2015年04月24日
ハンドメイドの魅力
♪The Police / Roxanne
6~70年代の洋楽ばかりを聴いていた頃、正直80年代の音楽を毛嫌いしていた。
生々しく体温が滲み出るような音を飽食していた私の耳には、
80年代特有の空間系をふんだんに使ったドラムの音や、
整いすぎた丸いサウンドが好みでなかったのだ。
しかしながら、それは要は食わず嫌いだっただけの事。
今のバンドのドラマーと付き合い出してから、
80年代の音楽には80年代の音楽にしかない魅力がある事を教えてもらった。
そんな中で特に気になったのが、若き日のSTING率いる「POLICE」。
レゲエのもつ塩辛さをパンクサウンドに巧みに取り入れ、
無機質な”間”の中にある哀愁を効果的に前面に押し出したサウンド。
偏見無しに、単純に心の芯から、”カッコいい”と思った。
―――――――――――――――――――――――――――――
こんばんは!^^
先日お話したアユカラーが出来上がりました。

命名!
「わっぱが」というのは秋田の方言で
解釈の仕方が多数存在する、ある意味不可解な言葉の一つですが、
この場合「程度の低い仕事」もしくは「全然ダメだめ~」的な意味合いでOKです。
何しろ諸先輩方のレベルにはまだまだ程遠いので、自虐的な意味合いとも言えます(笑)

下手なりにネームも挿入^^;

不器用な私に細かい細工は出来ないので、エラ部分はシンプルに、
ただ何も無いのは寂しいのでKuroneの”K”だけ入れてみました。

こだわったのはこの馬鹿でかいリップです(笑)
実は釣りにおいての私の基本スタイルは、
アップキャストで流れの脇や緩みに落としての”点”の釣り。
必要以上のリーリングは行わず、
あえて糸フケを出しながらのトゥイッチ・シェイキングでルアーをバタつかせるメソッドを多用します。
言ってしまえばそう、
極めて岩魚向きの釣法なんです(笑)
その釣法に最も必要なスペックをこのミノーに求めた結果、
「いかにルアーを移動させずに暴れさせられるか」
というテーマを最重要視し、
”水噛みの良さ”だけに的を絞ったセッティングにしました。
決して万能タイプとは言えません。
が、自分で作るルアーだからこそ自分の理想のアクションを求めたいですからね^^
基本チャート系ではなく、ナチュラル系のカラーを好んで使う私ですが、
カラーについての自論はまた機会があればお話していこうと思います。
話が長くなっちゃうので(苦笑)
まだ重量を測る機器を購入出来ていないため、正確な重さはわかりませんが
おそらく4~5gはあるかと思います;;
ちなみに塗装に関しては、
以前simonさんが記事にてレクチャーして下さった「水性塗装」でチャレンジしました!
何しろものぐさな私。
シンナーでの塗料洗浄や換気システムなど面倒な事は出来る限り避けたかったもので・・^^;;
いざやってみて実感。
水性塗料良いですね!!
手ボケな私には何度もやり直しできるというのが非常に助けになります(;∀;)
こんな私でもなんとか一応ソレらしい(?)色を塗ることが出来て感激でした!
simonさん有難う御座いました!!(≧∀≦)

こちらはチャート系・派手系カラーを好む兄のリクエストがあったので、
出来はともかくプレゼント用にこしらえたピンクバック。

一番下の腹オレの落ち鮎風カラーは同僚のリクエストです。
―――――――――――――――――――――――――――――
と、まぁそんなこんなでスイムテストも兼ねて実釣にも行って来ました。

天気が良くて何よりです^^*

兄に渡すピンクバックが一番派手な泳ぎで、
止水のスローリトリーブでもぶりぶりと激しいウォブンロール。
浮き上がりにくさも合格です^^
兄が「アップで引いてもちゃんと泳ぎきるルアーが欲しい」と言っていたので、
これならいい仕事してくれそうです♪
スイムテストも一段落し、「さぁ釣るぞ!」と意気込んで渓を闊歩すると。
面白いように魚が出てくる出てくる!
自作のルアーにどんどん集まってくる!!
集まってくる!!!!
・・・・・が
全然掛けられません(;∀;)チーン
追わせても追わせてもなお、フックアップに至らず・・・;;;
こればっかりは私の技量不足より他ありません(恥
精進します!(ノ`O´♯)ノウォ!

しばらくコレくらいの可愛らしいヤマメ達と遊び、
手持ち無沙汰な私は、、、、、

しっかりと釣果を上げ帰路に着きました!!!(違
なかなかそう思うようにはいかんもんですよね・・;;当然です(--;;)
家に帰ってプレゼント用のルアーをラッピング。

ソレっぽくなりました(笑)
今回リクエストを受けて製作して感じたことがひとつ。
自分以外の誰かが使う為のルアーを作っていると、
そのルアーで魚を釣り上げた、その人の嬉しそうな表情を
自然と想像しながら作業している自分に気づきました。
無論そんなもの自己満足には違いないんでしょうが、
・・でも実はそれって自分にとってスゴク幸福な時間なんじゃないか、、
純粋に「有難い」と感じました。
映g・・ぃや、
ルアーを作るって、本当に素晴らしいものですね(;・㎜・;;;)(笑)
もっといいルアーを作りたい!
そしてもっと素晴らしい釣行がしたい!!
最高の時間の為に、日々努力ですね♪
これからも頑張ります!(≧Д≦)ノ
それではまた^^ノ
~Fin~
6~70年代の洋楽ばかりを聴いていた頃、正直80年代の音楽を毛嫌いしていた。
生々しく体温が滲み出るような音を飽食していた私の耳には、
80年代特有の空間系をふんだんに使ったドラムの音や、
整いすぎた丸いサウンドが好みでなかったのだ。
しかしながら、それは要は食わず嫌いだっただけの事。
今のバンドのドラマーと付き合い出してから、
80年代の音楽には80年代の音楽にしかない魅力がある事を教えてもらった。
そんな中で特に気になったのが、若き日のSTING率いる「POLICE」。
レゲエのもつ塩辛さをパンクサウンドに巧みに取り入れ、
無機質な”間”の中にある哀愁を効果的に前面に押し出したサウンド。
偏見無しに、単純に心の芯から、”カッコいい”と思った。
―――――――――――――――――――――――――――――
こんばんは!^^
先日お話したアユカラーが出来上がりました。
命名!
Wappaga Minnow
(わっぱが ミノー)
(わっぱが ミノー)
(´㎜`●)(笑)
「わっぱが」というのは秋田の方言で
解釈の仕方が多数存在する、ある意味不可解な言葉の一つですが、
この場合「程度の低い仕事」もしくは「全然ダメだめ~」的な意味合いでOKです。
何しろ諸先輩方のレベルにはまだまだ程遠いので、自虐的な意味合いとも言えます(笑)
下手なりにネームも挿入^^;
不器用な私に細かい細工は出来ないので、エラ部分はシンプルに、
ただ何も無いのは寂しいのでKuroneの”K”だけ入れてみました。
こだわったのはこの馬鹿でかいリップです(笑)
実は釣りにおいての私の基本スタイルは、
アップキャストで流れの脇や緩みに落としての”点”の釣り。
必要以上のリーリングは行わず、
あえて糸フケを出しながらのトゥイッチ・シェイキングでルアーをバタつかせるメソッドを多用します。
言ってしまえばそう、
極めて岩魚向きの釣法なんです(笑)
その釣法に最も必要なスペックをこのミノーに求めた結果、
「いかにルアーを移動させずに暴れさせられるか」
というテーマを最重要視し、
”水噛みの良さ”だけに的を絞ったセッティングにしました。
決して万能タイプとは言えません。
が、自分で作るルアーだからこそ自分の理想のアクションを求めたいですからね^^
基本チャート系ではなく、ナチュラル系のカラーを好んで使う私ですが、
カラーについての自論はまた機会があればお話していこうと思います。
話が長くなっちゃうので(苦笑)
まだ重量を測る機器を購入出来ていないため、正確な重さはわかりませんが
おそらく4~5gはあるかと思います;;
ちなみに塗装に関しては、
以前simonさんが記事にてレクチャーして下さった「水性塗装」でチャレンジしました!
何しろものぐさな私。
シンナーでの塗料洗浄や換気システムなど面倒な事は出来る限り避けたかったもので・・^^;;
いざやってみて実感。
水性塗料良いですね!!
手ボケな私には何度もやり直しできるというのが非常に助けになります(;∀;)
こんな私でもなんとか一応ソレらしい(?)色を塗ることが出来て感激でした!
simonさん有難う御座いました!!(≧∀≦)
こちらはチャート系・派手系カラーを好む兄のリクエストがあったので、
出来はともかくプレゼント用にこしらえたピンクバック。
一番下の腹オレの落ち鮎風カラーは同僚のリクエストです。
―――――――――――――――――――――――――――――
と、まぁそんなこんなでスイムテストも兼ねて実釣にも行って来ました。
天気が良くて何よりです^^*
兄に渡すピンクバックが一番派手な泳ぎで、
止水のスローリトリーブでもぶりぶりと激しいウォブンロール。
浮き上がりにくさも合格です^^
兄が「アップで引いてもちゃんと泳ぎきるルアーが欲しい」と言っていたので、
これならいい仕事してくれそうです♪
スイムテストも一段落し、「さぁ釣るぞ!」と意気込んで渓を闊歩すると。
面白いように魚が出てくる出てくる!
自作のルアーにどんどん集まってくる!!
集まってくる!!!!
・・・・・が
全然掛けられません(;∀;)チーン
追わせても追わせてもなお、フックアップに至らず・・・;;;
こればっかりは私の技量不足より他ありません(恥
精進します!(ノ`O´♯)ノウォ!
しばらくコレくらいの可愛らしいヤマメ達と遊び、
手持ち無沙汰な私は、、、、、
しっかりと釣果を上げ帰路に着きました!!!(違
なかなかそう思うようにはいかんもんですよね・・;;当然です(--;;)
家に帰ってプレゼント用のルアーをラッピング。
ソレっぽくなりました(笑)
今回リクエストを受けて製作して感じたことがひとつ。
自分以外の誰かが使う為のルアーを作っていると、
そのルアーで魚を釣り上げた、その人の嬉しそうな表情を
自然と想像しながら作業している自分に気づきました。
無論そんなもの自己満足には違いないんでしょうが、
・・でも実はそれって自分にとってスゴク幸福な時間なんじゃないか、、
純粋に「有難い」と感じました。
映g・・ぃや、
ルアーを作るって、本当に素晴らしいものですね(;・㎜・;;;)(笑)
もっといいルアーを作りたい!
そしてもっと素晴らしい釣行がしたい!!
最高の時間の為に、日々努力ですね♪
これからも頑張ります!(≧Д≦)ノ
それではまた^^ノ
~Fin~
2015年04月09日
釣初めと渓の祝福。
♪a-ha / Take On Me
80年代にヒットした白人バンド「a-ha」。
私はこのバンドの事は未だに詳しくは知らない。
知らないながら、子供の頃から無性に好きなPVだった。
何の番組だったかはよく覚えていないが、小学生の私はこのPVを目にしたとき
TVにかじりついて夢中になっていたのをよく覚えている。
漫画と現実の融合を表現した現代アートの先駆けのような手法。
当時としてはさぞ斬新だったに違いない。
PVの影響力。
”video killed the radio star”という歌にある通り、
「映像」はあまりに人の目に強く訴えかけ、本来の音楽の意味を薄めさえしてしまう事もある。
しかし逆を言えば、
音楽が持つ力を、「映像」は確かに大きく増幅する能力があるという事なのだろう。
――――――――――――――――――――――――――――――――
こんばんは!(●・д・)ノ
さてさて、
早速ですが近況を記していこうと思います!
まずは4月1日。
遅ればせながら今年の”釣初め”をして参りました。
まずは今シーズンの安全祈願を。
あんまり神様とか信じるタチではないんですが、荘厳な自然界に対してだけは畏怖・敬意を決して忘れません。

今年も「爛漫」です(笑)
この冬は例年に比べると積雪が少なかったとはいえ、
やはりまだ寒さは否めませんね~;;
釣初めとう事もあり、この日はゆっくり8時過ぎからのスタート。

久々の渓。
朝靄の中にキンと張り詰めた空気。
流れ落ち行く水の音以外は何も聴こえない。
あぁ・・・・やはり渓流は良いなぁ。
雪に足をとられながらひたすらキャストを繰り返し、
自作の竿の感触をじっくりと確かめてみる。
ヒュンッ ・・チャッ
ヒュンッ ・・チャッ
有難いことにキャスティングは製作時にイメージした通りの調子で、
何の違和感もなく狙ったポイントにルアーが入る。
ん・・・悪くない!^^
今は雪代真っ盛りの時期。
個々の着き場はさておき、食いついてくれるポイントとなるとだいぶ限られてくる。
可能性の有りそうな場所だけを丁寧に探続け・・・
んぐっ!

素敵な良型岩魚が歓迎してくれました!^^
浅いバイトながらグラスの柔軟な穂先がしっかりと粘ってくれて無事釣り上げることが出来ました。
やはり自作ロッドでの釣味はどんな高級ロッドでも敵いませんね♪
嬉しい嬉しい初釣果。
とりあえずロッドへの入魂が済み、ほっと一息。
嬉しさでニヤニヤしながら釣り上がると、
次に歓迎してくれたのは可愛らしいヤマメ。

この川は去年掲載したあの「ゴマメ」の育つ川。

まだ小さいながら、しっかりのその個性の片鱗を見せてくれました^^
頑張って大きくなれよ~(´3`)
この2匹以降はすっかり反応が無くなったのでこの日は帰宅しました。
2匹だけとはいえ初釣行では上出来!
今後に弾みの付く良いスタートが切れました♪^^
――――――――――――――――――――――――――――――――
そして2回目の釣行は4月7日。
今回は例の先輩と3人での釣行。

そう、
一応自作のルアーは”とりあえず形にはなりました。
しかしながら、セルロースの粘度が硬すぎたのか最初のシェイプとは似ても似つかないぼってりとした姿。
あげく塗装も初めての為、ムラだらけで個人的には納得のいかない仕上がり。。
リップも付けて間も無い為強度の不安もあり、「今回はまだ良いかな・・」と思いつつも、
せっかく先輩と行くのであれば”ダメもとで持ってってみよう”とポケットに忍ばせて山へと向かいました。

地元河川が雪代と雨の影響で全滅との情報があった為、少し離れた濁りづらい渓へ到着。
多少増水はしているものの、釣りにならないという程では無いようだった。

これがつい1~2ヶ月前にハンドメを始めた先輩の作品・・・
ね?! こんな良いルアーあっさり作るんですよ!(゜д゜;;;)
・・・なんなんだこの人は(-д-メ)苛苛苛w
器用にも程がある!
そりゃね、自分の作品に自信も持てなくなっちまいますよ(苦笑)
まぁおかげさまでレベルの向上という意味では張り合いが有りますが(´д`;
案の定先輩はしっかりと前回の失敗を克服し、しっかりと泳ぐ使えるルアーに仕上げて来ました。
さぁて・・・
それでは私の番だ。

浴槽で一応泳ぐ事は確認できたものの、
自作ミノーを実際の川で泳がすのは勿論初めて。
緊張の一瞬・・・
ヒュンッ
ッチャ!
にょにょにょにょyによにょよyにょっ!
泳いだあああああああああ!!!!ヾ(TдT)ノ゜゜・(感涙)
滅茶苦茶心配していただけに、本当に嬉しくて興奮しました!
その上その派手な泳ぎ・浮き上がりにくさ・水噛みの良さはまさに私の理想とするアクションでした(嬉泣)
いやぁ・・・ 本当に作れた、、(・л;●)
作って良かったぁ~!!!
これだけですっかり満足の釣行。
先輩も自分のルアーがしっかり泳いだことに満足し、
「もう帰っても良いや!あははは」と
二人して超ご機嫌(笑)
とはいえせっかくここまで来たんだから、
”しっかり自作ミノーで釣り上げて帰ろう”と気合を入れ直しての釣り上がり開始。
しかしながら川のコンディションが思いのほか悪く、反応は無い。
そこで思い切って近隣の河川に変更した。
すると、変更した川で幸先良く先輩が綺麗なヤマメを釣り上げた。
「ここならいけそうだ」と
気になるポイントをテンポ良く探っていくと・・・
きっ・・・・
っきたあああああああ!!!!!!!!!

岩魚 32cm
初めて作ったミノーで、
それもそのミノーでの初めての釣果が尺越えの岩魚!!!
おまけに釣り上げたのは作ったばかりの自作の竿!
・・・こんな嬉しい事がありますか(●TдT)(再嬉泣
もう辞められません、ハンドメイド。
あまりに出来すぎたシナリオ。
当然実力なんかじゃ無いでしょう。
それでも、運とタイミングがもたらしたこの素晴らしい出来事は私を強く勇気付けてくれました!

ありがとう・・
本当にありがとう岩魚ちゃん;;;

不細工ながら良い仕事をしてくれた私の可愛い第一子。
”もっと、、もっと納得のゆく良いルアーを作ろう。。。”
初めからこんな恩恵を受けられたのはひとえに皆さんのアドバイスによるものです。
きっかけを与えてくれた(まんまと?w)先輩にも本当に感謝しています。
今回のルアーに驕らず、どういう理由でどういうアクションになるという
具体的な部分をしっかりと掴んで今後に活かしていきたいと思います。
これからも何かと助言を乞うかと存じますので、皆さんどうかよろしくお願いします!
P.S.
現在鮎カラーで数本増産中です。

私の考え方では特にベイトを意識しているわけではないのですが、
単純に、
なんとなく鮎カラーが好きなんですw
釣りを始めた当初から、理由も無く”釣れる”ような気がしてならないのが鮎カラー。
何故か私は迷ったときはいつもこの色を選ぶ性癖があるんです。
最初のルアーよりはいくらかマシな仕上がりになるよう、現在奮闘中です。
完成したらアップしますね^^
それではまた!^^ノ
~Fin~
80年代にヒットした白人バンド「a-ha」。
私はこのバンドの事は未だに詳しくは知らない。
知らないながら、子供の頃から無性に好きなPVだった。
何の番組だったかはよく覚えていないが、小学生の私はこのPVを目にしたとき
TVにかじりついて夢中になっていたのをよく覚えている。
漫画と現実の融合を表現した現代アートの先駆けのような手法。
当時としてはさぞ斬新だったに違いない。
PVの影響力。
”video killed the radio star”という歌にある通り、
「映像」はあまりに人の目に強く訴えかけ、本来の音楽の意味を薄めさえしてしまう事もある。
しかし逆を言えば、
音楽が持つ力を、「映像」は確かに大きく増幅する能力があるという事なのだろう。
――――――――――――――――――――――――――――――――
こんばんは!(●・д・)ノ
さてさて、
早速ですが近況を記していこうと思います!
まずは4月1日。
遅ればせながら今年の”釣初め”をして参りました。
まずは今シーズンの安全祈願を。
あんまり神様とか信じるタチではないんですが、荘厳な自然界に対してだけは畏怖・敬意を決して忘れません。
今年も「爛漫」です(笑)
この冬は例年に比べると積雪が少なかったとはいえ、
やはりまだ寒さは否めませんね~;;
釣初めとう事もあり、この日はゆっくり8時過ぎからのスタート。
久々の渓。
朝靄の中にキンと張り詰めた空気。
流れ落ち行く水の音以外は何も聴こえない。
あぁ・・・・やはり渓流は良いなぁ。
雪に足をとられながらひたすらキャストを繰り返し、
自作の竿の感触をじっくりと確かめてみる。
ヒュンッ ・・チャッ
ヒュンッ ・・チャッ
有難いことにキャスティングは製作時にイメージした通りの調子で、
何の違和感もなく狙ったポイントにルアーが入る。
ん・・・悪くない!^^
今は雪代真っ盛りの時期。
個々の着き場はさておき、食いついてくれるポイントとなるとだいぶ限られてくる。
可能性の有りそうな場所だけを丁寧に探続け・・・
んぐっ!
素敵な良型岩魚が歓迎してくれました!^^
浅いバイトながらグラスの柔軟な穂先がしっかりと粘ってくれて無事釣り上げることが出来ました。
やはり自作ロッドでの釣味はどんな高級ロッドでも敵いませんね♪
嬉しい嬉しい初釣果。
とりあえずロッドへの入魂が済み、ほっと一息。
嬉しさでニヤニヤしながら釣り上がると、
次に歓迎してくれたのは可愛らしいヤマメ。
この川は去年掲載したあの「ゴマメ」の育つ川。
まだ小さいながら、しっかりのその個性の片鱗を見せてくれました^^
頑張って大きくなれよ~(´3`)
この2匹以降はすっかり反応が無くなったのでこの日は帰宅しました。
2匹だけとはいえ初釣行では上出来!
今後に弾みの付く良いスタートが切れました♪^^
――――――――――――――――――――――――――――――――
そして2回目の釣行は4月7日。
今回は例の先輩と3人での釣行。
そう、
一応自作のルアーは”とりあえず形にはなりました。
しかしながら、セルロースの粘度が硬すぎたのか最初のシェイプとは似ても似つかないぼってりとした姿。
あげく塗装も初めての為、ムラだらけで個人的には納得のいかない仕上がり。。
リップも付けて間も無い為強度の不安もあり、「今回はまだ良いかな・・」と思いつつも、
せっかく先輩と行くのであれば”ダメもとで持ってってみよう”とポケットに忍ばせて山へと向かいました。
地元河川が雪代と雨の影響で全滅との情報があった為、少し離れた濁りづらい渓へ到着。
多少増水はしているものの、釣りにならないという程では無いようだった。
これがつい1~2ヶ月前にハンドメを始めた先輩の作品・・・
ね?! こんな良いルアーあっさり作るんですよ!(゜д゜;;;)
・・・なんなんだこの人は(-д-メ)苛苛苛w
器用にも程がある!
そりゃね、自分の作品に自信も持てなくなっちまいますよ(苦笑)
まぁおかげさまでレベルの向上という意味では張り合いが有りますが(´д`;
案の定先輩はしっかりと前回の失敗を克服し、しっかりと泳ぐ使えるルアーに仕上げて来ました。
さぁて・・・
それでは私の番だ。
浴槽で一応泳ぐ事は確認できたものの、
自作ミノーを実際の川で泳がすのは勿論初めて。
緊張の一瞬・・・
ヒュンッ
ッチャ!
にょにょにょにょyによにょよyにょっ!
泳いだあああああああああ!!!!ヾ(TдT)ノ゜゜・(感涙)
滅茶苦茶心配していただけに、本当に嬉しくて興奮しました!
その上その派手な泳ぎ・浮き上がりにくさ・水噛みの良さはまさに私の理想とするアクションでした(嬉泣)
いやぁ・・・ 本当に作れた、、(・л;●)
作って良かったぁ~!!!
これだけですっかり満足の釣行。
先輩も自分のルアーがしっかり泳いだことに満足し、
「もう帰っても良いや!あははは」と
二人して超ご機嫌(笑)
とはいえせっかくここまで来たんだから、
”しっかり自作ミノーで釣り上げて帰ろう”と気合を入れ直しての釣り上がり開始。
しかしながら川のコンディションが思いのほか悪く、反応は無い。
そこで思い切って近隣の河川に変更した。
すると、変更した川で幸先良く先輩が綺麗なヤマメを釣り上げた。
「ここならいけそうだ」と
気になるポイントをテンポ良く探っていくと・・・
きっ・・・・
っきたあああああああ!!!!!!!!!
岩魚 32cm
初めて作ったミノーで、
それもそのミノーでの初めての釣果が尺越えの岩魚!!!
おまけに釣り上げたのは作ったばかりの自作の竿!
・・・こんな嬉しい事がありますか(●TдT)(再嬉泣
もう辞められません、ハンドメイド。
あまりに出来すぎたシナリオ。
当然実力なんかじゃ無いでしょう。
それでも、運とタイミングがもたらしたこの素晴らしい出来事は私を強く勇気付けてくれました!
ありがとう・・
本当にありがとう岩魚ちゃん;;;
不細工ながら良い仕事をしてくれた私の可愛い第一子。
”もっと、、もっと納得のゆく良いルアーを作ろう。。。”
初めからこんな恩恵を受けられたのはひとえに皆さんのアドバイスによるものです。
きっかけを与えてくれた(まんまと?w)先輩にも本当に感謝しています。
今回のルアーに驕らず、どういう理由でどういうアクションになるという
具体的な部分をしっかりと掴んで今後に活かしていきたいと思います。
これからも何かと助言を乞うかと存じますので、皆さんどうかよろしくお願いします!
P.S.
現在鮎カラーで数本増産中です。
私の考え方では特にベイトを意識しているわけではないのですが、
単純に、
なんとなく鮎カラーが好きなんですw
釣りを始めた当初から、理由も無く”釣れる”ような気がしてならないのが鮎カラー。
何故か私は迷ったときはいつもこの色を選ぶ性癖があるんです。
最初のルアーよりはいくらかマシな仕上がりになるよう、現在奮闘中です。
完成したらアップしますね^^
それではまた!^^ノ
~Fin~