今日は休日だったのでひとりでスノボーしに行ってまいりました。
きっとクリスマスだからカップルがうじゃうじゃいるんだろうな・・なんて事を思って着いてみたら。。。
!((((;゚Д゚))))・・・
カップルどころか猛吹雪視界ゼロ!(汗);;;
そら人自体少ないわけだw
それでもせっかく微妙な遠出してしまったので(迂闊;)、きっちり券買ってラストまでこなしてきましたよ。
くたびれた~
(´Д` )
と。。まぁ余談はコレぐらいにして本題に入りますね。(笑)
昨日に引き続き道具の話です。
今日はロッド編。
さて、ロッドの話をするからにはミッチェルのように「単純に思い入れです」と紹介するわけにもいきません。
何しろ竿ほどその人その人の釣りのスタイルを代表している物も無い(と思っている)ので。
事実、たった3年程の釣り歴の私ですが、スタイルの変化に伴い何本か竿を変更して来ました。
私の竿の経歴は、
まず1年目、
【スミス・マジカルトラウト50HUL】
この竿は硬すぎず柔すぎず、今流通している主流のルアーを扱うにはバランスのとれた竿だった記憶があります。
(とは言え実は最初に持ったのはスミスのもっと古い竿でしたが、速攻折ったのでカウントに入れません(笑))
有難いことにミッチェルの馬鹿デカイ足(リールフット)も受け入れてくれる設計で、特に苦労せずに扱えましたが
リールシートの材質の今時感が好みで無く、後半ラインをPEに変えたところトラブルだらけになってしまいました。
(単純にキャストが下手なせいだったんですけどね(苦笑))
そして2年目⇒
【自作竿50UL】→
【アンリパ・シルファー53L】
上記の不満点を解消すべく竿の買い替えを検討しましたが、資金もそれ程溜まっておらず、
ミッチェルのデカ足に合う物が市場に見当たらなかったので自作する事を決意しました。
ちなみに当ブログのトップに貼ってある竿がそれです。
材料は中古でお安く手に入れた長いカーボン竿。
テーパー・硬さを考慮しながら前年の竿のフィーリングと同等になるよう加工し、
PEの糸絡みを防ぐ為にチタンKガイドを取り付けました。
何しろ初めての作業。不安でいっぱいでしたが素人作業ながらそれは思った以上に出来が良く、
それはそれはテンションが上がりました。
その上、流行に流されるまま私自身も持ちルアーが段々とヘビーシンキングになりましたが、
アクションの面で若干物足りない感はありましたが、それでもキャストは全く問題無し。
実は夏場うっかり竿先を折ってしまい、悲しい事に4.9フィートになってしまったのですが、
この竿は本当に素敵な思い出達を沢山連れてきてくれました。
ところが夏のボーナスを迎え、無論自作竿は気に入ってはいたものの物欲が抑えられず(笑)
シルファー53Lを購入。
シャープな振り抜け、飛距離、ティップ感度の良さ、バットの強さ。
それはヘビーシンキングを扱う事に関しては素晴らしい性能を持ち、私は雑誌に書いてあるままに
流行のハードロッド+PEライン+ヘビーシンキングミノーを使い、
狙ったレンジにドーンと沈めて鬼トゥイッチというバリバリのイマドキスタイルで釣りをし続けシーズンを終えました。
ホント、、雑誌に影響されすぎですよね(笑)
そして三年目(今年)⇒
【テーパー&シェイプ・ジャパントラウト53L】
シーズンが開けて暫くは前年と同じバリバリスタイル(笑)で釣りを続けていましたが、そんな中でも様々な疑問や思惑が交錯していました。
確かにこのスタイルはレンジも狙いやすく、感度も良く、硬い為多少バラしがあるもののその力強さ故掛かった後の安心感もある。
だが、、果たしてこれでいいのか?
自分の求めていた釣りの楽しさはこういう事なのか?
フッキング後、強引に巻いてあっさりと自分の元へ寄って来てしまった大物を見ながら、私はそんな事を考え続けていました。
そして気がつけば夏のボーナス到来!(また物欲シーズン到来www)
「そうだグラス竿だ!釣り味が良くてミッチェルに似合うのはやっぱりグラスだろう!!」
と..陽気に短絡的に考えたものの、いわゆるオールドのグラス竿といえばグネングネンのスローテーパー・・・
グラム問わず、それでトゥイッチなど、少なくとも私の様なものの技術ではとてもとても・・・。
そこで思い出したのが以前雑誌で見かけたジャパントラウト。
「グラス特有の粘りを持ちつつ、テーパーの工夫によりルアーアクションも自在」
すぐ食いつきました(笑)
実際この竿に変えてからというもの、想像していた以上に前にも増して釣りが楽しくなりました。
ちなみにライトアクションとは言えカーボンロッドのそれとは違い、だいぶ柔らかいです。
小物が掛かってもしっかり曲がり、視覚的にもわくわくします。
その為、ヘビーシンキングにばかり頼っていった釣り方も、徐々にスローシンキング~フローティングをメインに使いこなせるように進化。
柔らかいロッドでのキャストの仕方・ルアーの乗せ方、トゥイッチのかけ方はこんなにも手法が違うのか!という驚きがあり、
魚の釣り方という物を一から考える良いきっかけになりました。
単純に釣果に関しては去年の方が良い結果は残せましたが、
今年はスタイルの面で大きな変化があり、その影響で釣り方の概念も変わり、
去年よりも"狙って釣る釣り"に一歩近づけた有意義なシーズンでした。
来年はこのスタイルで、より細分化した誘い方を研究していきたいと思います。