♪Marvin Gaye / What's Going On
私は体調によって聴きたい音楽が変わることが度々ある。
基本的に私はいつでもSOUL系を好んで聴きはするが、疲れてるときに情熱的なサザンソウルはちと重い。
その点、ノーザンソウル(モータウン系)の洗練された楽曲は体調に関係なく心地よく聴けるような気がする。
モータウンレーベルを代表するソウルシンガーの筆頭であるマーヴィン・ゲイという男。
コテコテのリズム&ブルーズでその圧倒的歌唱力でチャートを独占した初期。
タミー・テレルと共に、小鳥がさえずるようなキャッチーなデュエットを聴かせた中期。
タミーの死後、精神を病みながらも苦悩の中で社会的問題に真っ向から訴えかけた後期。
彼の人生はブルースそのものであり、その人生から生み出された響きはまさにソウルそのものだった。
洗練の中に熱い高ぶりを、類稀なる表現力で綴り続けた彼の楽曲はいつ聴いても胸のうちに染み渡る。
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と、いうわけでそんなマーヴィン・ゲイの曲を聴きながら今夜もハンドメイドに勤むくろねです。(●゜m゜)
いや~、
予想はしておりましたがやはり予想通り、
ハンドメイドは相当な根気が必要な作業ですね!!!;;
ビルダーの皆さんを改めて尊敬し直しました(-_-;;;
不器用な私はカッターだとどうしてもザックリ必要以上に刃を入れてしまう恐れがあるので成形はペーパーのみ。
番手は荒いものから始めはしますが、やはり時間はかかります。
こうしてコシコシと何十分もバルサを擦っていると、そりゃ愛着も湧いてきます^^;
シンカーの位置に関しては試作品を何度か風呂場でバランスを見ながら、
確信は持てないながら一応考慮しつつ決定しましたが、
そもそものシェイプに関しては完全にフィーリングです(笑)
細目のペーパーで表面を整えながらセルロースで数回ドブ浸けと乾燥を繰り返し・・・
アルミを張ってさらにドブ浸けし乾燥・・・
とりあえず形だけは土台が出来上がりました!(>∀<。)ノ
いやはや、実はアルミ貼るのも相当難儀致しました;;
カーナビのフィルムアンテナも上手に貼れた試しの無い私。
何度も曲がっては直し、挙句シワだらけ。
上手くいったかと思い油断しているとうっかり爪を当ててしまいまたやり直し;
本当、繊細な作業ですね~(><)
それでもなんとかブランクの状態まで漕ぎ着けて嬉しかったです^^
ただ、この状態ではまだ不安要素を沢山かかえたままである事には違いありません・・
それというのも、
先日ルアー作りをしている先輩の作品の一部を見せてもらったんですが
それはそれは素晴らしい仕上がりで、商品として売っていてもおかしくない見た目だったんです。
しかしながら先輩は、「こいつら見た目は良いんだけど泳ぎがなぁ・・;」と一言。
いやまさかそんなはずはと、そのルアーを借りて風呂場で試してみると・・・
ま・・・まるで泳がないじゃないですか;;;;;
本当だった・・(汗
【形がどーこー、シンカーがどーこー、さぁうまく塗装できるんだろうか}
・・なんて事ばかりに頭が集中してしまっていた私に衝撃が走りました。;;
そう!ちゃんと泳いでくれなきゃ意味が無いんだった(;;;;゜Д゜)
もちろん器用な先輩はきちんと問題点をクリアして作り直すのでしょうが、
形ができてきただけで浮かれていた私には気を引き締め直すいい勉強になりました。
先輩の作品なので掲載は遠慮しておきますが、
本当に見た目には素晴らしいミノーなんです!
シェイプや塗装も綺麗なのは勿論、沈下姿勢も悪いようには見えない。
リップだって位置や角度なんか市販されているバルサミノーとそう違いは無い。。
それでもどこかに原因があるんだろうなぁ~;;
ん~。。難しい;;;;;
実用の為のルアーとしては泳ぐ事が大前提。
「泳ぐ」ためのバランスの妙、考察の重要性を改めて考えさせられました。
ビルダーのみなさんは「泳ぐ」ミノーにする為に特に心がけている事などございますか?
もちろん「そんな事山ほど試行錯誤して自分の感覚で覚えろよ」というのが正論かとは思いますが、
もし何かヒントのようなものでも頂けると有難いです(;∀;)
~Fin~