何

Foxfire LTWウェーディングシューズ
これが私の愛用靴です。
購入時、本当はサイドジップのやつが欲しかったんですがさすがに+8000円は手が出ませんでした(笑)
派手なオレンジは好みの分かれるところとは思いますが、比較的安価な割に機能性はだいぶいいんですコレ(私的にね)。
メーカーサイトの売り文句では、沢靴らしい細身のフォルムで軽く柔らかく丈夫でへつる・登るの現流域に持って来いのコンセプトだそうな。
こまい事ぁわかりませんが、実際細いので岩の間につま先ねじ込みやすく、屈曲性もあり軽いので足取りも軽快ですね。
そしてなにより気に入ってるのがフィッティングの良さ!
足入れ口んところにネオプレーン素材が使われ、紐のアイレットがやたら多いので足の形を問わず締め具合が自在です。
あ、、別に私はFoxfireの回し者ではありませんよ(笑)
基本私、剛性や足の保護の事は後回し。
険しい流域での軽快なフットワークと足の裏への違和感の無い接地感を最重要視しています。
(ちなみにこれを買う前はマズメのキャンパス地のを使っていました。)
この靴の難点はやっぱりフェルトの減りが早い事ですかね。
とはいえこればっかりはピンフェルトじゃないのでどれもそんなもんなのかもしれませんが。
・・・でも、たった1シーズンですよ?w
そりゃぁそこそこ強引な使い方もしてましたけど・・さすがに、ねぇ~?(´д`)

という事でピンフェルトのソールに交換して貰いましたv
当初の予定より修理の値段がお高くなってしまいましたが・・・それは考えない事にしておきましょう(爆)
これで来シーズンも心おきなく楽しめそうです^^
あ~ぁ、早く解禁せんかな~。。
2012年12月26日
竿の話
今日は休日だったのでひとりでスノボーしに行ってまいりました。
きっとクリスマスだからカップルがうじゃうじゃいるんだろうな・・なんて事を思って着いてみたら。。。
!((((;゚Д゚))))・・・
カップルどころか猛吹雪視界ゼロ!(汗);;;
そら人自体少ないわけだw
それでもせっかく微妙な遠出してしまったので(迂闊;)、きっちり券買ってラストまでこなしてきましたよ。
くたびれた~(´Д` )
と。。まぁ余談はコレぐらいにして本題に入りますね。(笑)
昨日に引き続き道具の話です。
今日はロッド編。
さて、ロッドの話をするからにはミッチェルのように「単純に思い入れです」と紹介するわけにもいきません。
何しろ竿ほどその人その人の釣りのスタイルを代表している物も無い(と思っている)ので。
事実、たった3年程の釣り歴の私ですが、スタイルの変化に伴い何本か竿を変更して来ました。
私の竿の経歴は、
まず1年目、【スミス・マジカルトラウト50HUL】
この竿は硬すぎず柔すぎず、今流通している主流のルアーを扱うにはバランスのとれた竿だった記憶があります。
(とは言え実は最初に持ったのはスミスのもっと古い竿でしたが、速攻折ったのでカウントに入れません(笑))
有難いことにミッチェルの馬鹿デカイ足(リールフット)も受け入れてくれる設計で、特に苦労せずに扱えましたが
リールシートの材質の今時感が好みで無く、後半ラインをPEに変えたところトラブルだらけになってしまいました。
(単純にキャストが下手なせいだったんですけどね(苦笑))
そして2年目⇒【自作竿50UL】→【アンリパ・シルファー53L】
上記の不満点を解消すべく竿の買い替えを検討しましたが、資金もそれ程溜まっておらず、
ミッチェルのデカ足に合う物が市場に見当たらなかったので自作する事を決意しました。
ちなみに当ブログのトップに貼ってある竿がそれです。
材料は中古でお安く手に入れた長いカーボン竿。
テーパー・硬さを考慮しながら前年の竿のフィーリングと同等になるよう加工し、
PEの糸絡みを防ぐ為にチタンKガイドを取り付けました。
何しろ初めての作業。不安でいっぱいでしたが素人作業ながらそれは思った以上に出来が良く、
それはそれはテンションが上がりました。
その上、流行に流されるまま私自身も持ちルアーが段々とヘビーシンキングになりましたが、
アクションの面で若干物足りない感はありましたが、それでもキャストは全く問題無し。
実は夏場うっかり竿先を折ってしまい、悲しい事に4.9フィートになってしまったのですが、
この竿は本当に素敵な思い出達を沢山連れてきてくれました。
ところが夏のボーナスを迎え、無論自作竿は気に入ってはいたものの物欲が抑えられず(笑)
シルファー53Lを購入。
シャープな振り抜け、飛距離、ティップ感度の良さ、バットの強さ。
それはヘビーシンキングを扱う事に関しては素晴らしい性能を持ち、私は雑誌に書いてあるままに
流行のハードロッド+PEライン+ヘビーシンキングミノーを使い、
狙ったレンジにドーンと沈めて鬼トゥイッチというバリバリのイマドキスタイルで釣りをし続けシーズンを終えました。
ホント、、雑誌に影響されすぎですよね(笑)
そして三年目(今年)⇒


シーズンが開けて暫くは前年と同じバリバリスタイル(笑)で釣りを続けていましたが、そんな中でも様々な疑問や思惑が交錯していました。
確かにこのスタイルはレンジも狙いやすく、感度も良く、硬い為多少バラしがあるもののその力強さ故掛かった後の安心感もある。
だが、、果たしてこれでいいのか?
自分の求めていた釣りの楽しさはこういう事なのか?
フッキング後、強引に巻いてあっさりと自分の元へ寄って来てしまった大物を見ながら、私はそんな事を考え続けていました。
そして気がつけば夏のボーナス到来!(また物欲シーズン到来www)
「そうだグラス竿だ!釣り味が良くてミッチェルに似合うのはやっぱりグラスだろう!!」
と..陽気に短絡的に考えたものの、いわゆるオールドのグラス竿といえばグネングネンのスローテーパー・・・
グラム問わず、それでトゥイッチなど、少なくとも私の様なものの技術ではとてもとても・・・。
そこで思い出したのが以前雑誌で見かけたジャパントラウト。
「グラス特有の粘りを持ちつつ、テーパーの工夫によりルアーアクションも自在」
すぐ食いつきました(笑)
実際この竿に変えてからというもの、想像していた以上に前にも増して釣りが楽しくなりました。
ちなみにライトアクションとは言えカーボンロッドのそれとは違い、だいぶ柔らかいです。
小物が掛かってもしっかり曲がり、視覚的にもわくわくします。
その為、ヘビーシンキングにばかり頼っていった釣り方も、徐々にスローシンキング~フローティングをメインに使いこなせるように進化。
柔らかいロッドでのキャストの仕方・ルアーの乗せ方、トゥイッチのかけ方はこんなにも手法が違うのか!という驚きがあり、
魚の釣り方という物を一から考える良いきっかけになりました。
単純に釣果に関しては去年の方が良い結果は残せましたが、
今年はスタイルの面で大きな変化があり、その影響で釣り方の概念も変わり、
去年よりも"狙って釣る釣り"に一歩近づけた有意義なシーズンでした。
来年はこのスタイルで、より細分化した誘い方を研究していきたいと思います。
きっとクリスマスだからカップルがうじゃうじゃいるんだろうな・・なんて事を思って着いてみたら。。。
!((((;゚Д゚))))・・・
カップルどころか猛吹雪視界ゼロ!(汗);;;
そら人自体少ないわけだw
それでもせっかく微妙な遠出してしまったので(迂闊;)、きっちり券買ってラストまでこなしてきましたよ。
くたびれた~(´Д` )
と。。まぁ余談はコレぐらいにして本題に入りますね。(笑)
昨日に引き続き道具の話です。
今日はロッド編。
さて、ロッドの話をするからにはミッチェルのように「単純に思い入れです」と紹介するわけにもいきません。
何しろ竿ほどその人その人の釣りのスタイルを代表している物も無い(と思っている)ので。
事実、たった3年程の釣り歴の私ですが、スタイルの変化に伴い何本か竿を変更して来ました。
私の竿の経歴は、
まず1年目、【スミス・マジカルトラウト50HUL】
この竿は硬すぎず柔すぎず、今流通している主流のルアーを扱うにはバランスのとれた竿だった記憶があります。
(とは言え実は最初に持ったのはスミスのもっと古い竿でしたが、速攻折ったのでカウントに入れません(笑))
有難いことにミッチェルの馬鹿デカイ足(リールフット)も受け入れてくれる設計で、特に苦労せずに扱えましたが
リールシートの材質の今時感が好みで無く、後半ラインをPEに変えたところトラブルだらけになってしまいました。
(単純にキャストが下手なせいだったんですけどね(苦笑))
そして2年目⇒【自作竿50UL】→【アンリパ・シルファー53L】
上記の不満点を解消すべく竿の買い替えを検討しましたが、資金もそれ程溜まっておらず、
ミッチェルのデカ足に合う物が市場に見当たらなかったので自作する事を決意しました。
ちなみに当ブログのトップに貼ってある竿がそれです。
材料は中古でお安く手に入れた長いカーボン竿。
テーパー・硬さを考慮しながら前年の竿のフィーリングと同等になるよう加工し、
PEの糸絡みを防ぐ為にチタンKガイドを取り付けました。
何しろ初めての作業。不安でいっぱいでしたが素人作業ながらそれは思った以上に出来が良く、
それはそれはテンションが上がりました。
その上、流行に流されるまま私自身も持ちルアーが段々とヘビーシンキングになりましたが、
アクションの面で若干物足りない感はありましたが、それでもキャストは全く問題無し。
実は夏場うっかり竿先を折ってしまい、悲しい事に4.9フィートになってしまったのですが、
この竿は本当に素敵な思い出達を沢山連れてきてくれました。
ところが夏のボーナスを迎え、無論自作竿は気に入ってはいたものの物欲が抑えられず(笑)
シルファー53Lを購入。
シャープな振り抜け、飛距離、ティップ感度の良さ、バットの強さ。
それはヘビーシンキングを扱う事に関しては素晴らしい性能を持ち、私は雑誌に書いてあるままに
流行のハードロッド+PEライン+ヘビーシンキングミノーを使い、
狙ったレンジにドーンと沈めて鬼トゥイッチというバリバリのイマドキスタイルで釣りをし続けシーズンを終えました。
ホント、、雑誌に影響されすぎですよね(笑)
そして三年目(今年)⇒


【テーパー&シェイプ・ジャパントラウト53L】
シーズンが開けて暫くは前年と同じバリバリスタイル(笑)で釣りを続けていましたが、そんな中でも様々な疑問や思惑が交錯していました。
確かにこのスタイルはレンジも狙いやすく、感度も良く、硬い為多少バラしがあるもののその力強さ故掛かった後の安心感もある。
だが、、果たしてこれでいいのか?
自分の求めていた釣りの楽しさはこういう事なのか?
フッキング後、強引に巻いてあっさりと自分の元へ寄って来てしまった大物を見ながら、私はそんな事を考え続けていました。
そして気がつけば夏のボーナス到来!(また物欲シーズン到来www)
「そうだグラス竿だ!釣り味が良くてミッチェルに似合うのはやっぱりグラスだろう!!」
と..陽気に短絡的に考えたものの、いわゆるオールドのグラス竿といえばグネングネンのスローテーパー・・・
グラム問わず、それでトゥイッチなど、少なくとも私の様なものの技術ではとてもとても・・・。
そこで思い出したのが以前雑誌で見かけたジャパントラウト。
「グラス特有の粘りを持ちつつ、テーパーの工夫によりルアーアクションも自在」
すぐ食いつきました(笑)
実際この竿に変えてからというもの、想像していた以上に前にも増して釣りが楽しくなりました。
ちなみにライトアクションとは言えカーボンロッドのそれとは違い、だいぶ柔らかいです。
小物が掛かってもしっかり曲がり、視覚的にもわくわくします。
その為、ヘビーシンキングにばかり頼っていった釣り方も、徐々にスローシンキング~フローティングをメインに使いこなせるように進化。
柔らかいロッドでのキャストの仕方・ルアーの乗せ方、トゥイッチのかけ方はこんなにも手法が違うのか!という驚きがあり、
魚の釣り方という物を一から考える良いきっかけになりました。
単純に釣果に関しては去年の方が良い結果は残せましたが、
今年はスタイルの面で大きな変化があり、その影響で釣り方の概念も変わり、
去年よりも"狙って釣る釣り"に一歩近づけた有意義なシーズンでした。
来年はこのスタイルで、より細分化した誘い方を研究していきたいと思います。
2012年12月25日
リールの話
さて、
勢いでブログを立ち上げたは良いものの、
解禁もまだまだ遠いこの季節に何の話をしていいものか。。
という事でまずは私の使用している道具の話でも書いてみる事に。
今回は巻き物、リール編。
長文なのは愛着の深さ故なので勘弁して下さい(笑)

出会いはこの釣りに入門した年の秋。
「初めは使い勝手の良い間違いない物を」と、釣り全般においてのベテランである
先輩に頂いたアドバイス通り、まず私は最新の国産廉価リールでこの釣りに入門した。
実際それは扱いやすくトラブルレス。
渓流どころか釣りのひとつも経験の無い初心者の私にとってそれは重要なアドバンテージであり、
この釣りの魅力にどんどん吸い込まれていったのはそうした経緯有りきだと思う。
(不器用な私に釣りの手ほどきをしてくれ、今も親しくしてくれているその先輩には本当に感謝している。)
だがしかしそこは元来ひねくれ者で変態懐古主義(?)な私。
日を追うごとに釣果は増えているというのに、何故か全くと言っていい程そのリールに愛着が湧いてこなかった。
その原因は、癖のある物・味のある物にばかり惹かれる私の悪い性癖。
”自分らしいものを”と、各方面探して見つけたのがこのミッチェルというリールだった。
初めて見たとき、機能などさておき見た目一発で既にやられた。
骨董品の様な年代の代物というのにも関わらず、深い紺のボディや丸みを帯びたなフォルムが醸し出す上品な雰囲気。
それからすぐに、入門用にと買った最新の国産廉価リールを放り出してあっという間にに購入した。
そしてこのリールを手にした日から、ミッチェル408というリールについて手当たり次第情報入手する日々が続いた。
スピニングリール創成期・発展期を支えた老舗ブランドである事、スパイラルベベルギヤのハイスピード仕様で、
当時最新技術として注目されたプラナマチックオシュレーションという摩訶不思議な機構を備えている事、
ワンタッチでスプールを交換できること、ランディング時以外はストッパをかけないのが正式な扱い方である事、
ボディの紺色の塗料はフランス海軍で使用している物と同じである事、等等・・
知れば知るほど私はその得体の知れない魅力に引き込まれていった。
しかし、渓流ルアーフィッシングというジャンルの中で世間で人気のあるオールドリールといえば
アブのカージナルかこのミッチェル・・とはよく耳にはしていたものの、
所有者を探してみるとカージナルは確かに多いのに対してミッチェルユーザーは殆どいない現実。
「昔持ってたよ」、「一度使ったことある」という方は割といるのに、現在進行形で使用している人の少なさ。
もちろんメーカーが既に無いので修理部品の入手のしづらさも原因だろうが、それにしても一体何故だろうと思っていた。
使い始めてその理由がおぼろげながら見えてきた。
まず、ラインローラーが無い(もしくは小さい)為に、ナイロンラインが縒れやすい事。
次に、アンチストッパ釣法(ストッパをかけない)をする事で突然のバイトに当たりがとれずバラしてしまい、
かといってストッパをかけっぱなしにするとカリカリ音が煩い(カージナル以上)上にギヤの破損を早めてしまうという事。
また、金属製の重いベイルは抜群に返りが良いものの、バックハンドキャストの際には
その重さとアンチストッパ釣法が災いしてルアーが着水する前にベイルが勝手に返ってしまうのがよくある事。
その他にもドラグのムラ、糸絡み、部品の固定の甘さ、トリップレバー角度のシビアさ等、
”オールドリールらしい”といえば”らしい”トラブルの宝庫である事を身をもって知る事となった。
しかしそれでも尚、変態な私はこのリールを嫌いにはなれなかった。
しょっちゅう部品が壊れる度に調達に苦労もする事もあったが、
きっと散々苦労させられたもの程愛着が湧くものなのだろう。
いまだに飽く事無くこのリールと付き合い続けている。
例え私のようなへっぽこでも、長く付き合う事でトラブルを回避する技術も特性を活かす方法も自ずと身につくものだと改めて気づかされた。
今のところ他のリールを使いたいという気持ちは全く湧いてこない。
というよりも寧ろ、きっと私はこの釣りを続けている限りはこのリールを使い続けるようなが気する。
来年もまた、かけがえの無い思い出を釣りに行こう。
宜しくな、相棒よ。
勢いでブログを立ち上げたは良いものの、
解禁もまだまだ遠いこの季節に何の話をしていいものか。。
という事でまずは私の使用している道具の話でも書いてみる事に。
今回は巻き物、リール編。
長文なのは愛着の深さ故なので勘弁して下さい(笑)

mitchell 408
出会いはこの釣りに入門した年の秋。
「初めは使い勝手の良い間違いない物を」と、釣り全般においてのベテランである
先輩に頂いたアドバイス通り、まず私は最新の国産廉価リールでこの釣りに入門した。
実際それは扱いやすくトラブルレス。
渓流どころか釣りのひとつも経験の無い初心者の私にとってそれは重要なアドバンテージであり、
この釣りの魅力にどんどん吸い込まれていったのはそうした経緯有りきだと思う。
(不器用な私に釣りの手ほどきをしてくれ、今も親しくしてくれているその先輩には本当に感謝している。)
だがしかしそこは元来ひねくれ者で変態懐古主義(?)な私。
日を追うごとに釣果は増えているというのに、何故か全くと言っていい程そのリールに愛着が湧いてこなかった。
その原因は、癖のある物・味のある物にばかり惹かれる私の悪い性癖。
”自分らしいものを”と、各方面探して見つけたのがこのミッチェルというリールだった。
初めて見たとき、機能などさておき見た目一発で既にやられた。
骨董品の様な年代の代物というのにも関わらず、深い紺のボディや丸みを帯びたなフォルムが醸し出す上品な雰囲気。
それからすぐに、入門用にと買った最新の国産廉価リールを放り出してあっという間にに購入した。
そしてこのリールを手にした日から、ミッチェル408というリールについて手当たり次第情報入手する日々が続いた。
スピニングリール創成期・発展期を支えた老舗ブランドである事、スパイラルベベルギヤのハイスピード仕様で、
当時最新技術として注目されたプラナマチックオシュレーションという摩訶不思議な機構を備えている事、
ワンタッチでスプールを交換できること、ランディング時以外はストッパをかけないのが正式な扱い方である事、
ボディの紺色の塗料はフランス海軍で使用している物と同じである事、等等・・
知れば知るほど私はその得体の知れない魅力に引き込まれていった。
しかし、渓流ルアーフィッシングというジャンルの中で世間で人気のあるオールドリールといえば
アブのカージナルかこのミッチェル・・とはよく耳にはしていたものの、
所有者を探してみるとカージナルは確かに多いのに対してミッチェルユーザーは殆どいない現実。
「昔持ってたよ」、「一度使ったことある」という方は割といるのに、現在進行形で使用している人の少なさ。
もちろんメーカーが既に無いので修理部品の入手のしづらさも原因だろうが、それにしても一体何故だろうと思っていた。
使い始めてその理由がおぼろげながら見えてきた。
まず、ラインローラーが無い(もしくは小さい)為に、ナイロンラインが縒れやすい事。
次に、アンチストッパ釣法(ストッパをかけない)をする事で突然のバイトに当たりがとれずバラしてしまい、
かといってストッパをかけっぱなしにするとカリカリ音が煩い(カージナル以上)上にギヤの破損を早めてしまうという事。
また、金属製の重いベイルは抜群に返りが良いものの、バックハンドキャストの際には
その重さとアンチストッパ釣法が災いしてルアーが着水する前にベイルが勝手に返ってしまうのがよくある事。
その他にもドラグのムラ、糸絡み、部品の固定の甘さ、トリップレバー角度のシビアさ等、
”オールドリールらしい”といえば”らしい”トラブルの宝庫である事を身をもって知る事となった。
しかしそれでも尚、変態な私はこのリールを嫌いにはなれなかった。
しょっちゅう部品が壊れる度に調達に苦労もする事もあったが、
きっと散々苦労させられたもの程愛着が湧くものなのだろう。
いまだに飽く事無くこのリールと付き合い続けている。
例え私のようなへっぽこでも、長く付き合う事でトラブルを回避する技術も特性を活かす方法も自ずと身につくものだと改めて気づかされた。
今のところ他のリールを使いたいという気持ちは全く湧いてこない。
というよりも寧ろ、きっと私はこの釣りを続けている限りはこのリールを使い続けるようなが気する。
来年もまた、かけがえの無い思い出を釣りに行こう。
宜しくな、相棒よ。